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【慶余年】39話と40話のあらすじ。影子の正体!影子は誰?

歴史 / 時代劇
©Tencent Pictures Culture Media Company Limited ©New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
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【慶余年~麒麟児、現る~】39話と40話。言氷雲を助け出した范閑は、いよいよ本格的に動きはじめます。今回の注目ポイントは、影子が誰なのかということ。この記事では、ネタバレ感想のほかに影子の正体に関する情報をお届けします。

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【慶余年】39話のネタバレ

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范閑が言氷雲を助け出そうとしたところに、沈重がやって来て「都に潜む密偵の名前をいえば言氷雲を解放する」と言います。

しかし、言氷雲が名前を吐かなかったので、沈重は范閑を殺してでも絶対に言氷雲を渡すものかと実力行使にでようとしました。

そこへ、范閑の救援として海棠朶朶が登場。

海棠朶朶が「言氷雲の解放は、皇帝も皇太后も賛同している」と伝えると、沈重はしぶしぶ解放を認めました。

そうして解放された言氷雲でしたが、自分の解放は肖恩の身柄と引き換えだったと知ると「奴を解放するぐらいなら、私が死ねば良い!」と激怒します。

范閑は言氷雲の怒りを鎮めながら手当てをし、これまでの経緯を話します。

話を聞いた言氷雲は、何道人と范閑が通じていることは沈重にバレているに違いないと言いました。

事実、沈重は何道人の裏切りを見抜いており、今まさに何道人を殺そうとしていたのです。

何道人は以前に、沈重に嘘の報告をし、上杉虎と范閑が結託していると匂わせました。

しかし沈重は、厳重に監視している范閑が上杉虎と接触できるとは思えないことから、何道人が嘘をついていると疑ったのです。

沈重が何道人を殺そうとしたその時、配下が報告をしにきました。

配下によれば、范閑が上杉虎の配下と接触していたとのことでした。

それを聞いた沈重は、何道人への疑いを取り下げ殺すのをやめます。

しかし実は、范閑が上杉虎の配下と接触していたのは、初めから何道人が疑われることを見越していた范閑の策でした。

北斉の皇帝に召された范閑は、沈重を殺す代わりに肖恩の監禁場所を教えてもらいました。

その後、范閑は上杉虎に会いに行って協力を持ちかけ、共通の敵である沈重を殺す計画を話し合います。

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【慶余年】39話の感想

言氷雲は、沈重の妹を突き放してわざと自分から離れさせようとしているようです。

彼は疑い深くて冷たいようにも見えますが、国のことを第一に考える情熱も感じられました。

それにしてもシャオ・ジャンは、衣装が薄着だと体の細さが際立ちますね。

范閑と上杉虎が、2人乗り(馬)をするシーンがとても良かったです。

范閑役のチャン・ルオユンは高身長(181cm)なはずですが、上杉虎とのニケツだと小柄に見えて可愛らしい!

しかも、ニケツを通じて いとも自然に相手との距離を縮めてしまうのも凄いです。

やはり范閑は、まごうことなき“人たらし”なのかもしれません。

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【慶余年】40話のネタバレ

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大金の横流し

范閑は言氷雲に自分の計画を伝えます。

すると言氷雲は「沈重を殺してはならない」と繰り返し主張し、理由を以下のように説明しました。

・北斉の内庫の帳簿を確認したところ、鑑査院にある帳簿と大きく異なっていた

・おそらく、沈重を通じて慶国に大金を横流ししている人物がいる

・その金は、最高レベルの私兵や武器を揃えられるほどで、謀反を起こすのに十分な金

・おそらく沈重の目的は、金ではなく慶国の内乱を引き起こすこと

横流しの真相を吐かせたいから沈重を殺してはならない、というのが言氷雲の主張でした。

しかし、明日にでも沈重を殺すつもりの范閑は言氷雲と衝突してしまいます。

肖恩の救出

上杉虎一行は、范閑から教えてもらった場所へいき肖恩を救出しようとするも、待ち構えていた沈重の兵に囲まれてしまいました。

上杉の配下たちは上杉虎だけを逃がした後、自分らは何の証拠も残さないようにと焼身自殺をします。

現場からは肖恩と思わしき焼身遺体も見つかりましたが、実は肖恩は生き延びていました。

しかし、それを想定していた沈重は、仮に肖恩が生きていても殺せるようにと、あらかじめ逃走経路に何道人と狼桃を待機させていたのです。

最初に肖恩を待ち構えていたのは何道人でしたが、彼は范閑と通じているので攻撃もそこそこに肖恩を逃がします。

次に待っていた狼桃が肖恩に襲いかかりました。

ひそかに様子を窺っていた范閑は、肖恩が殺されそうになったところで助け出し、肖恩を抱えて崖から飛び降ります。

2人は何とか助かったものの、狼桃から受けた傷が致命傷になってしまった肖恩は己の死を悟りました。

一方の慶国。

以前から鑑査院長と影子が何かを隠していると疑っていた費介(范閑の師匠)は、影子を毒で眠らせ北斉からの報告書を奪いとります。

ついでに影子の覆面を取って顔を確かめると、知っている顔だったので驚きました。

費介は院長のところへ乗り込み「なぜ黒騎を撤退させ、范閑を危険にさらしたんだ」と責め立てます。

すると院長は、すべては肖恩に秘密を吐かせるためであり、范閑にならば肖恩はその秘密を打ち明けるはずだと言うのです。

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40話の感想と考察

言氷雲にしろ上杉虎にしろ、それぞれが国のために忠義を尽くそうとする姿に思わずうるっときました。

沈重でさえも国を思っているという、悪一辺倒ではないキャラクターの描き方が好き。

その点、范閑は現代の記憶と価値観を持っているので簡単に命を投げ出したりはしませんが、別のところで熱さを見せてくれるのが魅力です。

もしかすると、北斉の内庫から大金を横領している人物こそが本当の黒幕でしょうか。

范閑の読みどおりに、その人物が謀反の準備をしているのだとすれば、皇太子ではないように思います。

(皇太子ならば、謀反を起こさなくてもいずれ皇帝になれるから)

その観点からすると、二皇子のほうが動機はありそうですが、今のところ長公主との繋がりが描かれていないので何とも言えません。

ただ朱格のように、長公主との直接的な関わりが描かれていなくても伏線がしっかり張られているケースも考えられます。

その場合は、初見では気づけない伏線も多そうです。

*次回41話と42話のネタバレ感想はこちら
↓↓影子の正体についてネタバレ↓↓

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影子の正体!影子は誰?

影子の正体について、最初にネタバレ無しの情報から。

まずは、影子が他の誰かと同一人物なのではないかという説ですが、これに関しては手っ取り早く確認する方法があります。

それは、影子役のキャストが誰かを確認することです。

いくら作中で覆面をしていても、演じているキャストさえ分かればある程度は正体を絞れるはず。

以下、ややネタバレ有り。

実際にキャストを確認してみたところ、影子を演じているのは王一夫という人物で【慶余年】の副導演でした。

キャスト一覧と照らし合わせてみましたが、王一夫が重複して演じている登場人物はいなさそうです。(少なくともメインキャラの中にはいません)

このことから、“誰かと同一人物”という線は薄いと考えられます。

以下は中国のウェブサイトによる完全ネタバレ有り。

人民冊によると、影子の正体は四大宗師である四顧剣の兄弟とのこと。

四顧剣は東夷人なので、影子ももともとは東夷人ということですね。

そんな彼がなぜ慶国の鑑査院に入ることになったのかは、今後のストーリーで明らかになるでしょう。

ちなみに、演じる王一夫は1993年生まれの若い男性で、こちらの記事には顔写真も載っています。

「慶余年~麒麟児、現る~」©Tencent Pictures Culture Media Company Limited/©New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.