「慶余年」シーズン2第18話のあらすじネタバレ
范閑は皇太子や林若甫から“科挙に合格させたい人物のリスト”を渡されたものの本当は受け取りたくありませんでした。ただ、ニ皇子を倒すためには皇太子の後ろ盾が必要であり、林若甫は将来義父となる人物なので 2人とは対立したくないという思いもありました。
その後、受験生たちの様子を見に行った范閑は楊万里の姿を見つけます。貧しいながらも役人を目指している楊万里の話を聞いた范閑は触発され、鑑査院の石碑を見に行きました。その石牌は母の葉軽眉が生前に残したもので、平等思想の言葉が刻まれています。
范閑は石牌に刻まれた文字を読みながら受験生たちに思いを馳せ、平和で平等な世界を作ろうとしていた母の意志を継ぐことを決めるのでした。
慶帝に謁見した范閑は火傷を負った慶帝のために軟膏を持ってきたと言いますが、慶帝は別の目的があるのだろうと見抜きます。
范閑は春の科挙について話を切り出し、自分が科挙の監督官に選ばれて以来 たくさんの人からリストを渡されたが 自分は科挙を公平なものにしたい、そのためには慶帝の助けが必要だと言いました。慶帝は范閑の盾になることを約束し、范閑に軟膏を塗ってもらいます。
翌日、范閑は皇太子にリストを返しに行きました。その帰り道、范閑は秦恒からリストを渡されるも、今回の科挙は才能と実力のみを重視すると言って受け取りませんでした。
そして、林若甫からもらったリストも返しに行きました。林若甫は怒ったものの、最終的には范閑を支持することに決めます。
范閑は郭錚に会いに行き、科挙の規則やタブーが詳しく書かれた冊子を受け取ります。しかし実は、郭錚は二皇子と通じていたのでした。
そんな中、范思轍と郭保坤が范家に戻ってきました。范閑は郭保坤に、獄中にいる郭保坤の父親(←礼部尚書だった)から科挙の規則について詳しい話を聞いてほしいと頼みます。范閑は郭錚から冊子をもらったものの、冊子の内容に罠があるかもしれないと疑っていたのです。
郭保坤は范閑に一刻も早く父・郭攸之を助けてほしいと懇願しました。范閑は命を助けることはできても、役人に復帰することはできないだろうと答えます。