「慶余年」シーズン2第27話・28話のあらすじネタバレと感想。
范閑は慶帝に新婚旅行の休暇を願い出ました。そして、范閑は内庫の赤字を埋めるだけでなく、救済のための資金を調達することを約束します。慶帝は范閑に任せてみることにしました。
「慶余年」シーズン2第27話のあらすじネタバレ
長公主は林婉児の結婚式を邪魔しなかったニ皇子に感謝しました。二皇子は、たとえ范閑と林婉児の結婚式を邪魔したとしても、慶帝はどのみち范閑に内庫を引き継がせたに違いないと言葉を返します。長公主はしばらく京都にとどまり様子を見ることにしました。
范閑は慶帝に謁見し新婚旅行の休暇を願い出ました。慶帝は承諾しつつも、范閑が2千万両もの赤字を補填できないのではないかと心配し、また、北斉との戦で国庫を使い果たしているため民を救済するための金も必要だと話します。
范閑は内庫の赤字を埋めるだけでなく、救済のための資金も調達することを約束しました。慶帝は范閑にやらせてみることにします。
新婚旅行の行き先である蒼山へは、林婉児と王啓年、范思轍、若若が同行しました。道中、范閑は范思轍に、京都の店主たちを蒼山に招くよう頼みます。
招待状を受け取った京都の店主たちは、范閑が自分たちから2千万両をだまし取ろうとしているのではないかと警戒し都察院に相談しました。
都察院の御史たちは范閑を汚職で糾弾しようと躍起になりますが、賀宗緯だけは黙っていました。のちに賀宗緯は范閑に密書を送り、都察院が范閑を糾弾しようとしていることを知らせます。
范閑一行は蒼山に到着し、店主たちも続々とやって来ました。一室に集められた店主たちは、結婚祝い以外の金は絶対に出さないようにしようと一致団結します。
そんな中、范閑が演説を始めました。范閑はまず「国債」について説明し、国庫債券(*国の経費を賄うための借金の証書として発行される証券のこと)を発行することを発表します。そして、2千万両分の国庫債券を用意したこと、それを店主たちが自発的に購入できるようにしたことも説明しました。
「国債(こくさい)」とは、国が発行する債券のことです。国が発行するため、相対的に安全性が高く、元本割れのリスクがほとんどありません。
国債を購入することは、一定期間、国にお金を貸すことと同義で、投資家は債務者である国から利子を受け取ることができます。 債券自体は、「投資家から一定期間お金を借りたことを証明する借用証書」とも考えることができるでしょう。 通常、国家に対する信用力は市町村や企業よりも高くなります。
moneiroから引用
店主たちは国債についていまいち理解できず、范思轍が演説を引き継ぎます。范思轍は分かりやすい言葉で国庫債券の利点を説明し、また、范閑に対する慶帝の信頼が厚いことも証明するため 慶帝が范閑の結婚祝いに贈った手書きの額縁をこの場に持ち出しました。
一方、五竹は若若を連れ出し、葉軽眉が遺した兵器銃の使い方を教えます。この銃は四大宗師を倒すことができるというシロモノで、五竹は范閑がいつか四大宗師に命を狙われるかもしれない時のために備え、若若に銃の使い方をマスターさせようとしているのでした。
*一部、Baidu百科のあらすじを参考にしています。