「慶余年」シーズン2第32話のあらすじネタバレ
范閑に会いに行った林婉児は 短剣を取り出し梨を剝き始めました。しかし、力が入りすぎるあまり手が震えます。范閑がただならぬ空気を察する中、林婉児は兄・林珙の死について切り出しました。范閑は牛欄街暗殺事件の黒幕が林珙であることを知っていたことを認めます。
林婉児は林珙を殺したのかと尋ね、范閑は殺していないと答えました。すると、林婉児は「殺した犯人を知っているか、知っているならそれは誰なのか、范閑に近しい人物なのか」と問い詰めます。范閑の反応から、五竹が林珙を殺したのだろうと察した林婉児は五竹を殺して林珙の仇を討とうと考えますが、范閑は林婉児を止めようとします。
その頃、皇后は慶帝の寝殿に押しかけていました。皇后は一族が皆殺しに処されて以来ずっと慶帝を避けていたことを謝罪し、自分から皇后の座を取り上げてほしいと懇願します。また、范閑に会って一族の罪を謝罪したいと申し出ましたが、慶帝は皇后が范閑に会いに行くことを認めず、皇后の座もはく奪しないと言いました。
皇后は最後に、広信宮で起きた范閑の暗殺未遂について話し、暗殺を企てた長公主を罰してほしいと懇願します。しかし、慶帝は皇后が長公主に濡れ衣を着せたことを見抜いており、皇后とは二度と会わないことを宣言しました。その頃、鎖に繋がれている費介は、自分が監禁されたのは江南の殺人事件を深く追及しすぎたからだと気づきます。
一方で、范閑そっくりの人形が馬車に乗せられ、懸空廟に連れて行かれました。これは、五竹をおびき出すための慶帝の策略でした。慶帝の狙いどおり、五竹は馬車を追ってこっそり范閑の人形を護衛しました。すると、五竹の前に神廟の使者が現れます。使者は五竹そっくりの格好をしていました。
使者は五竹に神廟に帰るよう促し、葉軽眉の息子である范閑も連れ帰ろうとします。五竹は范閑を守るために使者と戦い、両者は激しい戦いを繰り広げました。結果、相討ちのような形で決着がつきますが、生き延びた五竹はこの場から逃げ去ります。
使者の死体は慶帝のもとに届けられ、慶帝が使者の傷口を確かめると、血ではなく金属のようなものが流れ出ていました。慶帝は使者が生身の人間ではないことを知ります。慶帝は庭園の奥にある建物に范閑を連れて行きました。その一室には、葉軽眉の肖像画が飾られていました。
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