「慶余年」シーズン2第33・34・35話のあらすじネタバレと感想。
范閑一行の船が江南へ向かう中、船を襲撃しようとする者たちがやって来ます。その者たちは明家からの報酬金と引き換えに船を襲撃しに来たのだと言いますが、実は二皇子が明家の仕業に見せかけていて……。
「慶余年」シーズン2第33話のあらすじネタバレ
慶帝は葉軽眉と出会った当初のことを范閑に話して聞かせ、「江南へ行って葉軽眉が遺した財産(三大坊)を見に行くように」と言いました。
范閑は慶帝が自分の父親であることを確信しますが、慶帝にとって自分は息子なのか駒なのか分からず思い悩みます。
林婉児のもとを訪れた五竹は、范閑を江南へ行かせて欲しいと繰り返し伝えました。林婉児は兄の林珙を殺したかと尋ね、五竹はそれを認めます。
林婉児は五竹を殺して兄の仇を討ちたい気持ちはあったものの、真気を失ってしまった范閑を守れるのは五竹しかいないことを分かっていました。五竹はいつか范閑にとって自分が不要になる時が来たら、その時は死を受け入れると言うのでした。
江南へは王啓年と三皇子、史闡立が同行することになりました。出発前、皇子らや范建、柳如玉が范閑を見送りに来ます。
船が出発すると、ギリギリになって林婉児が范閑を見送りにきます。2人は涙を浮かべつつも笑顔で別れるのでした。
范閑一行の船が江南へ向かう中、船を襲撃しようとする者たちがやって来ます。その者たちは明家からの報酬金と引き換えに船を襲撃しに来たのだと言いますが、実は二皇子が明家の仕業に見せかけていたのでした。
その頃、二皇子は「三大坊」を管理している明家を訪れていました。二皇子は明家の当主である明青達とその母である明老太君に、決して三大坊を范閑の手に渡さないようにと命じます。
また、二皇子は、明家の退路を断ち切るために 明家の名前で范閑の船を襲撃させる懸賞令を出したことを明かしました。そうすれば、明家は范閑と対立せざるを得なくなるという二皇子の策略でした。