「慶余年」シーズン2第7話・8話のあらすじネタバレと感想。
陳萍萍は范閑に部下を持つべきだと助言し、死亡した朱格に代わって一処を管理してはどうかと勧めます。范閑が王啓年を連れて鑑査院一処に赴任すると、「雲夢魚」という極めて貴重な魚が届けられており……。
「慶余年」シーズン2第7話のあらすじネタバレ
皇太子は顔のない女性画を何枚も描いていたことが皇后にバレて怒られました。皇后はこの女性は誰かと問い詰めますが、皇太子はそれには答えず二度と描かないことを誓いその場で絵を燃やします。
皇后は話を変え、なぜ史家鎮を焼き払ったのかと尋ねました。すると皇太子は、二皇子が焼き払ったように見せかければ、范閑と二皇子の確執が深まり 范閑が自分の味方につくからだと答えます。皇后はくれぐれも真相を知られないようにと忠告しました。
一方、二皇子を糾弾するための証拠となる史家鎮が焼き払われたことで手詰まりになってしまった范閑は、荒ぶりながら鑑査院の石牌を磨いていました。
その様子を見ていた陳萍萍は、冷静にならなければ第二の史家鎮が生まれてしまうと忠告します。
そして、陳萍萍は范閑に部下を持つべきだと助言し、朱格が死んで以降 空席のままになっている一処主務の地位に就いてはどうかと勧めます。
そんな中、范建がやって来ました。范建は「范閑は私の息子だ」と陳萍萍に釘をさして范閑を連れ帰ります。
帰宅後、妹の若々と再会した范閑は、若若が靖王世子と結婚したくないなら結婚せずに済む方法を考えると約束します。
范建は抱月楼のオーナーが范思轍だと知り范思轍を叱ろうとしましたが、范閑はその件についてはすでに自分が范思轍を罰しておいたと言って庇いました。
そして、范閑は抱月楼で売春が行われていたのは范思轍(=范家)を陥れるための二皇子の罠だと説明し、抱月楼が摘発されれば真っ先に逮捕されるのは范思轍であるため、范思轍を守るには北斉へ行かせるしかないと結論づけます。
范思轍の母親である二夫人は自分も北斉へ行くと言いますが、范思轍は1人で行くことを決めました。范思轍はすぐにでも出発することとなり、范閑は北斉に着いたら郭保坤を訪ねるようにと言って范思轍を見送ります。
その夜、范閑は林婉児に会いに行ったものの彼女はおらず、代わりに林婉児の親友である葉霊児が待っていました。葉霊児は林婉児からの伝言(范閑には仕事に集中して欲しいからしばらくは会わない)を伝え、林婉児から預かった手巾を范閑に渡します。その手巾には、かつて林婉児と范閑が一緒に見上げた星空の刺繡が施されていました。
その頃、言氷雲は牢にいる父・言若海を迎えに行きましたが、范閑の死を偽装したことを責められ口論になってしまいます。
「慶余年」シーズン2第8話のあらすじネタバレ
言若海は言氷雲に、感情と法律のバランスを取ることが大事だと教え、その点については范閑が優れていると話します。そして、今後は范閑と親しくなるようにと言いました。
翌朝、范閑が王啓年を連れて鑑査院一処に赴任すると、陳萍萍の命を受けた言氷雲が待っていました。言氷雲の案内のもと先へ進むと贈り物が届いており、贈り物の中身は「雲夢魚」という極めて貴重な魚でした。
室内では一処の職員が集まって麻雀をしていましたが、主簿の鄧子越だけが仕事をしていました。范閑は鄧子越から、「雲夢魚」を贈ってきたのは拾蔬司(作物検査局)と兵部だと聞きます。
そして驚くことに、一処に贈り物をしてくるのは拾蔬司と兵部だけでなく、朝廷6省すべてが贈ってくるのだといいます。その理由は、役人の監視を仕事とする一処を敵に回したくないから。
それを知った范閑はその場で一処の官職者を罷免し、代わりに王啓年と鄧子越に管理を任せることにしました。そして、范閑は一処の職員たちを一喝し、今後は贈り物を受け取らないようにと厳重注意します。
その後、范閑は雲夢魚が新鮮ではないという理由で拾蔬司を封鎖させ、二皇子を連れて拾蔬司を検問しました。その知らせを受けた拾蔬司主官の戴宦官は、范閑と二皇子のもとへ出向きます。
范閑は拾蔬司の帳簿を取り出して戴宦官の筆跡を照合し、戴宦官の筆跡で間違いないことを確認しました。戴宦官は不正が露見するのを恐れ、賄賂の入った封筒を范閑に渡します。范閑は公然と賄賂を受け取り、何事もなかったかのようにこの場を去るのでした。
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