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『きのう何食べた?』3話のネタバレ感想と視聴率。いじらしいケンジにグッとくる!新キャストの小日向にも期待!

きのう何食べたネタバレ 2019年春ドラマ
©Dramas Note

ドラマ『きのう何たべた?』3話では、シロさんと両親のチグハグな距離感に焦点が当てられました。

一方のケンジは、シロさんが大切な話を自分に打ち明けてくれないことに悲しみを覚えます。

シロさんのことを心から心配するケンジの眼差しは必見!

それでは、『きのう何たべた?』3話のネタバレ感想と視聴率をお伝えします。

ドラマ『きのう何食べた?』

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『きのう何食べた?』3話のあらすじ

時は10月。シロさん(西島秀俊)は、久々に実家に帰りました。手土産のエクレアを母親に渡すと「こういうことに気が利きすぎるのは女の子みたいね……」とボソっとつぶやく母親。

その後の食事の席でも「史朗さんがゲイでも犯罪者でも、すべてを受け入れる覚悟よ」と、犯罪者とゲイを同列に並べてしまう母親。また、父親からは「お前はどんな女なら大丈夫なんだ?」と言われ、シロさんは言葉を失ってしまいます。

シロさんがなんとも言えない気持ちで帰宅すると、ケンジ(内野聖陽)がまだ起きていました。

実家での話をしようとするも、言いかけて途中で言葉を飲み込むシロさん。一方ケンジは、シロさんが大切な話を自分に打ち明けてくれないことに悲しみを感じるのでした。

後日シロさんは、買い物仲間の佳代子と料理をしながら「うちの親も、佳代子さんぐらいの距離感で接してくれたらいいのに」と本音をこぼします。

すると佳代子は「それは他人だからよ」と言い、もし自分の娘に”同性愛者”だと打ち明けられたら冷静でいられるか分からないと言いました。

しばらくして、佳代子の夫から、小日向(山本耕史)という青年を紹介されるシロさん。「同じゲイ同士良い友人になれると思う」と言われますが……!?

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『きのう何食べた?』3話のネタバレと感想

母親との距離感

いつも実家にはあまり帰りたがらないシロさん。母親は、シロさんがゲイであることを理解しようとしているけれど、どこかチグハグです。

今回も、母親に「史朗さんがゲイでも犯罪者でも~」と、犯罪者と同列に並べられてしまいます。なまじ理解しようとしてくれているだけに、シロさんは不満を感じても、母親に何も言えないのでしょう。

もしかしたら母親は、犯罪者と同列に並べたつもりはなくて、ただ「すべてを受け入れる」と言いたかっただけなのかもしれません。チグハグではあるけれど、シロさんのことを理解しようという気持ちは伝わってきます。

1話でも、母親は「LGBTの人の集まりに参加したのよ」と言っていました。普通はなかなか、そこまで行動できないものです。

LGBTとは、性的少数者の総称のひとつ。
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランジェスターの頭文字から作られている単語です。

母親は、理解しようと努める一方で、やはりまだ完全には受け入れられていない部分があるのかもしれません。「こういうことに気が利きすぎるのは女の子みたいね」と言っていましたし。

また、1話で言っていた「同性愛者であることはちっとも恥ずかしいことじゃないのよ」というセリフも、母親が自分自身に言い聞かせているように思えました。

今はチグハグでも、理解しようとする気持ちは強いように見えるので、いつかはシロさんと自然な距離感で接することができるのではないでしょうか。

小日向(山本耕史)登場

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3話では、小日向(山本耕史)が新たな人物として登場しました。山本耕史の役作りが素晴らしく、ただ立っているだけでも本当に同性愛者のように見えます。

シロさんに「恋人との悲しい話を聞いてください」と言う小日向。

小日向は、恋人と一緒に暮らしていることから話し始め、「恋人の顔は“ジルベール”を想像して下さい」と補足を入れます。

そう言われて、こっそりスマホで”ジルベール”を検索するシロさんにクスっときました。”ジルベール”が美少年すぎて二度見するところも面白かったです。

その後も小日向の話は続きますが、話が終わってみればただのノロケ話に聞こえるシロさん。しかもどうやら、小日向は恋人の航(わたる)にメロメロのようです。

小日向と航の再現シーンで、ドアの隙間から航の顔がチラ見えするたびに「あっ♡可愛い♡」とつい言ってしまう小日向が可笑しかったです。

再現シーンで出てくる航はなぜか外国人だったので(シロさんの脳内変換?)、近いうちに本物の航も見てみたいですね。

ケンジのいじらしさがグッとくる

母親からの電話を取るシロさん。どうやら父親の体調に異変があったようで、シロさんは真剣な面持ちで母親と話します。

そんなシロさんを心から心配するケンジの表情がグッときました。このシーンはネットでも“内野聖陽の演技がヤバい”と話題に。

「俺に何かできることないかな」と言葉をかけるケンジですが、いつもの乙女感は0で、真剣なトーンで話すケンジが印象的でした。

ケンジはいつも、シロさんのちょっとした表情を敏感に感じ取り、そのたびに「何かあった?」と声をかけています。そして、相手が言いたくなさそうであれば決して追求しないケンジ。シロさんを心から心配して思いやるケンジが、最高にいじらしいです。

とはいえ、ケンジは本心では、”大切なことは自分に話してほしい”と思っているようで……。ケンジではなくとも、恋人の大切な話は聞きたいですし、何より力になりたいと思うものですよね。

3話のラストで「親父に何かあったとき、話を聞いてもらっていいかな」とシロさんに言われるケンジ。大切なことを話してもらえると分かって、うれし泣きするケンジにこちらも涙腺が緩みました。

鶏肉のトマト煮

3話で登場した料理は“鶏肉のトマト煮”でした。トマト煮は、どんな野菜ともだいたい合うので、冷蔵庫の食材を整理したいときに作るのもアリですね。

「今日は簡単なものにするか」と言いながら、サッとトマト煮を作るシロさんが素敵です。食卓に並べられた料理は、簡単どころか豪華!

トマト煮は自分で作ると、味がなかなか決まりきらないことが多いので、今回のレシピはとても参考になりました。チーズと黒こしょう、試してみたいと思います。

尚、”シロさんのレシピ本”が出版されており、Amazonではすでにベストセラーを記録しているとのこと。

公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~(出典:Amazon)

それにしても、いつも楽しそうに料理をしているシロさんを見ていると、料理欲がわいてきます。

料理中に見せるシロさんの笑顔にもほっこり。

また、ケンジのからっぽの弁当箱を見て、ニッコリするシロさんもキュートでした。

乙女さで言えばケンジのほうが上ですが、笑顔は意外とシロさんのほうが多い気がします。

今後も、二人のほっこりする日常と笑顔を見守っていきたいですね!

3話の視聴率は2.7%でした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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