江湖英雄伝～HEROES～あらすじネタバレ7・8話｜傅宗書との取引

江湖英雄伝～HEROES～あらすじネタバレ7・8話。王小石と温柔が食事に行くと言い、白愁飛は露店で賭博をして都での前途を占います。結果を見ようとした時、食堂でトラブルを起こした王小石と温柔が逃げてきて白愁飛も一緒に逃げる羽目に……。

7話

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夜、ひっそりと都を出ようとしていた花無錯を魯箭三が襲います。声を聞きつけた王小石が駆けつけると魯箭三は立ち去りましたが、花無錯は”都に来たのは間違いだ”と言い遺して息絶えました。

翌日、王小石、温柔、白愁飛は街を散策します。王小石と温柔が食事に行くと言い、白愁飛は2人を先に行かせて露店に立ち寄りました。白愁飛は露店で賭博をして都での前途を占おうとしたのです。

白愁飛が結果を見ようとした時、食堂でトラブルを起こして客に追われた王小石と温柔が逃げてきて白愁飛も一緒に逃げる羽目に……。

3人は三方向に分かれて逃げました。温柔は路上にある物を倒して追っ手から逃れ、白愁飛は短剣で威嚇して追っ手を追い払います。王小石は通りかかった店の2階に窓から飛び込んで追っ手を巻きますが、そこは妓楼で部屋には妓女の朱小腰しゅしょうようがいました。

朱小腰は王小石に強引に酒を勧めます。酒には薬が入っていて王小石は眠ってしまいました。夜になって目覚め、窓から飛び降りた王小石は温柔と白愁飛に鉢合わせします。

続いて朱小腰が窓から王小石の上衣と剣を投げてよこし、そこが妓楼だと気づいた温柔は激怒して1人で先に帰ってしまいました。

白愁飛は王小石と先ほどの露店に戻り、賭博の結果を見ようとします。ところがその時、刑部尚書の使いが来て2人に手錠をかけて連行して行ってしまったのです。

白愁飛たちが立ち去った後、店主が賭博の結果を見るとそれは”凶”を表していました。

8話

刑部尚書の傅宗書ふそうしょは王小石と白愁飛を投獄して拷問しました。2人が金風細雨楼に関わったことが原因のようでした。

翌日になっても王小石と白愁飛が帰らないので、温柔は妓楼にいるのではと疑って乗り込みます。朱小腰は温柔が王小石を好きなことを言い当ててからかったので、温柔は店の物を壊して暴れました。その後、通報を受けた楊無邪が温柔を連れ帰ります。

温柔と楊無邪が金風細雨楼に着いた時、傅宗書の使いが来ました。使いは蘇夢枕に贈り物を持ってきたと言います。ところが贈り物の中身は、蘇夢枕が前楼主の喪中にも関わらず慶事に使う爆竹でした。

しかも使いは今すぐ爆竹に火をつけないと刑部にいる”ご友人お二人”の命の保証はないと蘇夢枕を脅しました。蘇夢枕の指示で金風細雨楼の兵が爆竹に火をつけ、使いに向かって投げつけます。

怒り心頭の温柔は傅宗書の輿を待ち構え、贈り物の返礼だと言って打ち上げ花火を輿に向かって発射しました。そして温柔は傅宗書に自分も牢に入れろと訴えます。

しかし温柔が実は洛陽王の令嬢だという素性を知っていた傅宗書は、温柔をその場に置いて帰ってしまいました。

温柔はせめて王小石と白愁飛を元気づけようと、残った花火を牢の外で打ち上げます。王小石と白愁飛は牢から花火を見て希望を持つのでした。

その後、蘇夢枕は1人で傅宗書の自宅を訪問します。傅宗書は王小石と白愁飛を牢から出す交換条件として西北にいるある人物を始末するように持ちかけました。

蘇夢枕が承諾すると、傅宗書は2人が釈放されても金風細雨楼に入れないという条件も付け加えます。

蘇夢枕は金風細雨楼を楊無邪に任せて西北に行き、傅宗書が提示した人物である劉安世りゅうあんせいを暗殺するように見せかけ逃がそうと画策するのでした。

感想

自分では都での前途を占った結果が見られなかった白愁飛でしたが、それが凶だったとは……。これから困難が待ち受けていそうで心配になります。

傅宗書は悪徳役人の上に江湖まで利用しようとする怖い人物ですね。蘇夢枕は傅宗書の取引に乗ったように見せかけて無事に劉安世という人物を逃がすことができるのでしょうか。そして金風細雨楼に入ることを禁じられてしまった王小石と白愁飛は今後どうするのでしょうか。続きが気になります！