- 製作:2022年
- 原題:説英雄誰是英雄
- VOD:[Prime Video] [U-NEXT]
江湖英雄伝~HEROES~あらすじネタバレ9・10話。蘇夢枕が取引に応じたために傅宗書は王小石と白愁飛を釈放しますが、金風細雨楼には入らないよう釘を刺しました。牢の門の前で待ち構えていた狄飛驚が2人を六分半堂に誘い……。
9話
王小石は獄中生活で気が触れそうになる白愁飛を懸命に励まします。その後、蘇夢枕が取引に応じたために傅宗書は2人を釈放しますが、金風細雨楼には入らないよう釘を刺しました。牢の門の前で狄飛驚が待ち構えていて六分半堂に誘いますが、王小石と白愁飛は拒否します。
都で働き口を探す王小石と白愁飛ですが、六分半堂の手が回っているようで全て断られてしまいました。蘇夢枕から王小石と白愁飛に会うことを禁じられている温柔は、何とか助けになろうと人に頼んで2人の前に金の入った袋を落とさせます。しかし正直者の王小石は走って追いかけてそれを返すのでした。
その後、王小石と白愁飛が食べ物を買う金もなく街中で座り込んでいると、目の不自由な焼き餅売りの老婆が近づいてきます。老婆は以前馬車に轢かれそうになったところを王小石たちが助けてあげた人物でした。
老婆の名は茶花といい、実は楊無邪が彼女に2人のことを頼んでいたのです。老婆は王小石と白愁飛に焼き餅をくれた上、自分の家の空き部屋に住むように言いました。
部屋で落ち着いた王小石は白愁飛に幼い時の記憶を話します。
王小石の母は何者かに刺殺され、母を刺した男は”天下は我らのものだ”と言った。その男は傅宗書ではなかったが、言葉と口調が傅宗書の言っていたことと同じだった。
夜になり、雷損が王小石と白愁飛の部屋に向かっていました。その前に1人の老人が立ちふさがります。その老人は沃夫子といい、金風細雨楼の前楼主に恩があり、蘇夢枕から王小石と白愁飛を守るように頼まれていたのでした。
雷損は沃夫子に借りがあり、2人を殺さないことを約束します。続けて雷損は、ただしもし2人が金風細雨楼の門を叩いたら殺すと付け加えました。
その後、王小石が外で心を鎮めているところに沃夫子が来て自分がこの家の主だと明かします。
翌朝、沃夫子は王小石が薬材の知識があることを知り、友人の薬舗で働くように勧めました。また白愁飛が絵が得意なので露店で売りたいと言うと、沃夫子は家にある筆や紙を自由に使っていいと言います。