【皇太子妃はシンデレラ】13話・14話・15話・16話のネタバレ感想|駆け落ちの行く末

皇太子妃はシンデレラ,キャスト アジアドラマ
©︎Jetsen Huashi Wangju(Changzhou) Cultural Media Co., Ltd.

【皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜】13話・14話・15話・16話のあらすじとネタバレ感想。相国府で監禁されていた李衡は逃げ出し、朱顔と落ち合いました。一方、常楽の裏切りを疑う劉相国は彼女を呼び出し、皇太子の李徹を殺せと命じます。

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13話のあらすじネタバレ

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*一部、シーンが前後しています。

朱顔は皇帝に嫁ぐことが決まってしまいました。

彼女を愛する李衝は駆け落ちを決心し、駆け落ちが無理なら死んで愛を貫く覚悟でした。

それを知った母 皇后は李衝のために力を貸すと約束し、劉相国にも「李衝の力になってやって欲しい」と懇願しに行きます。

しかし、それは演技でした。

劉相国も芝居に乗って激怒したふりをし、李衝を婚儀の日まで軟禁するよう配下に命じました。

一方、駆け落ちの準備をする朱顔のもとに矢文が届きます。

文には「明晩、朱府の庭園の角に迎えをやる。李衝」と書かれていました。


皇太子の李徹は祖父の沈将軍に背いて常楽を助け出したものの、結局すぐに沈将軍に捕まってしまいます。

李徹は罪のない常楽を見逃してほしいと頼みますが、沈将軍は聞き入れません。

沈将軍は、李徹が皇帝になるために立ちはだかる障害はすべて取り除かねばならず、常楽も殺さねばならないと思っているのです。

なぜ、それほどまでに李徹を皇位につけたいのか。

それは、かつて皇帝のせいで娘の沈皇后を亡くした沈将軍は、李徹を皇位につけて、当時のことを皇帝に謝罪させたいと思っているからでした。

当時、沈将軍は敵国の侵略から国を守るために20万の兵を求めましたが、皇帝はこれを拒否しただけでなく、沈将軍の謀反を疑いました。

(謀反を疑うように仕向けたのは劉相国)

その結果、沈将軍の娘である沈皇后(李徹にとっては母)が出征することになったものの、わずかな兵しか与えられず結果的に死んでしまったのです。

娘を失った沈将軍は、皇帝に沈皇后への謝罪を求めたものの、皇帝はこれを拒否し沈将軍を現在に至るまで数十年の間軟禁しました。

李徹も沈皇后の無念を晴らしたい気持ちは同じでしたが、だからと言って愛する常楽を死なせたくはありません。

李徹は常楽の命乞いをし、もし彼女を殺すなら自分も死ぬと言います。

李徹の隣で一部始終を聞いていた常楽は、自分1人が死ぬと言い、沈将軍に差し出された毒酒をあおりました。

目覚めた常楽は、李徹から解毒薬を渡されます。

実はあの後、常楽に続いて李徹も毒酒を飲んでおり、沈将軍は李徹用に1つだけ解毒薬をくれたのです。

常楽はもらった解毒薬を飲んだふりをして、李徹の口に解毒薬を押し込みました。

すると……李徹は常楽を強く抱き寄せ、口移しで解毒薬を彼女に飲ませたのでした。

その時、沈将軍が部屋に入ってきます。

外で一部始終を聞いていたらしい沈将軍は2人の愛は本物だと認め、先ほど飲ませた毒酒はただの朦朧薬だと明かします。

毒酒だと偽ったのは、常楽の愛を試すためだったのです。


劉相国から呼び出された弄影は、「常楽が仲間の人質を助けると言っていた」と嘘の報告をしました。

その間に、常楽と秦兄貴は相国府に忍び込みます。

劉相国は常楽の狙い通り、人質の移動を配下に命じました。

配下がぞろぞろと厨房に入っていくのを見て、常楽は“どうやら牢の入り口は厨房にあるようだ”と察します。

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13話の感想

皇后も何だかんだ言って息子の李衡が大切なんだな、とホロリとしたのも束の間で、まさかすべてが演技だったとは……。

彼女にとっては息子さえも、野望を果たすための道具なのですね。

李衡本人は善良な人物なのに、自分の意志とは関係なく 母や祖父の陰謀に巻き込まれて気の毒すぎます。

一方の李徹と常楽は、いつの間にこんなに深く愛し合っていたのかというぐらい、深い愛を見せてくれました。

2人が助かるのは予想できたものの、解毒薬のくだりは2人の演技が迫真だったため つい涙ぐんでしまいました。

結果的に沈将軍が2人を認めてくれて良かったです。

やはりこのドラマ、シリアスさと温かさのバランスが上手いですね。

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14話のあらすじネタバレ

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*一部、シーンが前後しています。

常楽と秦兄貴は、村の仲間が捕らわれている相国府の地下牢を探りに行ったものの、仕掛けが発動してしまったためすぐに地下牢を出ました。

同じころ、相国府の一室で第5皇子の李衡を監視する兵士たちは、黒服2人組の到着を待っていました。

皇后から教えられた計画では、子の刻までに2人組が皇子をさらいにくるはずでした。

うまく芝居をしろと命じられている彼らが待っていると、黒服の2人組が部屋に入ってきて顔面パンチをかまされます。

「おい、芝居のはずだろ」

「何が芝居よ」

入ってきたのは地下牢から逃げてきた常楽と秦兄貴でした。

常楽たちは兵士を気絶させ、テーブルに置いてあった菓子をつまみ食いして部屋を出て行きます。

奥の寝台で寝ていた李衡はこの隙に逃げ出し、朱顔と落ち合いました。


皇太子府に戻った常楽と秦兄貴は、李徹も交えて地下牢の構造ついて話しました。

迷宮のような作りになっている地下牢の最深部には12の牢があり、1つの牢にたどり着くだけでも数百の分かれ道を通らなければならず、1つでも間違えると仕掛けが発動してしまいます。

「盗聖」と呼ばれる人物ならこの複雑な牢を破れるはずですが、盗聖の居場所は分かっておらず、盗聖の師匠が榕の町にいることだけ分かっていました。

しかし、理由がなければ榕の町に行かせてもらえないだろうと考える李徹は、この件は時機を見て解決することにします。

李徹が去ると、秦兄貴は常楽に、段家のからくりを誰から教わったのかと尋ねます。

「師匠よ」

「もしかしてその師匠って、段念児か?」

常楽は名前は知らない、師匠はすでに亡くなったと教えます。


謝氏の死、地下牢の侵入、李衡の失踪。

これらのことが立て続けに起こり 常楽に疑いを向けた劉相国は、常楽を呼びつけました。

そして、裏切っていないことを証明するために3日以内に皇太子の李徹を殺せと命じます。

3日以内に実行できなければ、4日目以降、毎日1人ずつ仲間の人質を殺すと脅しました。

しかし、劉相国は、そんな脅しをかけても常楽が李衡を交渉材料にしてこなかったことから、李衡をさらったのは常楽ではないと分かり内心ほっとしていました。


劉相国は朱雅各を呼び出し、朱顔の駆け落ちを皇帝にバラされたくなければ、声帯模写の名人である徐平に李徹の声を聞かせろと要求。

朱雅各は仕方なく、緊急だと偽って李徹を呼び出し、部屋の奥で徐平に李徹の声を聞かせました。

一方の常楽は皇太子府に戻り、李徹の暗殺を命じられたがどうすればいいかと相談します。

李徹は、劉相国の常楽に対する疑いを晴らすためには、奴らに殺す機会を与えて本当に死にかけるしかないと考えました。

そこで、1人で酒場に行くという情報を常楽から劉相国に流してもらいます。

劉相国は酒場に刺客を送り込み、李徹は刺客に包囲されました。

李徹が殺されそうになったその時、夜明国のアリアティ公主が現れ、刺客たちは去りました。

配下から「あと少しで皇太子を殺せそうだった」と報告を受けた劉相国は、常楽への疑いをひとまず取り下げました。

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14話の感想

このドラマは時々、すれ違いコント?のような流れがあって面白いです。

偽者の第5皇子の時もそうでしたし(←2話)、今回の黒服2人組のくだりも笑ってしまいました。

李衡は朱顔と駆け落ちできたみたいですが、世間知らずのお坊ちゃま感がすでに漂っていて少し心配。

悪い人に騙されたりしないと良いのですが。

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15話のあらすじネタバレ

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刺客に殺されそうだった李徹を助けたアリアティ公主は、深手を負った彼を看病していました。

そこへ、知らせを受けた常楽が駆けつけます。

李徹との久しぶりの再会を喜ぶアリアティは「兄さん」と親しげに呼び、なぜ刺客に襲われたのか、なぜ皇宮に住んでいないのかと立て続けに質問。

皇后に疎まれて皇宮を追い出されたのだと知ったアリアティは後日、皇太子を皇宮に住まわせるべきだと皇帝に進言し許可を得ました。

ところが李徹は、ここの方が大理寺に通いやすいからという理由で皇宮暮らしを拒みます。

李徹を慕うアリアティは、自分も皇太子府に住むと言い出したり、何かと李徹に会いにきました。

そんなある日、「遊び尽くして行く場所がない」とアリアティにごねられた李徹は「榕の町はどうか」と提案。

アリアティに皇帝を言いくるめてもらい、榕の町へ行く許可をもらいます。

常楽や公孫黙も同行し、一同は「盗聖」の師匠がいる榕の町へと出発しました。

一方、平安の町にたどりついた李衡と朱顔は老夫婦の家で世話になります。

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15話の感想

李衡と朱顔は貧しい暮らしでも幸せそうで一安心。

ただ、このまま劉相国から逃げ切れるとも思えないのでそのうち捕まってしまいそう……。

それにしても、いくら老夫婦とはいえ、2人して妻の名前を忘れるなんてことがあるのでしょうか。

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16話のあらすじネタバレ

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李衝と朱顔は老夫婦に立会人になってもらい婚儀を行いました。

その時、追っ手が現れ老夫婦を殺害します。

李衝が「誰の手の者だ!」と叫ぶと、馬車の中から皇太子李徹の声が聞こえてきました。

「お前たちを捕らえさせたのは私だ。敗北を味わうがいい」

しかし実は、声の主は李徹ではなく、李徹の声帯模写をした徐平でした。

それを知らない李衝は、今日を境に李徹と敵同士になることを誓います。

目を覚ました李衡は朱顔がそばにいることに気づき安心するも、すぐにここが相国府だと気づき、連れ戻されたのだと悟ります。

李衡は朱顔を屋敷に送る道中、再び朱顔を連れて駆け落ちしようとしましたが、朱顔はもう逃げる気はありませんでした。

「私たちが逃げれば家族に累が及ぶのよ。一度の駆け落ちで勇気を使い果たした」

それでもまだ諦めない李徹に、朱顔は強く口づけをして別れを告げました。


李徹、常楽、アリアティは「盗聖」の師匠の屋敷を尋ねました。

ところが、弟子らしき人物から、試練を突破しなければ会えないと言われます。

一方、寒疾を患う公孫黙は、弄影とともに神医のもとへ。

薬を飲んだ公孫黙は一時的に回復したものの、神医から余命3年だと告げられます。

神医は公孫黙に、寒疾を根治できる「火玉丁香」を譲る代わりに、冷永年の屋敷からお宝の地図を盗んで欲しいと頼みました。

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16話の感想

こんな形で李徹の声帯模写を使ってくるとは……劉相国もなかなか残酷なことをします。

これまでは、劉相国と皇后が李徹を敵視していても、李衡本人に争う気はありませんでした。

でも今回の件で、李徹に恨みを抱いてしまいましたね。

権力争いのために身内に利用され、愛する人とも引き裂かれてしまった李衡が不憫すぎます。

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