最終回【皇太子妃はシンデレラ】25話・26話・27話のあらすじとネタバレ感想

最終回【皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜】25話・26話・27話（最終話）のあらすじとネタバレ感想。李衝は、毒入りの菓子を皇帝と皇后に食べさせました。2人が倒れると、李衝は皇太子から届けられた菓子だと嘘をつき皇太子府を捜索させます。

25話のあらすじネタバレ

常楽は師匠の段念児を探すため、しばらくの間 皇太子府を離れました。

そんなある日、皇太子府に皇帝がやって来ます。

皇帝は李徹（皇太子）に、この国があるのは李徹の母をはじめとする沈家のおかげだと感謝し、皇位継承者は李徹しかいないと胸中を明かします。

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第5皇子の李衝は、生きる屍と化する毒を劉相国から入手し、それを菓子に入れて皇帝と皇后に食べさせました。

2人が倒れると、李衝は皇太子から届けられた菓子だと嘘をつき皇太子府を捜索させます。

その結果、菓子に入っていたのと同じ毒が見つかりました。

実は、李衝と取り引きをした弄影が、「火玉丁香」と引き換えに皇太子府に毒を隠したのです。

それにより、李徹は捕縛されてしまいました。

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幽閉されていた朱顔は李衝により助け出されました。

朱顔の父である朱雅各は、李衝を説得して皇太子を救ってほしいと朱顔に泣きつきます。

「無理よ。李衝は皇太子を憎んでいるもの」

「なぜ憎んでいるんだ」

聞かれた朱顔は、駆け落ちした自分たちを連れ戻したのが皇太子李徹だからだと答えます。

すると朱雅各は、当時 李徹は榕の町にいたから連れ戻すのは不可能なはず、劉相国の配下に声帯模写の名人がいるからそいつに違いないと教えました。

朱顔はすぐにそのことを李衝に伝えましたが、李衝は信じませんでした。

25話の感想

皇帝は劉家の思惑や陰謀に気づきつつも、朝廷の均衡化を図るために見過ごしていた感じでしょうか。

ともあれ、李徹への愛情がちゃんとあるようで安心しました。

一方の李衝は、いくら朱顔のためとはいえ 両親ふたりともに朦朧薬を盛るなんてビックリ！

おそらく、朱顔と駆け落ちした後で2人を解毒するつもりなのかも？

26話のあらすじネタバレ

李衡の狙いは王位ではなく朱顔とひっそり隠棲することでした。李衝は李律（第7皇子）にそのことを伝え、お前が皇帝になれと言い聞かせます。

李衡は皇太子の処刑を全国に布告し、町でそれを目にした常楽と秦兄貴は、李徹救出のため別行動をすることに。

秦兄貴はまず公孫黙のもとへ急ぎました。

一方の常楽は、李徹は相国府で監禁されているに違いないと推測し、相国府に侵入するも捕縛されてしまいます。

すると、偶然にも相国府に来ていた段念児に助けられました。

そして常楽は、段念児と親交が深いという劉夫人（玉瑶の母親）から、自分の出生の秘密を知らされます。

実は常楽は段瑾将軍の娘で、玉瑶は双子の妹だったのです。

段一家が惨殺されたあの日、赤子だった常楽は叔母の段念児と出かけていたため無事でした。

ちょうど段家を訪れていた劉夫人は玉瑶を連れ帰り、玉瑶を自分の子として育てたのです。（ちょうど流産したばかりだった）

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「火玉丁香」を飲んで全快した公孫黙は、都に戻ったら弄影を妻に迎えると約束します。

そこへ、秦兄貴が現れ、李徹が処刑されてしまうと報告。

それを聞いた弄影は、自分が皇太子府に毒を隠したせいだと責任を感じ、公孫黙を置いて秦兄貴とともに李徹の救出に向かいます。

合流した秦兄貴、弄影、常楽、段念児は、皇帝を目覚めさせれば李徹を助けられると結論づけました。

そこで彼らは、劉夫人の協力を得て相国府にある解毒薬を入手することに成功。

しかし、逃げる途中で弄影が深い傷を負ってしまいます。

その後、解毒薬により目覚めた皇帝は、李徹の処刑をとりやめる旨の聖旨を下しました。

26話の感想

なるほど、常楽が玉瑶に瓜二つなのは双子だからなのですね。

シンプルながらも、とても納得のいく真実でした。

いよいよ次回で最終回。メインカップルの常楽と皇太子は何の心配もないとして、深手を負った弄影が心配です。

李衡と朱顔もどうなってしまうのか……。できれば2人には救済の道を残してあげて欲しいです。

最終回（27話）のあらすじネタバレ

＊重大なネタバレ有り

公孫黙と弄影は2人きりで婚儀を挙げたものの、重傷を負った弄影は婚儀の途中で亡くなってしまいます。

彼女の死を知った常楽はふさぎこみ、食事も喉を通りません。

心配した李徹は、母の死を経験した自分の悲しみを語りながら常楽を慰めます。

そんな中、皇帝がやってきて、劉相国と李衡の裁きを李徹に任せたいと言いました。

裁きが始まると、劉相国は皇后に罪をなすりつけ、それを受け入れた皇后は柱に頭を打ちつけます。

しかし結局、劉相国は 段一家や沈家を陥れたことを暴かれ終身刑を言い渡されました。

朱顔と李衡にも罰が与えられ、2人は皇宮からの追放および平民に落とされることに。

李徹の裁きに感心した皇帝は、李徹に皇位を譲りました。

皇帝となった李徹は段家の名誉を回復し、常楽を皇后に、そして公孫黙を相国に任命します。

秦兄貴は段念児に求婚。

そしてやがて、常楽は李徹の子を宿したのでした。

最終話（27話）の感想

＊重大なネタバレ有

弄影が亡くなってしまうなんて……悲しいBGMと相まって涙が止まりませんでした。

このドラマは比較的 明るいテイストなので最後は大団円で終わるかと思えば、弄影と公孫黙のカップルは悲しい結末となりました。

一方の李衝と朱顔は皇宮から追放されましたが、もともと駆け落ちする予定だったので、これは罰というよりむしろ救済ですね。

全体の感想としては、最初の1話と2話はとても面白かったのですが……。

常楽が嫁いで両想いになってからは、ストーリーの展開が緩やかになってしまったのと、ドラマの方向性が見えてこなかったのもあり、少しだけ視聴意欲が下がってしまいました。

でも物語の筋は通っていましたし、伏線や布石もしっかり敷かれていたのは好印象。

サブカップル2組の行く末にとても興味を引かれる作品でした。