【皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜】9話・10話・11話・12話のあらすじとネタバレ感想。常楽は皇太子をまだ完全には許していませんでしたが、毎日の料理の感想が書かれたメモ帳を見て後悔の念に駆られ、盗んだものを返すことにしました。
9話のあらすじネタバレ
*一部、シーンが前後しています。
常楽が朱府で盗んだのは、朱尚書(朱雅各)が着ていた官服でした。
常楽は前回のように、盗んだ品をこれ見よがしに皇太子府の門前に置いておきました。
彼女はまだ完全には皇太子李徹を許していないのです。
一方、着ていた官服を盗まれた朱尚書は面目丸つぶれだと怒り心頭。
盗人は皇太子妃(常楽)なのではないかと疑いますが、李徹は否定します。
皇太子府。
李徹に汁物を運んだ常楽は、辛い香辛料を大量に入れて懲らしめるつもりでした。
ところが、李徹は徹夜で仕事をして疲れたのか、机に突っ伏して寝ています。
ふと、机の上に置いてあったメモ帳のようなものを手に取ってみると、毎日の料理の感想が記されていました。
それを見た常楽は後悔の念に駆られ、盗んだものを返すことにし、盗品と一緒に謝罪文も添えておきました。
宮中。
盗品が返され、謝罪文もあったことから、皇帝は盗人を許して寛大さを示すことにしました。
こうして、盗品事件は一件落着したのでした。
第5皇子の李徹は夜中に外出していたことを皇后に叱責されますが、友人と飲んでいたと言い逃れます。
李徹が去った後、皇后は昨晩の李徹の行動を調べるよう配下に指示しました。
その結果、朱府にいたことが判明。さらに、部屋から朱顔の姿絵も見つかりました。
9話の感想
やはり公孫黙の立場がよく分からないのですが、彼は皇太子李徹の従者なのでしょうか、それとも友人?
何にせよ、彼は幼い頃に李徹を守って病に罹ったとのことなので絆は深いようですね。
一方の常楽は、最初はまだ李徹を完全に許していませんでしたが、李徹のメモ帳を見て許すと決めたようです。
日記かと思いましたが、よく見ると料理の感想が書かれているっぽい。(たぶん、常楽の手料理の感想?)
10話のあらすじネタバレ
皇太子李徹と常楽は山へ狩りに出かけました。
体調の優れない公孫黙は残り、弄影も残って看病をします。
「君は本当に皇太子妃の侍女なのか」
公孫黙は弄影を問い詰め、さらに、盗品事件の犯人が落とした九葉銅連(段家の暗器)を取り出しました。
落としたのは弄影ではなく常楽なのですが、弄影は彼女を守るため、自分は段家の者だと偽ります。
しかし、公孫黙は弄影の正体が段家の者ではなく、汚職役人を何人も殺害したお尋ね者の「柳双双」だと突き止めていました。
弄影は弟が汚職役人に殺されたことや、劉相国に母親を人質に取られて仕方なく手先になっていることを告白します。
公孫黙は機を見て母親を助け出すと約束し、もう皇太子妃をかばう必要はないと言います。
「すでに、朱尚書が皇太子妃を捕らえに行った」
それを聞いた弄影は助けに向かいます。
常楽と山で狩りをしていた李徹は、突然、朱尚書に連れ出されました。
「一体どこまで連れて行くんだ」
すると、朱尚書は「やはり皇太子妃は怪しいので排除します。すでに死んでいる頃かと」と告げます。
ちょうどその頃、常楽は刺客に殺されそうになっていたものの、知人の秦兄貴に助けられました。
慌てて戻ってきた李徹は、刺客が死んでいるのを見て「誰が殺ったのだ?」と疑問に思います。
そこに弄影もやってきて、刺客を殺したのは自分だととっさに噓をつきました。
皇太子府。
弄影は公孫黙に話したのと同じように自分の正体を李徹に明かし、二重スパイになることを申し出ます。
李徹は母親を救出すると約束した後、九葉銅蓮を取り出し、持ち主は誰だと問い詰めました。
弄影は、今は持ち主を明かせないが敵ではないと答えます。
弄影の退出後。
まだ常楽のことを強く疑っている公孫黙は、彼女の身の安全は保証するから正体を確かめるだけ確かめてみようと李徹に提案。
そしてそのために、武術の達人を李徹の護衛役として雇うことにしました。
しかし、雇った護衛は常楽の知人である秦兄貴でした。
李徹と公孫黙は、食事に行くという名目で常楽を連れ出し、手下に常楽をさらわせて段家の者かどうかを探らせます。
宮殿では、劉皇后の頭痛がひどくなり太医が手を焼いていました。
そんな時、宮中に道士がやってきて皇后の頭痛を取り除きます。
皇后がついでに運勢を占ってもらうと、皇后の運勢は問題ないが、皇帝には大きな災いがあり、その詳細は一度帰宅しないと分からないとのことでした。
皇帝は道士をすっかり信じた様子。
皇后は 計画通りとばかりに笑みを浮かべます。
10話の感想
どうやら常楽は、段家のからくりの技の継承者みたいですね。
だから最初からからくりに詳しかったのかと納得しました。
ただ、段家の一族は皇帝が抹殺したとのことなので、常楽にとって李徹は仇の息子ということになります。
となると、2人の恋愛模様はもう一波乱ありそうですね。
11話のあらすじネタバレ
*一部、シーンが前後しています。
皇太子李徹と公孫黙は配下を使って常楽を探らせたものの、彼女は段家の者だと認めませんでした。
そんな中、宮中では道士が再び参内し、皇帝の火の災いを相殺するためには氷の運命を持つ女性を娶るべきだと進言します。
皇后は、忙しい皇帝に代わり自分がその女性を探すと申し出ました。
その後、道士は用済みとなり劉相国に始末されます。
解決したはずの盗人事件が、劉相国の屋敷で再び発生しました。
しかしこれは、李徹を陥れるための劉相国の自作自演でした。
それを知らない皇帝は李徹を呼び出し、職務怠慢だとして叱責し、罰として大仏寺の工事監督を言い渡します。
事件の再発を知った皇太子一派は、「やはり、皇太子妃が怪しい」と疑いました。
しかし李徹は、彼女とは昨晩ずっと一緒だったから犯人ではないと否定し、劉相国の自作自演だろうと結論づけます。
一方で、常楽も自作自演を見抜いていました。
常楽は劉相国を懲らしめるため、相国府の水がめに大量の塩をぶち込みます。
さらに、劉相国がお宝として大事にしている茶壺を壊し、<皇帝に自作自演を自供しなければ地獄に落とす>という警告文を残しました。
劉相国は皇太子配下のしわざだと思い、李徹が都を離れる際に始末することにします。
そこで、大仏寺行きのルートを弄影から聞き出しました。
その後に皇太子派の謝(二重スパイ?)も呼び出し、李徹暗殺の計画を相談します。
2人の会話をこっそり聞いていた弄影は常楽に、劉相国は大仏寺で李徹を暗殺するつもりだと報告しました。
11話の感想
やはり道士は劉相国の仕込みだったようですが、狙いは何なのでしょう。
皇帝に女子を娶らせてどうするつもりなのか、今はまだ謎です。
劉相国は皇太子派の謝も懐柔しているようですし侮れませんね。
劉相国は悪役という立ち位置ではあるものの、たまに見せるコミカルな言動が面白くもあります。
椅子がぶっ壊れた時の反応や、お宝の破損を目にした時の反応は芸人ばりのリアクションでした。
12話のあらすじネタバレ
皇太子暗殺計画を知った常楽は、大仏寺に行く李徹が心配になり自分も同行すると申し出ました。
翌日、大仏寺に到着した皇太子一行は庶民の装いで視察します。
そんな中、怪しい男に気づき追いかけた李徹は、待ち伏せていた刺客に包囲されました。
すぐに常楽、公孫黙、弄影が駆けつけますが、刺客の数が多くて苦戦します。
常楽は正体がバレるのを承知で刺客と戦い、さらに、李徹を助けるために九葉銅蓮(段家の暗器)を使いました。
沈将軍の配下も駆けつけたことで刺客を一掃できたものの、常楽は疑わしい人物として謝に捕らえられてしまいます。
「武術に長け、段家の暗器を使うこの者は実に怪しい」
その後、常楽は地下水牢に移され、沈将軍から拷問を受けます。
常楽は、「私は山賊の常楽よ。劉玉瑤と同じ顔をしているから身代わりとして皇太子に嫁がされた」と本当のことを話しました。
しかし、沈将軍はまったく信じようとせず、もし本当のことを話さなければ、明日にでも皇帝に引き渡すと脅します。
常楽を助けたい李徹は必死に沈将軍を説得しますが、沈将軍は聞き耳を持ちませんでした。
宮中。
皇后は、水の運勢を持つ女子として朱顔を皇帝に嫁がせようとします。
皇帝は朱顔を気に入ったようでした。
朱顔は皇帝を拒むわけにはいかず、涙ながらに皇帝との結婚を承諾します。
12話の感想
どうやら、道士を使った皇后の策は、第5皇子に朱顔を諦めさせるための策略だったようです。
確かに、朱顔が皇帝の妃になれば第5皇子は諦めるしかありませんが、そのためにここまで手の込んだことをするとは……。
一方、拷問で弱った常楽の姿がとても痛々しかったです。
常楽が沈将軍に捕まってしまったことは、劉相国にとっても良くないことのはず。
劉相国が真実の露呈を恐れて常楽を始末する可能性も出てきました。
そう考えると常楽はかなりピンチですが、きっと李徹や仲間が助けてくれるはず!
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