海外ドラマ『クリプトン』。スーパーマンの誕生秘話を描いた物語。
2019年4月に日本に上陸し配信がスタートしました。ここではシーズン1のネタバレあらすじと共に、見どころや配信情報をお伝えしています。
シーズン1第1話「未来からの警告」あらすじ
エル家の大いなる犠牲と勝利の物語これは、後にスーパーマンとなるカル=エルが生まれる200年前の話で、エル家の物語です。
全てはここから始まりました。エル家が独裁者に立ち向かった経緯であり、伝えたいのは死に様ではなく生き様……。
クリプトン星カンドール市。
当時、エル家は断絶寸前でした。セグ=エルの祖父ヴァル=エルが反逆罪で裁かれたその日から、新たな権力者によってクリプトン星は支配され、古き良き時代は失ってしまったのです。
ヴァル=エルは、ラオの声を伝える枢機卿への忠誠を求められました。かつての評議会は皆、枢機卿への忠誠を誓っており、残るはヴァル=エルのみ。
しかしヴァル=エルは、宇宙にはクリプトン星を狙う敵がいる、ラオに祈っても星は救えないと忠誠を拒んだのです。その結果、ヴァル=エルは指導者を侮辱した罪で、行政長官のダロン=ヴェックスによって死刑を宣告されました。
エル家の名は市民名簿から抹消。さらに、階級や特権もはく奪され、ノーランクとして扱われるようになったのです。エル家がすべてを失ってから14年。
セグ=エルは相棒と、スラムのバーでイカサマをしながら金を稼いでいました。そんななか、セグ=エルの後をつけるひとりの男がいたのです。
シーズン1第1話の解説
1話に出てくる用語解説
クリプトン星の社会では、軍事、芸術、科学、宗教、労働と、人々を5つのギルドに分けています。
これらは評議会によって決められ、セグ=エルは遺伝子検査の結果科学ギルドに適しているとのこと。彼の祖父も優秀な科学者だったので遺伝ですね。
また、人々はすべて格付けされておりノーランクというのは、クリプトン星でランクを持たない下級者のことです。
ノーランクの人は、ギルドに入ることも、契りを交わすことも出来ません。また、クリプトン人の子供はジェネシス・チェンバーという人工子宮から生まれてきます。
遺伝子情報を基に、性別、将来就く職業も与えられ決められた人生を歩むことに……。なお、クリプトン星にも、こういった統治に反対するブラック・ゼロというテロ組織が存在します。
セグ=エルをつけていた男とは?
セグ=エルを尾行していた男は、アダム・ストレンジというゼータビームによって惑星ランに連れて来られた地球人科学者です。彼は、何世紀も先の未来からやってきた人物。
セグの孫は未来でスーパーヒーローになる、彼が生まれると困る悪者がいると告げ、未来のスーパーマンを救え、セグの祖父が遺したという”要塞”を探せと、エル家の紋章が入ったサンストーンを渡しました。さらに、クリプトン星にも危機が迫っていると伝えたのです。
スーパーマンを狙い、クリプトン星にも危機を及ぼすという悪者ブレイニアック。奴は、クリプトンだけではなく全てを奪う。
星を飲み込む種族で、星から星を渡り歩き、あらゆる文明を征服し、何十億もの命を奪う。世界のコレクターと呼ばれるヴィランということなのです。
エル家とヴェックス家に繋がり?
行政長官のダロン=ヴェックスは、セグをうまく取り込もうとランクと、自分の末娘ニサと契りを交わせることにしました。
しかし、ダロンは愛する祖父を死刑に追いやった男。許せるはずがありません。そのダロンが、「エル家とヴィックス家には繋がりがある」というのです。
さらに、ダロンは祖父を尊敬していたとも……。どうやらそれは、セグを囲い込んで”要塞”の場所を探るためのものなのかもしれません。
ダロンは、”要塞”のことを知ってはいるものも、その場所までは分からない様子。どうしても”要塞”を手に入れたい、そんな狙いがあるようです。
シーズン1第1話を観た感想
『クリプトン』はDCコミック原作のドラマですが、原作を知っている方はもちろんのこと、知らない方でも楽しめるドラマだと思います。
スーパーマンがどのように誕生したのか、彼が生まれる前に何があったのか。まさに、これからのエル家の生き様が描かれようとしています。スーパーマンといえば有名なヒーローで、彼がなぜ誕生したのか知りたい方は是非、見てほしいドラマです。