「卿卿(きょうきょう)日常」21話・22話・23話のあらすじとネタバレ感想

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卿卿日常-23話

新年の贈り物

尹岸と尹岐は2つの酒楼の営業再開を川主に上奏しますが、取り合ってもらえません。そこへ尹崢が紙幣普及の案を上奏書にまとめて持って来ました。川主は尹崢も紙幣普及の案を上奏することで遠回しに酒楼の営業再開を求めていると気づくのでした……。

その頃、李薇たちは九川美食薈で岳衡に営業再開の交渉をしていました。岳衡が許可せずに立ち去ろうとした時、尹崢、尹岸、尹岐が酒楼の営業再開を許可する宣旨を持って現れます。

尹崢は酒楼の営業停止によって税収が減ったことを指摘し、新川の商業改革はどうなるのかと岳衡に迫りました。そう言われた岳衡は酒楼から手は引くが、目上に無礼な態度をとったことを詫びるよう尹崢に言います。

岳衡は尹崢が酒が弱いことを知った上で大きな茶碗に酒を注いで飲むことを強要しました。李薇が代わりに飲むと言いますが、尹崢はそれを制止して茶碗の酒を飲み干します。岳衡が立ち去った後、倒れてしまう尹崢。李薇は尹崢を屋敷に連れ帰って介抱するのでした。

九川美食薈は営業を再開し、再び繁盛します。ある日の営業終了後、外は大雨になっていました。尹崢が李薇と元英を迎えにきて上官婧も一緒に馬車に乗るように勧めますが、上官婧は尹岐を待つと言います。

なかなか迎えに来ない尹岐に業を煮やした上官婧は雨の中を走って帰ることにしました。その途中で破れた傘を差し、顔を擦りむいた尹岐と行き会います。馬車が間に合わず歩いて迎えに来る途中に転んでしまったとのこと。

相合傘で帰る途中、上官婧は尹岐に女子に武術を教える商いを始めたいが”凶暴な妻”だと言われるかもしれないと相談します。尹岐は「言いたい奴には言わせておくさ」と答えるのでした。

新年、李薇は宋舞に教わって作った手作りの靴を尹崢に贈ります。尹崢は喜んで早速履いてみますが、中には糸の通った針が入ったままになっていたのでした……。

また李薇が元英からの贈り物を開けると”静園のすべてをあなたに任せます”という書きつけとともに正室だけが持てる合札が入っていたのです。

一方、上官婧が屋敷で「いつ雪が降るのかしら」と言うと、尹岐が部屋の中に凍らせた羽毛を降らせてくれました。上官婧は思わず尹岐を抱きしめるのでした。

その頃、郝葭は尹嵩がお腹の子だけを案じて自分を心配してくれないことを嘆き、他の夫人たちは皆幸せそうなのに自分は道を間違えたとつぶやいていました。

23話の感想

最初はお互い婚姻に乗り気でなかった尹岐と上官婧が幸せになっていく姿にほっこりしました。

それとは対照的に婿選びの時にかなり強引に尹嵩の側室になった郝葭が後悔し始めているのが切なくなります。

Photo:「卿卿日常」©2022 New Classics Media, All rights reserved.
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