「卿卿(きょうきょう)日常」24話・25話・26話のあらすじとネタバレ感想

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卿卿日常-25話

尹嵩の陰謀

産後、郝葭はうつ状態になってしまいます。悪い噂がたつのを恐れた尹嵩は郝葭を幽閉して赤子は女官に育てさせると言い出しました。趙芳如が赤子は自分が引き取って育て上げると言うと、尹嵩が「お前に子はできぬ」とつぶやき……。

尹嵩の言葉が気になった趙芳如が調べさせると、嫁いできた時から尹嵩が自分の茶に不妊になる薬を混ぜさせていたことがわかります。郝葭が幽閉されたことを知った李薇は和夫人に助力を願い出ました。和夫人は力にはなれないと言って李薇を下がらせますが、自分も尹崢を産んだ後にうつ状態になったことを思い返すのでした。

その後、李薇から和夫人に協力を断られたと聞いた尹崢は、自分は幼い頃和夫人から敵をみるような目つきで見られていてそれは自分に非があると思っていたと話します。李薇は尹崢に、和夫人はきっと今の郝葭と同じ産後うつの状態だったのだと言いました。

その時、和夫人の侍女が来て、代理の女官を尹嵩のところへ行かせるという和夫人の伝言を伝えます。李薇と元英は女官に同行することにしました。

女官は尹嵩に郝葭の幽閉について追及します。尹嵩が郝葭を呼ぶと、郝葭は普通の身なりで来て本人も「元気に過ごしてる」と言いました。元英は脅されているのではないかと心配しますが、郝葭は大丈夫だと言うのでした。

李薇たちが帰ると尹嵩は郝葭を再び幽閉しました。郝葭は侍女に、赤子を趙芳如のところに連れて行って”世話を頼みます”と伝えるように言います。

一方、帰り道で先ほどの郝葭の様子がおかしかったと感じた李薇は、元英に尹崢を呼びに行くように頼んで1人で引き返します。門前で止められた李薇は門番の剣を奪い、中に入れるよう脅しました。

そこへ侍女が、郝葭が庭の池に身を投げたと知らせに来ます。李薇は屋敷に駆け込み、池から郝葭を引き揚げました。郝葭を診た侍医は自分には助けるすべがないが、川主専属のじょ侍医なら助けられるかもしれないと言います。

李薇は尹崢、元英とともに川主に許可を求めに行きますが、その日川主は体調が悪く謁見することができません。話を聞いた上官婧が槍を持って屋敷を出ようとすると、尹岐が槍を奪って徐侍医の住まいに向かいました。

無許可で徐侍医を連れ出そうとした尹岐は護衛に止められますが、尹岐は自分の首に槍を当てて護衛を脅し強引に連れて行こうとします。尹岐が護衛に囲まれているところへ尹崢が馬車で乗りつけ、馬車で徐侍医を郝葭のところへ連れて行くように言いました。

その頃、趙芳如は昏睡状態の郝葭の耳元で赤子を泣かせて意識を取り戻させようとしていましたが、郝葭は一向に目を開けません。徐侍医を乗せた馬車が尹嵩の屋敷に着きますが、門の前に尹嵩が立ちふさがります。「死にたいなら死ねばいい」と言い放つ尹嵩を李薇は思わず平手打ちしますが、尹嵩も李薇の頬を打ち返して剣を抜きました。

李薇に剣を突きつけた尹嵩は何者かに突き飛ばされます。それは尹崢でした。尹崢は尹嵩に剣を突きつけ、李薇たちに徐侍医を連れて屋敷の中に入るように言います。尹崢は長年の不正を把握していると言って尹嵩を脅しました。尹嵩は何も言えなくなります。

郝葭を治療した徐侍医は手を尽くした、後は本人次第だと言いました。趙芳如は郝葭の手を握り、わざと悪態をつき続けます。すると郝葭が目を開けるのでした。

25話の感想

尹崢と和夫人が会うたびに微妙な空気が流れていたのはそういう過去があったのですね。

それにしても強引な手段で徐侍医を連れ出すことを成功させた尹岐が今回もかっこよかったです!

また口は悪くても必死に郝葭を助けようとする趙芳如の言動にも感動しました。