31話あらすじ
元英の望み
再開した酒楼をうまく切り盛りしている李薇を見て安心した元英は尹崢に離縁を切り出しました。尹崢は元英の意思を尊重して川主に掛け合って許しを得ることにします。尹崢は川主に先日”望みがあれば申すがよい”と言われて授かった玉牌を見せて”何とぞ元英を自由に”と言いました。
その後、尹崢が元英に川主に離縁の許可を得たことを話すと、元英は婚姻に保守的な金川主の許しを得る方が困難だと言います。尹崢は離縁の条件として新川が金川に対して関税を引き下げると提案してはどうかと言いました。
元英が尹崢、李薇とともに金川に行くと金川主の代理をしている弟の元序が歴史的な建造物を壊して歓楽街を造ると言い出して老臣たちに止められていました。元英は奉状を読まずに3日もためている上、勝手なことを言い出した元序を批判します。
金川主と面会した元英と尹崢は離縁のことを切り出そうとしますが金川主夫人に遮られ、この度の帰郷は婿殿の顔を見せるための里帰りでしょうと念を押されてしまいます。
一方、上官婧は旅の途中で夫に博打の借金のかたに売り飛ばされそうになっている女性を助けました。しかし、その後に夫が呼んできた大勢の博徒たちに囲まれてしまいます。
上官婧が1人で応戦していると尹岐が土嚢を乗せた荷車を押して突っ込んできました。上官婧と尹岐は協力して博徒たちを役人に引渡します。
その後で尹岐は苦労をかけたくなくて嘘をついて離縁したと謝罪しますが、上官婧は取り合いません。金川では尹崢が1人で金川主夫妻に面会して関税の引き下げを提案。
婚姻より長期的かつ互いに有利な同盟だと説明しました。しかし金川主は離縁した娘は再婚する時に不利になると言って許しません。外で話を聞いていた元英は部屋に駆けこんできて重ねて許しを請いますが、金川主に禁足を命じられてしまいます。
夜になり、李薇は禁足中の元英に夜食を持っていきますが、見張りに断られてしまいました。そこへ金川夫人が来て自分が代わりに持っていくと言って夜食を受け取ります。
禁足中にも関わらずこっそり政策提言書を書いていた元英は慌てて隠しますが、金川夫人に見つかってしまいました。元英は金川夫人に、自分が婚姻よりももっと金川に貢献できるように力を貸してほしいと言うのでした。
31話の感想
なるほど、先日の玉牌には伏線があるのかなぁと思っていましたが、尹崢はこのように使ったのですね。しかし確かに金川主に離縁の許可を得るのが大変そうです。尹崢たちはどうやって切り抜けるのでしょうか。