「卿卿(きょうきょう)日常」30話・31話・32話のあらすじとネタバレ感想

恋愛
(C) 2022 New Classics Media, All rights reserved. 
PR

32話

親心

金川主は荒唐無稽な政策を提言する元序を叱責していました。それを聞いていた金川夫人は元英が政策提言書に書いていた内容を述べます。

関税軽減で交易は拡大し我が川の民は他川の商いを学べ、改革の契機にもなる。

新川は近年商業振興を進め今や大きな飛躍をしている。金川も古い体制を見直さないと取り残される。

金川主が一理あると言ったので金川夫人は実は元英の受け売りだと明かし、元英の政策提言書を渡しました。金川夫人が元英に機会をあげてほしいと言うと金川主は考えてみようと答えるのでした。

一方、尹岐は取り合ってもらえなくても上官婧の後ろをついて行っていました。しかし上官婧は尹岐が自分に合わせようと無理するのを見るのがつらいから別れましょうと言います。

金川では禁足を解かれた元英が関税引き下げについて老臣たちを見事に説き伏せ、陰から見ていた金川主は感心するのでした。

翌日、元英の部屋で尹崢と李薇が話をしていると金川主が訪ねてきます。しかし金川主は結局離縁したら再婚が容易ではなくなると言って許可せず、元英が私の価値は婚姻以外にないのかと言い返して口論になってしまいます。

話を聞いていた李薇は金川主は川同士の利害のためではなく娘を案じる親心から離縁を反対しているのだと気づきます。李薇は金川主に「広い天に羽ばたきたい方を家庭に閉じ込める必要が?」と言って説得します。

その頃、尹岐は別の道を行くふりをして、こっそり上官婧の後をつけていました。ところが尹岐は草むらに隠れている時にカエルに驚いて穴に落ち、上官婧に引き揚げられるのでした。

夜になり、金川主が再び元英の部屋を訪れます。金川主は離縁について決心したなら好きにしなさいと言うのでした。尹崢と李薇は元英を残して金川を発ちます。尹崢たちが新川に戻ると、金川主からの元英との離縁が成立した知らせがすでに届いていました。元英との離縁を受け、川主は尹崢に李薇を正室とすることを内々に約束します。

また川主は尹岸と尹峻を呼び出し、尹峻に尹岸の政務の補佐をさせると言いました。その帰り道、尹岸は尹峻の台頭で尹崢の立場が危うくなるのではと心配しますが、尹崢は尹岸に自分の心配をするように言います。

32話の感想

金川主に元英の政策提言を話すために手のひらにメモをしている金川夫人がかわいかったです。無事に離縁が成立し、元英は念願の金川の政務に関わることができるようになり、李薇も正室になれそうで安心しました。

しかし、尹嵩の右腕だった尹峻が尹岸の補佐をすることになり、復讐のために何か仕掛けてきそうで心配です。

こちらもおすすめ

「卿卿(きょうきょう)日常」あらすじ全話をネタバレ感想を交え最終回まで紹介

「卿卿(きょうきょう)日常」キャスト一覧と相関図を総まとめ!

Photo:「卿卿日常」©2022 New Classics Media, All rights reserved.
本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。