「卿卿(きょうきょう)日常」33話・34話・35話のあらすじとネタバレ感想。九川美食薈の支店を出すことになり、料理人を募集しますがなかなか人材が集まりません。そんな中、霽川出身で他の川の料理も作れる料理人が現れ、同郷の李薇は意気投合します。
33話あらすじ
尹崢の嫉妬
上官婧は結局尹岐とともに旅をすることにします。ところが尹岐は食事を用意すると言っては食材を焦がし、道案内すると言っては道に迷い……。
新川では九川美食薈の支店をたくさん出すことにした李薇たちが新たに料理人を募集しますが、なかなか良い人材が集まりません。そんな中、尹崡が連れて来た料理人、蕭揚は9川全ての料理を美味しく作ることができました。しかも蕭揚は霽川出身とのことで李薇とも意気投合します。
そんなある日、趙芳如が郝葭の露店に黛川に帰ると言いに来ました。郝葭は新川に残って私たちのように商いをしないかと誘いますが、趙芳如は郷里で家業の鉱山の管理をすると言うのでした。
李薇が蕭揚を自分の屋敷の厨房に連れて行きます。蕭揚は李薇が用意していた食材で料理をふるまおうとしますが、劉宝泉は調理道具を貸そうとしません。
仕方なく李薇は蕭揚を自分の畑に案内します。そこへ尹崢が帰って来て、李薇が蕭揚と親しげに話しているのを見て嫉妬するのでした。
後日、尹崢のために胃に良い料理を考えてくれたと言って李薇がまた蕭揚を屋敷に連れてきます。劉宝泉はまた調理器具を貸そうとしませんが、蕭揚は劉宝泉や侍女たちに贈り物をしてすっかり心を掴んでしまいます。
蕭揚が考えた料理を李薇が教わって作りますが、出来上がった料理を見た尹崢は2人に嫉妬して一口も食べずに部屋を出て行きました。李薇は自分が作った料理がまずそうに見えたのだと思い込んで落ち込みます。
ある日、尹岸は尹崢の屋敷に、尹崡は自分の補佐として人脈を駆使して他の川との難しい交渉も易々とこなしていると報告に来ます。その後、尹岸は尹崢に昼食を要求します。
尹崢が李薇を呼ぼうとすると、李薇は蕭揚に用があって九川美食薈に行ったとのこと。尹岸は尹崢を焚きつけて九川美食薈に向かいます。
実は李薇は尹崢のために蕭揚に料理を習っていました。九川美食薈に着いた尹崢は李薇と蕭揚が厨房で親しげにしているのを見てまた不機嫌になります。
食卓についてからも李薇と蕭揚の席の間にわざわざ自分の椅子を運んで座る尹崢。しかも尹崢は食卓に並んだ料理が李薇ががんばって作った物だとは知らずに理不尽な文句ばかり言うのでした。
尹岐と上官婧が旅を続けていると雨が降ってきますが、尹岐が持っている傘は破れ傘ばかり。結局、上官婧の外套を被って2人で雨宿りすることになります。
雨が止んで尹岐は上官婧の外套を焚火で乾かしてやると言いますが、よそ見をして外套を燃やしてしまいました。尹岐もさすがに落ち込んで上官婧に別れを切り出すのでした。
33話の感想
尹崢が大人げなく李薇と蕭揚に嫉妬する姿がかわいかったです。
また相変わらずお約束どおりの失敗をする尹岐に笑えました。