【宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~】4話・5話・6話のあらすじとネタバレ感想。蕭瑾瑜は楚楚を連れて、再び馮家を訪れました。楚楚は馮玠の遺体がある安置所へ行き検視を始めたものの、馮玠の遺体を始末しにきた秦欒の配下が安置所に火を放ち……。
4話のあらすじネタバレ
楚楚と蕭瑾瑜は、馮玠が死亡した時の様子を再現しました。
再現を目の前で見ていた景翊は、馮玠は情事の最中に死んだのではないか、馮玠の家族は名誉が傷つくのを恐れて死因を偽ったのではないかと推測します。
どう思うかと聞かれた楚楚は、馮玠の遺体をもっと詳しく調べたいと答えました。
三法司に戻った景翊は蕭瑾瑜に、「神策軍(宦官が統率している軍)を調べた結果、行方不明者がいた」と報告し、やはり楚楚を拉致した黒幕は秦欒だったかと結論づけます。
ちょうどそこへ、秦欒が皇帝の言葉を伝えに来ました。
「馮家から遺体を冒涜したと苦情があった。蕭瑾瑜が自ら謝罪に行くように」
蕭瑾瑜は内心、これで馮家を再び調べる口実ができたと思います。
蕭瑾瑜は馮家を訪れる前に、墓から掘り起こした2つの官史の遺体を楚楚に検視させることにしました。
検視室に連れて行かれた楚楚は、「もしかして、証拠の保管庫や研究室もあるのでは?」と辺りを見回し、人づてに聞いた玉面判官の屋敷にそっくりだと驚きます。
やはり蕭瑾瑜を玉面判官だと思う楚楚でしたが、6歳の時に人づてに聞いた話ならその頃は蕭瑾瑜も子供だったと言われて納得します。
楚楚が2つの遺体を検視している間、蕭瑾瑜は楚楚から渡された、玉面判官について記されているという書物に目を通しました。
書物の内容は、蕭恒が担当した事件でした。
検視を終えた楚楚は、2人の頭部には馮玠と同じ殴られたような傷があったと言い、同一人物に攻撃されたものだろうと推測を述べます。
その夜、蕭瑾瑜は楚楚を連れて、謝罪の名目で再び馮家を訪れました。
楚楚は馮玠の遺体がある安置所へ行き、こっそり検視を始めます。
すると、秦欒の命令で馮玠の遺体を始末しにきた配下たちが、楚楚のいる安置所に火を放ちました。
4話の感想
事件の再現に集中しすぎる楚楚が毎回おもしろいです。
景翊が止めなかったら、楚楚はあのまま蕭瑾瑜に人工呼吸という名のキスをしていたのでしょうか(笑)
楚楚はいまだに蕭瑾瑜を玉面判官だと思っているようですが、おそらく蕭瑾瑜ではなく蕭恒のことなのでしょうね。
楚楚に玉面判官のことを話した本人こそが玉面判官(蕭恒)なのだろうと思います。
5話のあらすじネタバレ
覆面をした秦欒の配下たちは、楚楚がいる安置所に火を放って逃げました。
覆面男たちを追いかけた景翊は、神策軍の営舎に入っていくのを見て「また秦欒の仕業か」と思います。
一方の安置所では、楚楚が馮玠の遺体を火事から守ろうとしていました。
そこへ、蕭瑾瑜と呉江が助けに駆けつけ、遺体も楚楚も無事に救出されます。
三法司に戻った楚楚は、馮玠の検視結果を蕭瑾瑜に説明しました。
馮玠の遺体には、昼間に検視した2つの遺体と同じように殴られた形跡があったこと。
犯人は眉下を正確に狙って殴り、被害者たちはその衝撃で壁に後頭部を打ちつけたこと。
頭を打った時は痛みがなかったために被害者たちは気にとめず、時間の経過とともに頭に血がたまり死に至ったこと。
そしてその証拠に、馮玠の頭の中には血腫があったこと。
さらに楚楚は、馮玠が最後に食べたものも特定しており、その内容物から、犯行が行われた場所は如帰楼だろうと推測を述べました。
それを聞いた蕭瑾瑜は、景翊と楚楚を連れて如帰楼に踏み込みます。
店主は逃げた後でしたが、蕭瑾瑜たちは店内の隠し部屋の存在に気づきました。
隠し部屋に向かうため、狭い通路に入った蕭瑾瑜は気分が悪くなってしまいます。
蕭瑾瑜は隠し部屋の捜索を景翊に任せ、自身は通路を引き返しました。
つらそうな蕭瑾瑜を見た楚楚は、「窓のない狭い場所が苦手なのでは?」と言い当てます。
一方、隠し部屋に到着した景翊は、様々な人物の監視記録が保管されていることに気づいて驚きます。
5話の感想
いつもは冷静沈着な蕭瑾瑜が、楚楚を助けるために危険を顧みず火事の現場に飛び込む姿が素敵でした。
そのあとも、馮夫人から楚楚を守ろうとしていましたし、蕭瑾瑜は無意識のうちに楚楚に惹かれているのかもしれません。
それにしても犯人は、被害者たちの脳出血を意図的に引き起こしたのだとしたら凄いですね……。
6話のあらすじネタバレ
逃亡した如帰楼の店主・許如帰の似顔絵を見た楚楚は、まるで作り物の顔のようだと違和感を覚えます。
実際、顔の変装をしている許如帰は、隠れ家で周将軍と合流し本来の顔に戻っていました。
周将軍は許如帰に「馮玠たちを殺した者を、ちゃんと処理したか」と確認した後、許如帰を荷台に隠して城門を出ます。
一方の蕭瑾瑜と楚楚は、許如帰の隠れ家を見つけ出したものの一足遅く、許如帰はいませんでした。
楚楚は、隠れ家に自分の故郷である黔州の名物が置かれているのを見て、許如帰は自分と同郷かもしれないと推測します。
さらに隠れ家を捜索すると、如意櫃坊(財物を保管する店)の札の紐が見つかりました。
それを見た蕭瑾瑜は、許如帰は如意櫃坊の金庫を通じて殺し屋と取り引きしていたのだろうと考えます。
蕭瑾瑜は景翊に、如意櫃坊の許如帰の金庫を見張るよう頼みました。
景翊はそれを了承した後、楚楚の生い立ちについて書かれた紙を蕭瑾瑜に渡します。
その紙には、楚楚の母親は楚楚が生まれる前に亡くなっていることや、楚家は巫医という天涯孤独の男と交流があったことが記されていました。
それを読んだ蕭瑾瑜は、巫医という男が楚楚に玉面判官の話をしたのだろうと考えます。
その後、蕭瑾瑜は母親の西平公主に会いに行き、如帰楼で見つかった父・蕭恒の監視記録を見せました。
「父が亡くなってずいぶんと経つのに、父の周辺人物ばかりが監視されている。まるで父を捜しているようだ」
何かを隠している様子の西平公主に蕭瑾瑜は、「もう隠す必要はない」と言います。
すると、西平公主は蕭恒の墓には衣冠のみが納められていることを打ち明けました。
蕭瑾瑜は父が生きているのではないかと思います。
6話の感想
逃亡した如帰楼の店主は、馮玠たちを殺した人物ではなく、殺し屋に依頼した人物のようです。
直接殺していないにしても、如帰楼に大量の監視記録があったことを考えると、店主は他にもたくさんの犯罪にかかわっていそうですね。
それにしても、どこにいても蕭瑾瑜の居場所が分かる景翊のツーカーぶりが最高でした。
このドラマはメインキャラが魅力的なので、それだけでドラマを楽しめます。
ハンカチに「骨」の刺繍を入れる楚楚もいいキャラをしていますし、それをもらって嬉しそうにする蕭瑾瑜も可愛かったです。
いつもは表情の固い蕭瑾瑜が、母の前では柔らかくなるギャップも胸キュンでした。