【ラスト・キングダム】キャラクター解説、キャスト紹介の第3弾!登場人物が多い分、ストーリーも凝縮!9世紀のイギリスを舞台に、数奇な運命を辿ることになった男の物語が壮大なスケールで描かれる!
エドワード王/ティモシー・イネス
エドワードは、アルフレッド前王の長男で病死した父の後を継いでウェセックス王国の王となった。
若い頃、愛する人との間に息子を儲けたが、王妃が大反対し結婚を諦めた。
愛した女性は修道院に送られ、息子は別の施設でキリスト教を教えられながら育つ。
その後、国を守るための結婚をし、妻との間にも息子が産まれた。
自我が強く、ウートレッドどころか誰の助言も聞かない上、母親とはいえ元王妃が口出しすることををうっとおしく感じるようになる。
姉エセルフレドをも虐げていたため、度々国を窮地に追い込んでしまう。
エドワード王役は、映画【女王陛下のお気に入り】(2018)に出演したティモシー・イネスが演じている。
ヤング・ウートレッド/フィン・エリオット
ヤング・ウートレッドは、ウートレッド・ラグナルソンとジゼラの間に産まれた息子。
母が亡くなり、父の不在中にアルフレッドがウィンチェスターに連れて行き、キリスト教の教えを学ばせた。
青年になってから、ベバンバーグ奪還のためにウートレッドに連れ出され、渋々ながら同行。
しかし、人づてに父の話を聞き戦いに参加する。
その後、自分の意志でウィンチェスターに戻り神に仕えた。
ヤング・ウートレッド役は、ドラマ【ザ・クラウン】(2017-2019)で、若い頃のフィリップ役を演じたフィン・エリオットが演じている。
スティオラ/ルビー・ハートリー
スティオラは、ウートレッドの娘で小さい頃から父が留守がちだったため、自ら戦いを学び強く賢い女性へと成長した。
自分の意志や考えを率直に表現する、性格はウートレッド似。
シーズン4で、ブリーダらデーン人に捕らわれるも、シグトリグルが暴力的ではないことや、考え方に似た部分があることなどから、ウートレッドに別れを告げ自分の意志でシグトリグルについて行った。
スティオラ役を演じているのはルビー・ハートリー。
経歴が見当たらないことから【ラスト・キングダム】シーズン4がデビュー作と思われる。
イーディス/ステファニー・マティーニ
イーディスは、エアドウルフの妹で失った家系の称号を取り戻そうと必死になっていた。
エセルレッドから執拗に迫られていたものの、何かと理由をつけて拒んでいた。
しかし、エアドウルフが犯した失敗をどうにかするため、エセルレッドからの申し入れを受け入れ愛人になってしまう。
次第に方向性を失い、暴走していく兄について行けずに離れ、エセルフレドからの伝言をウートレッドに届けたのを機に行動を共にする。
フィナンに好意を持っている様子。
イーディス役は【アガサ・クリスティーねじれた家】(2019)でソフィア役を演じたステファニー・マティーニが務めている。
エアドウルフ/ジェイミー・ブラックリー
エアドウルフは、イーディスの兄。
マーシャ軍の司令官として仕えていたが、裏ではエセルレッドを欺いていた。
失態を隠すため、イーディスをエセルレッドに回したが結局失敗する。
罰を免れようと、負傷して所々記憶を失くし寝たきりになっていたエセルレッドを殺害し指輪を奪った。
その後、エドワードからマーシャを統治するよう話が上がったが、イーディスにエセルレッド殺しを暴露され逃亡。
ブリーダに捕まって殺されそうになるも、ウィンチェスターの情報を流すという条件で命は取られずに済んだ。
しかし、ウートレッドとシグトリグルの話し合いで、エドワードがウィンチェスターを取り戻した後、処刑された。
エアドウルフ役は、映画【教授のおかしな妄想殺人】(2016)や【キッズ・イン・ラブ】(2017)に出演したジェイミー・ブラックリーが演じている。
クヌート/マグナス・ブルーン
クヌートは、ラグナーとは従兄弟同士だった。
ブリーダに好意を抱き、ラグナーから奪うためにエゼルウォルドをそそのかしてラグナーを殺すよう仕向けた。
ほかの女性との間に息子が2人。
ブリーダーもクヌートの子を身ごもったが、ラグナー殺しの首謀者だと知りラグナーの仇を討った。
クヌート役は、【ヒトラーの忘れもの】(2016)に出演したマグナス・ブルンが演じている。
血染めの髪/オーラ・ラパス
血染めの髪は、スケードの元パートナー。
スケードの血を体に入れて一体となり、何度とも彼女の助言通りに侵攻していた。
ところが、スケードをウートレッドに奪われた際、一度だけ取り戻すのを諦めたことでスケードに見放さてしまう。
血染めの髪役を演じたのは、【エヴァとステファンとすてきな家族】(2003)に出演したオーラ・ラパス。
シグトリグル/エイステイン・シグルダルソン
シグトリグルは、クヌートの従兄弟でテテンホールの戦いの後、敵に捕えられていたブリーダを開放した。
狡猾な頭脳派で交渉上手。
血を流す野蛮な方法より、取引で手に入れる方を好む。
ウートレッドの娘スティオラに対し、思いやりややさしさを示し、取引で手に入れた国に連れて行った。
シグトリグル役は、huluで配信中の映画【Devs】に出演するエイステイン・シグルダルソンが演じている。
スケード/サラ・ブロードベント
スケートは、魔術師として血染めの髪と行動を共にしていたが、ウートレッドに呪いを掛けたのを機に、血染めの髪から離れた。
ヘステンがスケートを狙っていたが、彼女は一切なびくことなくウートレッドの元に戻る。
しかし、ウートレッドは呪いを解きたいがためにスケートを傍に置いていただけで、呪いの解き方を知ったウートレッドに殺された。
スケード役は【Toby】(2018)に出演したサラ・ブロードベントが演じている。
ウィトガー/オシアン・ペレ(ペレット)
アルフリックの息子で、ウートレッドの従兄弟にあたる。
数年ぶりにベバンバーグに戻ってきていた時に、ウートレッドに奇襲を掛けられる。
ウートレッドに父アルフリックを人質に取られるも「親を愛せない子もいる」と、アルフリックの頭を矢で射抜いて殺害した。
ウィットガーを見たアルフリックが「溺死したと思ってた」と話していたことから、彼は何かしらのトラブルで死亡していたと思われていた。
ベバンバーグの太守となるために戻ってきたようだった。
ヤング・ウートレッドに矢を放とうとした瞬間、庇ったベオカ神父の胸に突き刺さる。
他、ウィットガーに関しては明らかになっていないことも多い。
ウィットガー役は、【ウィッチャー】(2019)や【サンクチュアリ】(2019)に出演したオシアン・ペレが演じている。
*俳優名は翻訳を使用しているものもあります。実際の名前とは違う表記になっている場合がありますのでご了承ください。
また、【ラスト・キングダム】シリーズは翻訳している方によって、ウートレッドがウトレッドになったり、ブリーダがブリダになるなど、表記が異なっている場合もあります。
画像:【The Last Kingdom】公式サイト
オフィシャルサイト
© Netflix