【レジェンドオブ・トゥモロー】は【ARROW】【スーパーガール】【THE FLASH】の世界を共有するアローバースを舞台にしたクロスオーバー。
本編では脇役となるキャラクターがチームを組み、タイムトラベルしながら世界を救うヒーロードラマです。
この記事では【レジェンド・オブ・トゥモロー】シーズン4の第1話から4話までをネタバレでまとめています。
【レジェンド・オブ・トゥモロー】シーズン4第1話
「ヴァージン・ゲイリー」ネタバレ
そんな中、突然エヴァからDCの本部に来るよう指示。
誤って解放してしまったドラゴンの事を内緒にしていたのを、時間管理局に知られたのかと思いきや、待っていたのは彼らからのサプライズでした。
時間管理局を代表し、エヴァがチームの貢献を伝え、アナクロニズムの修復が完了したと伝えたのです。
サラはエヴァといい関係が続いており、レイはノラにタイムストーンを渡して逃がしたことをザリに気づかれますが、秘密にしておくと約束してくれました。
サプライズパーティを抜け出したサラは、エヴァの家で2人の時間を楽しむと共に、エヴァの希望で同棲生活をすることに決めます。
ところが、そこに「祝いに浮かれている場合じゃない、闇が動き出した」とジョン・コンスタンティンがやってきました。
どうやら、時の牢獄から逃げ出したのはマラスだけではなかったというのです。
この5か月間、魔物を探してもいなかったというサラに「自分の蒔いた種だから戦いに備えろ」というジョン。
気になったサラが、時間管理局で調べてもらうと1969年のウッドストックに隠れている魔物を発見。
この時代は、ヒッピー族が登場しています。既存の社会体制をドロップアウトしたり、脱社会的な思考を持つ若者を中心とした自由を求める人々のこと。
ヒッピーの衣装で潜り込んだレジェンドが見たのは、人を襲って心臓を食らうユニコーン。
サラ、ネイト、レイ、ザリの4人で対処しましたが、ユニコーンが吐き出した虹色の液体を浴びたサラ以外の3人は幻覚を見ておかしなことに……。
手に負えないと踏んだサラは一旦2018年に戻り、ジョン・コンスタンティンの手を借りることにしました。
コンスタンティンの助言によれば、ユニコーンは獲物を油断させるために幻覚剤を吹きかけるとのこと。
そして、魔法の生物を現世から追い払うための”材料”を集め、時間管理局のゲイリーをユニコーンをおびき出すための囮に使って無事、地獄へ送り返したのです。
その後、サラはエヴァの承諾を得てコンスタンティンをレジェンドに勧誘しますが、彼は「自分が一緒だと犠牲が出る」と拒否しました。
シーズン4第1話の感想
シーズン3のラストで、レジェンドが魔物を解き放ってしまったせいで別の魔物までやってきてしまいましたが、時間管理局のシステムでも感知されなかったことから、色々な時代に隠れていたようです。
シーズン4第1弾の魔物はユニコーンでしたが、聖なる生き物をいう印象のあるユニコーンがヒトの心臓を食べるという驚きの展開でした。
リップがいた時よりも緊張感がなく前シーズンよりもゆるいレジェンド感で、冒頭からコミカル感も満載な面白さがあります。
毎回、時代に合わせたファッションで楽しませてくれていますが、1話ではヒッピーに扮したレジェンドたちも見どころです。
【レジェンド・オブ・トゥモロー】シーズン4第2話
「魔女狩り」ネタバレ
ところが、サラが帰った後に姿なき魔物に襲われたコンスタンティンは、どういう訳か荷物を抱えて船にやってきました。
「チームへの参加は断ったが、これまで遭遇した怪物と戦ったことを振り返り、自分がいなければチームは全滅する」と思ったようです。
そんな中、1692年のマサチューセッツ州セイラムで魔物反応があることを知らせるアラームが……。
ネイトは父親と食事をするため2018年に残っており、アナクロニズムの対応はサラ、コンスタンティン、ザリ、レイの4人で向かいます。
ここでは、ある母親が魔女と疑われて捕えられていましたが、実際に魔女だったのは彼女の娘プルーデンスでした。
当時のセイラムでは200名ほどが魔女として告発され、うち19名が無実の罪で処刑され1名が拷問で死亡、5名が投獄中に亡くなりました。その中には2名の乳幼児もいたというから驚きです。現代で言う集団パニックの事例のひとつで、近世の魔女狩りとしては有名な事件です。
その頃、エヴァとネイトはお互いの悩みを解決することで交渉成立。
・ネイトは父親と食事をしたもののカードが使えず仕事も自分も否定された(レジェンドの報酬は”友情”のみ)
・現世ではお金が必要だと感じたこと、父親を見返したいと思った。
・お金もないし住むところがないから取りあえず時間管理局に住みたい
・エヴァは魔物退治には資金が必要国防総省に予算を上げてもらいたいがリップと違って交渉が苦手。
・ネイトに交渉してもらう代わりに時間管理局に住むことを許可する
ところが、交渉する国防総省の人間とはネイトの父。
ネイトは「顔も見たくない」と一度は断るも、魔法の存在を証明して予算42億ドルの獲得に成功し、さらに父親からも認められました。
そして、しばらくチームを離れ時間管理局のエージェントとして働くことになったのです。
一方でチームは、プルーデンスと接触しコンスタンティンが彼女に憑りついた魔女をあぶり出します。
姿を現したのはディズニーに出てくるようなドレス姿のフェアリー・ゴッドマザー。
ゴッドマザーは、プルーデンスを助けたいというも実は、ヒトに憑りついて力を発揮すると言う寄生虫のような魔女。
プルーデンスの前に助けた子たちは強欲ばかりだったというゴッドマザー。
「ドレスが欲しい、舞踏会に行きたいという馬鹿な願いも叶えた。ガラスの靴なんて誰が履くの?足にマメが出来るだけ。」とかなりご立腹な様子。
さらに、願を叶える代わりに彼女が得たのは1000年閉じ込められたということでした。
人間に対して恨みを持っており、プルーデンスに憑りついているのも彼女を助けるためではなく暴走を願ってのこと。
しかし、ザリの説得で考え直したプルーデンスは、ゴッドマザーとの繋がりを断ち切りコンスタンティンがゴッドマザーを地獄に送り無事に解決しました。
シーズン4第2話の感想
フェアリー・ゴッドマザーは、ブルーのドレスにティアラを付けディズニーに出てくるような魔女でしたが、心の中は怒りに燃える悪魔。
「ドレスが着たい、舞踏会に行きたい」とか、「ガラスの靴が~」というセリフはまさにシンデレラの世界を思わせてくれました。
また、ネイトはチームとは別行動をすることになりましたが、まずは父親と和解する方が優先。
ただ、父親がどんな職業かも知らなかったネイトは、同じ職に就いていることで彼への理解も示すようになり2人の関係も良好になる予感。
前シーズンまでと比べると、ダミアン・ダークやサベッジという大きな問題はないので、派手な戦闘は控えめなものの、ヒーローではなくレジェンド目線で観ればいい距離感だと思います。
【レジェンド・オブ・トゥモロー】シーズン4第3話
「踊る女王陛下」ネタバレ
3話の舞台は、1977年のロンドン。
贅沢三昧の女王陛下が、国民と身近に接するために選んだのは宮廷のバルコニーではなく、パンクバーで、女王自らステージに立ち踊りまくるというもの。
酒を浴び王冠を投げ、やりたい放題の女王の姿は翌日の新聞でも注目の的となりました。
イギリス王室は崩壊し、国民は混乱してカオス状態になっていると言う情報が、チームに入ります。
裏に何かあると睨んだ瞬間に魔法追跡装置も、シェイプシフターという魔物の反応が……。
ただ、装置が反応したのは女王ではなく、女王が大好きなザ・スメルというパンクバンドでした。
元々は存在しないバンドでしたが、今回女王の乱入騒動でスターになり音楽の他にも過激な悪戯でも有名になったとのこと。
女王が悪魔に憑りつかれたか、それとも洗脳か幻覚か。
いずれにしろ、かなり怪しいということで、サラ、ザリ、レイ、コンスタンティン、ミックの5人は”パンク全盛期”のロンドンに向かいます。
レイを車に残し4人でパンクバーに入るも、ミックとコンスタンティンが喧嘩を始めるとバー全体が喧嘩で盛り上がり退散することに。
そこでサラは、レイにザ・スメルに潜入するよう指示したのです。
レイは”レイジ”と名乗り、ザ・スメルの女性ボーカルのチャーリーに気に入られて潜入に成功します。(シェイプシフターはチャーリーでした)
一方、時間管理局ではネイトが”更新世期”で魔法反応を探知。
「僕たちだけで対処しよう。コンビを組む」とゲイリーに持ち掛けて、許可を取らずに対処に向かいました。
ただ、なぜか何も対処していないのに魔法反応が消えてしまいます。
それもそのはず、ゲイリーがネイトの最初の任務成功のプレゼントとして持ち帰って来た植物がその魔物だったから。
その後、植物がランチを盗み食いして発覚し、ネイトとゲイリーが退治しました。
また、レイはザ・スメルに潜入しているうちに仲間意識を持つようになり、チームからチャーリーを守ることに。
しかし、チームがシェイプシフターを追い詰め、彼女がアマヤに変身したところでコンスタンティンが術を掛け、2度と変化できなくしたのです。
結果、姿がアマヤということもありレジェンドは彼女を始末することが出来ず、チャーリーはアマヤの姿のまま船に捕えられることになりました。
ところがレイは、彼女は悪戯をしただけで悪いことはしていない、怪物かもしれないけど生まれ変わるかもしれないからチャンスをあげようと言うのです。
初めはサラたちも反対しますが、何よりアマヤの姿ということもあり……しばらく様子を見ることにしました。
シーズン4第3話の感想
実は、暴走した女王陛下はニセ者で、チャーリーが変身していたのです。
チャーリーは変身能力がある悪戯好きの妖怪。
ここでアマヤ(チャーリー)が出てくるとは意外でしたが、中身はアマヤと全く違います。
もちろんチャーリーは元々パンキーなので、口も悪いし態度も悪い。
ただ、ネイトはアマヤを失った傷がまだ癒されていないので、気づかれたらかなり凹むかもしれません。
シーズン4に入ってから、レイが思わぬ行動で自己主張する機会が増えたようにも感じます。
それも彼のキャラが立ってきたのかもしれませんが、どうやらレイはダミアン・ダークの娘ノラに恋をしている様子。
レイは、変わった趣味というか変わり者な所があるので、意外にもノラとは相性がいいかもしれません。
今後、2人の恋の行方も気になります。
【レジェンド・オブ・トゥモロー】シーズン4第4話
「夏の思い出」ネタバレ
場所は1995年のキャンプ・オガワ。
ちょうど2人が見ていたホラー映画が、”1995年のキャンプ・オガワでの悲劇の基づく作品”ということで、魔物の仕業であると確認しました。
また今回は、2人で過ごす時間が短かったこともありエヴァも任務に同行することに。
そこでサラはまず、アマヤそっくりのチャーリーの存在を明かし、シェイプシフターであることも伝えます。
さて、今回の魔物は沼にいる怪物。
コンスタンティンは、スワンプシングなら知っているが北部にはいないとのことで、2人1組になってキャンプに参加します。
キャンプのスタイルはポロシャツにハーフパンツが鉄則ですが、今までコートを脱がなかったコンスタンティンも今回ばかりはキャンプ衣装に着替えさせられました。
サラとエヴァ、レイとコンスタンティンが組み、新入りの指導員として参加します。
不愛想なキャンプ責任者のクーパーから、イケメン助手のチャドを紹介されキャンプを案内され、サラとエヴァは女子、レイとコンスタンティンは男子の1組ずつを受け持ちました。
ところがその日の夜、男女1名ずつの生徒が失踪し、翌日にもまた男女1名ずつの生徒が姿を消してしまいます。
サラとエヴァは、コンスタンティンに渡された”子供”にもどる薬を飲み、子供たちを油断させて情報を聞き出すことにしました。
話しによると、キャンプでは毎年女子が好きな男子を選んで森で会う”夜のデート”が伝統となっているようで、消えた4人も森で待ち合わせしたようです。
そんな中、コンスタンティンとレイは森を捜索し、失踪した男子生徒の洋服の切れ端から居場所を突き止めていました。
当初、クーパーが魔女と推測していましたが、実は助手のチャドがシュトリーガという魔物だったのです。
サラとエヴァが子供の姿のまま魔物を倒し、絶妙なコンビネーションで消滅させました。
レイたちは子供たちを見つけたものの、生気を吸い取られていて目覚めなかったため、コンスタンティンが魔術で子供たちを目覚めさせます。
しかし、なぜかひとりだけ目を覚ましません。
そこでコンスタンティンは、自分の生気を分け与えて意識を取り戻しましたが、今度はコンスタンティン自身が倒れ込んでしまったのです。
一方、船ではザリとミックがチャーリーの見張りとして残っていましたが、ザリの隙を突いてチャーリーが脱走。
ミックがチャーリーを捕え収監しましたが、なぜかミックはチャーリーとウマが合い、彼女を開放してしまいます。
それでもチャーリーは逃げることなく、「2度と檻に閉じ込めないという条件でチームに協力することを選んだのです。
シーズン4第4話の感想
アマヤの姿をしたチャーリーが、レジェンドの協力者として加わりました。
新キャラという形でスタートです。
コンスタンティンは、なぜか治療を拒否していたため命が危険な状態に……。
ギデオンが強制的に治療を開始しますが、魔術が原因で弱っているなら魔術で救えるかも?ということで、レイはノラを探すつもりのようです。
ただラストではノラの意外な姿が……。
4話までを視聴しましたが、かつてのようなド派手な戦闘シーンはありませんが、サラとエヴァを初めとする、2人タッグでのアクションシーンが魅力です。
チームのムードメーカーだったネイトは、一旦船を降りていますがゲイリーとのコンビはコミカルで笑えます。
重大なアナクロニズムを…というより、たまたま解放された魔物を捕えるという展開なので、ゆるい雰囲気がありますが、まだコンスタンティンを襲った魔物の正体が分かりません。
彼でさえ、手も足も出なかったほど恐ろしく強い魔物であれば、まだまだこれからが本番という感じですね。
まずは、嵐の前の静けさということでしょう。
チーム一丸での戦いももうすぐかも?
【レジェンド・オブ・トゥモロー】シーズン4の作品情報
【公開】
2019年
【制作】
【キャスト】
ケイティ・ロッツ、ブランドン・ラウス、ドミニク・パーセル、メイジー・リチャードソン=セラーズ、ニック・ザーノ、タラ・アッシュ、コートニー・フォード、ジェス・マッカラン、マット・ライアン、ラモナ・ヤングほか
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