【ロック＆キー】5話のネタバレと考察。新たな鍵を通して、父の秘密を知ることとなるタイラーたち。その秘密とは、とんでもなく残酷なものでなかなか受け入れるものではなかったのです。さらにニーナは、エリーとレンデルの共通点を見つけることに。
【ロック＆キー】5話ネタバレ
新たな鍵・オルゴール鍵を発見！
タイラーとキンジーが鍵の囁きのするほうへと向かうと、ピアノの中から音符の形をした鍵が見つかりました。同じく鍵の囁きを聞いてやって来たボードが音符の形をした鍵の鍵穴を見ると、本棚の上にある茶色い箱を指さします。
タイラーがその箱を取り、キンジーが鍵を差し込んでみると……その箱はオルゴールでした。
オルゴールの中で踊るバレリーナには首がない……
今回は3人とも鍵の囁きが聞こえたのだから、3人でこの鍵を守れるんだとボードは安心した様子。しかし、キンジーは井戸の女が2週間以上も現れていないことから、もういないのではないかと考えているようでした。
そんなキンジーに対し、ボードは井戸の女にはわずかな時間でしかないと指摘します。そこでタイラーは、やはり安全のために鍵は別けて持つことを提案しました。
- キンジーはオルゴール鍵
- ボードは幽霊鍵と鏡鍵
- タイラーは頭の鍵
これらは常に身につけておき、使うときは必ず相談することを約束します。ところが、タイラーの仕切り具合に嫌気が差したキンジーはタイラーに”黙るよう”言いました。
いつもならすぐケンカになるはずが、タイラーは何も言いません。実は、彼は話せなくなっていたのです。
面白がったボードも試してみますが何も起きませんでした。それもそのはず、オルゴール鍵は鍵を差した人の命令だけを聞くようになるものでした。
それを知ったタイラーはこのオルゴールはおもちゃではなく、”武器”だから必要なときが来るときまで絶対に使わないようにと念を押します。
エリーの鍵穴の傷跡
外出先から帰宅したニーナとボード。しかし、ニーナは誰もいないはずの家に誰かがいることに気がつきます。
ニーナが金づちを手に身構えると、そこにいたのはエリーでした。エリーは息子のルーファスの忘れ物を取りに来たとのこと。
ニーナは、ルーファスが家の管理をしているからといっても、無断で入らないで欲しいとエリーを注意しました。その時、ニーナはエリーの鎖骨の下のあたりに鍵穴のような傷跡を見つけます。
エリーは、子供のころ自転車で転んだ時にできたものだと説明しましたが、気になったニーナはリッジウェイの元を訪れました。ニーナはエリーの傷跡と同じものが、レンデルの鎖骨の下にもあった、何か知らないかと聞いてみますが、リッジウェイは何も知らない様子。
ニーナは、2人して全く同じ場所に同じ形の傷があるのはおかしいと考えている
さらに、ニーナはサムがレンデルを撃つ前にキーハウスのことを言ったこと、レンデルがこの町での生活を語りたがらなかった理由を確かめたいと話しました。しかし、リッジウェイはそんなことを続けているとニーナの身が持たないと忠告します。
ダンカンの記憶
ニーナは学校から呼び出されてボードを迎えに行きました。ボードは保守のため学校に金づちを持って行っていたのです。
ニーナは理由を聞きましたが、ボードは身を守るためとしか言えませんでした。家に戻って来たボードは、まずキーハウスの間取り図を作り始めます。
そこへダンカンがやってきて、学校で何かあったのか？と聞いてきました。ボードは試しに、ロック家先祖のチェンバレンについての話をしてみます。
「パパと叔父さん（ダンカン）はよく魔法の鍵で遊んでいたでしょ？幽霊になってチェンバレンに会っていたことを覚えている？」ダンカンは一瞬だけ顔を強張らせましたが、すぐに「素敵な話だね」と、何事もなかったかのように返しました。
ダンカンは子どもの頃のことを覚えていないのか、もしくは答えたくないのか……
【ロック＆キー】5話の結末まで
新たな鍵・花の鍵
キンジーはタイラーに、写真に写っているのは溺れた人たちで左からルーカス、ジェフ、キムだと伝え、これが父がキ－ハウスに戻らなかった理由ではないかと言います。
そんな話をしている中、鍵の囁きが聞こえキンジーとタイラーは探しに行くことに。辿り着いた先はロック家の墓場。
墓の前に置かれた花瓶から囁きが聞こえ、キンジーが花瓶を割ってみると中から花の形をした鍵が出てきました。近くの木にオレンジに光る鍵穴を見つけ差し込んでみると、木の周りを囲むように地下から無数の絵の具の瓶が現れたのです。
キンジーが1つ手に取り見てみると、中には父レンデルが空を飛んでいる記憶が映し出されていました。さらにもう1つの瓶には、父がルーカスと一緒に居てこちらに向かって「盗み見するなよ、ダンカン」と言っているものでした。
この瓶はダンカンの記憶だった
瓶を次々と確認していくと、姿を変えられる鍵があることもわかります。
その一方で、タイラーが手にした瓶にはとんでもないものが映し出されていました。父レンデルが溺れたとされる3人のうちの1人を殴り殺すシーンで、周りにはもうすでに倒れている2人の姿があったのです。
3人は溺れていなかった……。
あまりにも残酷な映像にキンジーが驚きを隠せない一方で、タイラーは確信しました。これが父がキーハウスに戻らなかった理由なのだと。
リッジウェイは殺された⁉
ニーナはエリーに用があるようで彼女の家へ行きましたが、エリーは留守だとルーファスに言われます。彼女は、昼間のエリーの行動に疑問を抱いていたため、ルーファスにGIジョーをキーハウスに忘れたかと聞いてみました。
ところが、ルーファスのGIジョーは全員揃っていたのです。そこで”なにかを見たからすぐ来て欲しい”と、リッジウェイからボイスメールが届いていたことに気づいたニーナは、その足で彼の家へと急ぎました。
リッジウェイの家の扉が半開きになっており、恐る恐るニーナが奥へと進んでいくと……。頭にビニール袋を被せられ、椅子に座ったまま亡くなっているリッジウェイの姿を発見しました。
ニーナはすぐに警察を呼びますが、別の部屋から物音がしたため様子を見に行きました。音がしたポーチには誰もいなかったものの、実はポーチの下にはエリーの姿があったのです。
【ロック＆キー】5話の考察
レンデルはなぜ仲間を殺したのか
溺れたとされていた3人は、花の鍵を使って見たダンカンの記憶から、レンデルが殺害していたことがわかりました。当時、高校生だったレンデルが親友を殺害するのは、よほどのことがない限り考えられません。
ただ、レンデルが殴って殺害したという映像しかないため、その前に何が起こったのかが不透明なままです。当時、エリーもその場にいたのに、なぜ事実を語ろうとしなかったのか。
レンデルが亡くなった今、その時に何が起こったのかを語ってもおかしくないはず。なぜ、彼女は一切語ろうとしないのか……。
そう考えると、レンデルはただ感情に流されて友人を殺害したのではなく、殺害しなければならない状況だったように思えます。さらに、レンデルとエリーにあった鍵穴のアザが、その場に居た皆にあるとしたら……。
彼らが、大人には言えない何かを背負っていた可能性も否定できません。ただ、現時点で鍵穴のアザがあると分かっているのはレンデルとエリーだけ。
他の仲間にも同じアザがあったのどうかは、もう少し描写が必要です。
レンデルとエリーの鍵穴のアザは何？
レンデルとエリーにあることがわかった全く同じ鍵穴のアザ。家ごと燃えたマークは、自身の胸に”炎の鍵”を差し込んでいました。
レンデルたちにあるアザは、この炎の鍵を差した跡なのではないかと思われます。だとすれば、家もろとも燃えたマークは死んだわけではないのか気になるところ。
井戸の女はサムにチャンスをあげると炎の鍵を渡していましたが、その後の描写はまだないため炎の鍵の効果は今のところわかりません。とはいえ、井戸の女はエリンの病院を訪れた際にマークは死んだと告げていました。
井戸の女がキーハウスの鍵の効果を全て把握しているのならば、マークは死んでいる可能性もありますが、エリンにかまをかけたパターンも考えられます。いずれにせよ、この炎の鍵が大きな意味を持っていることは確かでしょう。
花の鍵の記憶
花の鍵を使って見た記憶には、大人たちが忘れている記憶がありました。ニーナも鏡の世界に閉じ込められたことを忘れていましたが、これも閉じ込められている記憶と関係があると推測します。
それが忘れたい記憶なのか、それとも鍵が勝手に選別して記憶を閉じ込めているのかは不明。ニーナは特に何することなく、勝手に記憶を失っていたため花の鍵による選別の可能性が高いような気がします。
なぜ、記憶は閉じ込められているのか。さらに、レンデルがキーハウスに戻らなかった理由は、ただ単にあの事件を思い出したくなかったからなのか、それとも記憶がないからなのか。
この辺りも微妙な空気感になってきています。
【ロック＆キー】5話まとめ
今回は新しい鍵が2つ現れました。オルゴール鍵はタイラーの言う通り、武器としてこれから活躍しそうです。
花の鍵は、なぜダンカンの記憶のみ現れたのか気になるところ。たまたまダンカンの記憶だったのか、毎度ダンカンの記憶ならば一体”花の鍵”は何のための鍵なのかが気になります。
レンデルが溺れた3人を殺害したのにはどんな理由があったのかにも注目していきたいです。一気に様々なことが明らかになり始めたので、次回6話ではどんなことが起きるのかお楽しみに！
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