【ロック&キー】7話ネタバレと考察。刑務所から脱獄を果たしたサムが向かった先はキーハウス。彼が戻ってきて、今まで謎だった様々なことが明らかになります。サムの過去、レンデルの死の真相、井戸の女と目まぐるしい展開に目が離せません!
【ロック&キー】7話ネタバレ
サムの過去が明らかに
カウンセラーであるレンデルの元へ呼び出されたサムは、1週間で2度も注意を受け、問題行動が目立つことを指摘されます。誰しもが承認欲求はあるものの、サムは度が過ぎているとのことでした。
そこでサムはレンデルのオフィスに飾られた1枚の絵画に興味を示し、何かに惹かれるように釘付けになってしまいます。
その絵画には、”キーハウス”が描かれていた
レンデルが少し席を外した時、絵画からサムを呼ぶ声がしました。すると、絵画の中の井戸から女が現れ、レンデルの机の上に置いてある彼のカルテを見るよう勧められます。
サムが中を確認すると、境界性人格障害の疑い、積極性のなさ、タイラーの意見として不安定でひどい父親を持つなどと書かれていました。井戸の女は、彼らは嘘をついているが自分はつかない、言うことを聞いてくれれば望みを叶えるとサムをそそのかしました。
キーハウスにサムがやって来た
キンジーとボードは、窓が割られていたことからキーハウスに井戸の女以外の侵入者がいることにに気づきます。その時、2階から母が誰かと言い争う声が聞こえ、ボードは幽霊鍵を使って様子を確認しに行くことに。
冬の書斎の扉に幽霊鍵を差し込み、霊体となって母の元へ向かうと、そこにはなんとサム・レッサーの姿があったのです。ニーナは、サムに銃を突きつけられ”頭の鍵”をよこすよう迫られていました。
ボードから話を聞いたキンジーは、サリー(イルカのぬいぐるみ)の中に頭の鍵を隠します。その後、サムがキンジーたちのところにやって来て頭の鍵の在り処を執拗に聞かれると、ボードは「ここにある」と鏡鍵を掲げました。
鍵は自分の所有物だから取り上げられないと思っていたボードでしたが、サムにあっさりと奪われてしまいます。実は、鍵を取り上げられないのは井戸の女だけだったのです。
そして、サムがやって来た目的が、頭の鍵を使ってある人の頭の中に入り黒い扉を開く方法を探るためだということも明らかになりました。
【ロック&キー】7話の結末まで
井戸の女とサムとの再会
タイラーは井戸の女の顔を見たことがないため、車の中で一緒にいるのが”井戸の女”だとは気づきませんでした。ところが、上着を取るためにタイラーが後部座席に手をかけると……”どこでも鍵”が落ちていることに気づきます。
目の前にいる女が鍵を奪えないことから、タイラーは彼女が井戸の女だと確信。追いかけてくる女を振り払い、どこでも鍵を使ってキーハウスへ戻りました。
キーハウスに戻ったタイラーがリビングに向かうと、サムが家族に銃を向けているのを見つけます。タイラーは、サムの背後から飛び掛かりますが、炎の鍵で辺りに火を着けられ体を離してしまいました。
サムはタイラーに頭の鍵の在り処を聞きますが、なにも知らない様子に我慢の限界だと憤慨します。すると、キンジーが森の中に埋めたと自白し、サムに連れられボードと共に森へと向かいます。
実は、キンジーにはある考えがありました。それは、以前頭の中から取り出し埋めた”恐れ”の自分を掘り返し、サムを襲わせることでした。
サムが襲われている隙に、キンジーはボードと逃げ出して身を隠します。サムは”恐れ”のキンジーを銃で撃ち追いやり、キーハウスへと戻っていきました。
サムがキーハウスに戻ると、拘束していたはずのタイラーとニーナの姿がなく、背後から襲われてしまいます。ここで初めてサムはタイラーと話し、全ては自分が勝手に勘違いしていただけだったことに気づきました。
ほとんどの鍵を失う
サムとタイラーの会話から、様々なことが明らかになりました。
- レンデル殺害は、井戸の女が鍵を欲しがっていたからで意図していなかった
- タイラーが以前サムに対し、父親を殺す時はうちのも頼むと言った発言はレンデル殺害とは無関係だった
- サムはタイラーを友だちだと思っていたが嘘をつかれたと思い込んでいた。実際にはタイラーはサムのことが好きだったから友だちになれたという
タイラーを追ってキーハウスにやって来た井戸の女は、タイラーとニーナに殴りかかります。なんとかして起き上がったタイラーは、サムに「鍵は渡さない限り井戸の女には奪えない」と伝えました。
井戸の女は、レンデルがサムの質問に答えていれば済んだ話だったと怒鳴り、サムの心は2人の間で揺れ動きます。しかし、なかなか鍵を渡さないサムに苛立った井戸の女は、近くにあった刃物でサムを刺し、鍵を奪ってしまいました。
井戸の女が鍵を奪えないのは、ロック家の人間だけだった
これで井戸の女は、オルゴール鍵、頭の鍵、鏡鍵、花の鍵、どこでも鍵を手にしました。これにより、タイラーたちが持つ残りの鍵は幽霊鍵、17世紀の棚の鍵のみ。
ニーナの通報によって駆けつけた警察が家の中に入ってくるのを感じとったサムは、冬の書斎の扉から外に出てしまいます。しかし、その扉には幽霊鍵が差し込まれたままでした。
サムは自分に何が起きたのか理解できずにいると、駆けつけた警察が扉の前に倒れているサムを見つけます。警察はサムに脈がないことを確認すると、そのまま扉を閉めてしまいました。
【ロック&キー】7話の考察
ロック家と井戸の女の関係
そもそも鍵は誰の物なのか。
少し振り返ると、過去に井戸の女は鍵を返せ言っていたことから、鍵は井戸の女の物だったのだと考えられます。そして、井戸の女はロック家からは鍵を奪えません。
鍵が井戸の女の物だとして、なぜロック家が手にすると奪えなくなるのか。それは、ロック家は鍵を守る立場なのではないかと推測します。
更に、2つの可能性を考えました。
レンデルはこれが原因となり、その3人を殺害せざるを得なかったとすれば納得がいきます。
サムの行方
サムは、幽霊鍵が差されたままの扉から出て、幽霊になった状態で扉を閉められてしまいました。本体は息をしておらず怪我を負っていることから、あのまま死体として処理される可能性が濃厚だと思われます。
もし、あのままサムの本体がなくなってしまったら、サムはずっと幽霊となってしまいます。それならば、幽霊鍵を使えばサムに会って話を聞くことはできるのではないかと考えます。
【ロック&キー】7話まとめ
今回は、サムの抱える問題や、レンデルの殺害が故意ではなかったことなどが明らかになりました。あの日、レンデルがサムにキーハウスのことを話さなかったから殺害したこと。
このことから、井戸の女はレンデルから鍵の在り処を聞き出したかったのだとわかりました。井戸の女とロック家の関係について、明らかになってくるのか気になるところ。
鍵を手にして満足げに去った井戸の女ですが、これで目的は果たせたのか、次回8話もお楽しみに!
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