【ロック&キー】最終シーズン第1話・2話のネタバレと解説。ドッジに代わりロック家に恨みを持つギデオン大佐が登場しました。彼は過去に絞首刑にされたはずが、悪の石を取り込んだことによって魔物として甦ります。鍵を狙うギデオン大佐から、ロック家はキーを守ることができるのか!?
1話あらすじネタバレ
ドッジに代わりギデオン大佐が復活し、ルーファスとエリーもダンカンの結婚式への出席を機にマテソンに戻ってきました。
ダンカンとブライアンの結婚式を間近に控えたある日。
ドロシーとエイダという黒マントを着た2人の女性が、閉じ込められてたスノードームから出ようと躍起になっていました。スノードームの中には、キーハウスそっくりの建物がありました。
そんな中、ボードが新たにスノードームのキーを見つけます。その日、キンジーは撮影で遅くなるとのことで、母ニーナの希望からキンジーの帰りを待たずキーを使用してみることに。
すると、ニーナとボードはスノードームの中に入っていました。雪に喜んだボードは庭に行き、ニーナは建物近くでその様子に微笑みます。
そこにドロシーとエイダがやって来て、スノードームのキーを渡すようニーナに詰め寄りました。ニーナは慌ててキーとドームのある場所に走り、スノードームに差してあるキーを抜き取ります。
ところが、そこでキーハウスのドアが閉まり、ボードをドーム内に残したまま3人がスノードームから出てしまったのです。ドームからキーが抜かれたことにより、キーハウスのドアは閉鎖されボードはスノードームの寒い外に置き去りになってしまいました。
その後、キーは2人に奪われ(ニーナはロック家の血筋ではないため鍵を奪える)ニーナはすぐにキンジーに連絡を取り、2人が何者なのかを探る前にまずボードを助けなければ凍死してしまいます。
そこでニーナとキンジーは、ドロシーとエイダの後を追うように探しに出ました。
森で見つけたのは誰かが寝ていたであろうテント。
中には誰もいません。
一方で、エイダとドロシーはギデオン大佐の元へとたどり着きキーを渡すと、大佐に命じられて井戸の中にあるもうひとつ別のキーを手に入れました。彼らが手にしたのはどこでも鍵とスノードームの鍵で、大佐はすべての鍵を手に入れるよう2人命じたのです。
キンジーとニーナがボード救出の計画を立てるためキーハウスに戻ると、ドロシーとエイダも鍵を奪いにキーハウスにやってきます。しかし、キンジーが”武器”を巧みに操ってニーナが2人を鏡に閉じ込め、キーと取り戻して凍死寸前だったボードを救出しました。
キンジーが気になっていたのは、森に合ったテント。
悪魔のような女性たちと何か関係があるのか気になりながらも、ここでタイラーがいれば……と2人は思わずにはいられませんでした。
1話の解説
タイラーは年齢的にも魔法の記憶が無くなっています。ただ、恋人を亡くした事実だけは残っており、傷心のためキーハウスを去っていました。
連絡しても返事は来ない、電話もかかって来ない状況で家族みんなで心配してる中で、ダンカンとブライアンの結婚式の準備が着々と進んでいきます。タイラー自身もまだ心の傷が癒されていなかったので、家族との連絡も一切断っていたようです。
そして、エイダとドロシーはというと2人は”悪魔”です。
では、ギデオン大佐は何者なのか?
ロック家は独立戦争前からマセソンで暮らしていた錠前師と鍛冶職人の家系で、戦争が始まってからギデオン大佐はイギリス兵を引き連れロック家にやってきました。家主のピーター・ロックが対応するとギデオン大佐は、独立軍の武器を作って保管しているだろうと、敷地を確認させるよう要求したのです。
これに対しピーターは噂だと反論し帰るよういいましたが、これがギデオン大佐の逆燐に触れてしまいます。
兵に屋内を捜索させ、火薬8樽と屋根裏からイギリスの銃を見つけたという報告に、ギデオン大佐は家財も好きに持ち出せと命じ見つけた娘2人とピーターを火あぶりにしようとしたのです。
その時に、ベンジャミン・ロックを含む独立軍の兵たちの反撃を受け銃撃戦になったのですが、ピーターはギデオン大佐に刺殺されてしまいます。いわば、ロック家にとってギデオン大佐は仇になります。
そのギデオン大佐は、部下のジェームス・ボルトンとサミュエル・コフィーを連れ、あの洞窟へ行き青い光から出てきた悪の石を取り込んだのです。しかし、洞窟から出る時にベンジャミンたちから銃弾を受け、そのまま捕えられ絞首刑にされています。
ギデオン大佐の最期の言葉は「少年よ 私は始まりに過ぎない 仲間が私の後に続きこの世を破壊する」
ギデオン大佐が処刑されたことや最後の言葉から、ギデオン大佐の体は器であり”悪”は引き継がれていくと考えていいでしょう。
2話あらすじネタバレ
ドロシーとエイダを失ったギデオン大佐は、こだま鍵を使って井戸から新たにジェームス・ボルトンとサミュエル・コフィーを呼び出しました。2人は死んだはずなのに生き返っていること、違う時代にいることなどすべてを不思議に思います。
井戸からこだまを出すには、門と反対側の出口を使わなければなりません。
そして、ダンカンとブライアンの結婚式を前日に控えたある日。
連絡を絶っていたタイラーが突然帰ってきました。モンタナで家を作る仕事をしていたようです。
彼に鍵の記憶はありませんが、虫の知らせというものなのか、帰らないと言っていたのに帰ってきたのは何かを感じたからなのかもしれません。
その頃ギデオンは、ボルトンとコフィーに鍵の話と、彼らがこだまであることを伝えドロシーとエイダの時と同じように鍵を奪うよう命じます。
そして結婚式の日の朝、タイラーは井戸の門が開いていることに気づき奥を確認していましたが、その様子をギデオンたちが見ていました。結婚式では、ボードとタイラーが介添人を務めることになっており、ボードがメッセージの練習をしている最中、新しい鍵を見つけます。
その鍵は”タイムトラベル鍵”で、大時計の中に行きたい年月日や滞在時間などを設定することが出来ます。設定の仕方が分からなかったボードはダイヤルを適当に回しました。
ボードが付いたのはベンジャミン・ロックがいた時代(正確に何年か不明)。
そこでボードは、”道化のチェスト”がどういうものかを知り、鍵の形も確認しました。
庭での結婚式が行われている最中は家の中には誰もいません。ギデオン大佐はその隙を狙って、ボルトンとコフィーの3人でキーハウスに入り込み、片っ端から鍵を探し回りました。
鍵は見つかりませんでしたが、その代わりにボードの机の引き出しから鍵についての説明と鍵の隠し場所が書かれたノートを発見。
一方で、結婚式で飲んだお酒によりタイラーの記憶が少し戻りつつありました。ニーナもかつてはお酒を飲んで記憶を取り戻したので、キンジーは希望をかけショットグラスに酒を注いでタイラーに飲ませます。
案の定、タイラーは鍵のことを思い出し始めました。しかし、同時にジャッキーのことを思い出し気分が悪くなり家に戻ってしまいました。家の中では、ボルトンとコフィーが鍵をかくしてある場所のドアを無理やりこじ開けようとしており、それを見たタイラーと殴り合いが始まります。
2対1の不利な状況でしたが、そこにキンジーがやって来て鎖の鍵で応戦しますが、負けじとギデオンも参戦。最後はタイラーが鎖の鍵で3人を追い払いましたが、頭を打ったため鍵の記憶が消えてしまいました。
鍵が狙われていることに気づいたボード、キンジー、ニーナの3人は、ボードが過去で見たという”道化のチェスト”に鍵を隠すことにします。ただ、鍵がまだ見つかっていないので、探すまで鍵が奪われないようにしなくてはなりません。
こういったこともあり、翌日帰ると言っていたタイラーはもう少し滞在することにしました。
2話の解説
タイラーは家を出る前に「鍵の記憶は残したくない」と言っていましたが、彼にとって鍵=ジャッキーが結びついてしまっているからでしょう。
お酒を飲んで少し記憶が戻っていましたが、頭を打った拍子に記憶を失くしてしまいました。ただ、これはタイラーが本能的に思い出したくないという思いも絡んでいるのかもしれません。
ギデオン大佐は、鍵がどんなものであるかをドロシーとエイダから聞いていたので、悪に使用するために集めることを絶対にあきらめないはず。
せめてタイラーの記憶が戻れば状況が少し変わると思いますが、最終的には本人次第と言うことになります。
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