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『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1最終話(16話)のネタバレ感想。マカレナとスレマが脱獄!?

ロックアップネタバレ サスペンス

 

『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1最終話。

スレマと脱獄することになったマカレナ。瀕死のファビオ看守。ソレの心臓移植。

それら全ての行く末が気になる幕の閉じ方でした。

この記事では、『スペイン女子刑務所』のネタバレ感想をお届けします。

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『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1最終話(16話)

ソレが心臓移植!?

マカレナと同房のソレは、以前から心臓病を患っており7年間もドナー待ちをしています。

そんなソレは、ある時サンドバル医師に呼び出され、移植の番が急遽回ってきたと知らされました。

薬を2錠のんだら、あとは病院からの迎えを待つだけ。

共に話を聞いていたマカレナやリソス、テレたちも移植の話を心から喜びます。

しかし、いつまで経っても病院からの迎えは来ません。

おそらく、ソレが収容者という理由で拒まれているのでしょう。

ソレの諦めた顔から察するに、このような中止は以前にも何度かあったようです。

しかし、所長が直々に病院に連絡して頼み込むと、何とか病院側が迎えにきてくれることに。

成功率は30%ですが、無事を祈るばかりです。

ファビオの行方は?

所内では、前日の夜からファビオ看守が行方不明だと騒ぎになっていました。

退勤した記録がないため、所内のどこかにいるはずだと推測する所長たち。

監視カメラを入念にチェックすると、深夜にトイレで何かをしているファビオが映っていました。

同僚のバルブエナ看守の話では、トイレに何かがつまっていたので共にトイレで作業をしていたとのこと。

この時は分かりませんでしたが、後に、トイレにつまっていたのがコンクリートだと判明します。

実は、スレマ一派が脱獄のために、洗濯室の壁を掘っていたのです。

つまり、つまっていたコンクリートは洗濯室の壁。

真相に辿りついたファビオ看守は、スレマに不意打ちで殴られ……!?

マカレナの父がハマディを殺害!?

今までは、恋人ハマディのことを最優先に考えていたスレマですが、ついにハマディを裏切ってしまいます。

スレマは、マカレナの父に「お金と引き換えに、今後の安全を保障する。その証拠としてハマディの身を引き渡す」と提案しました。

スレマが裏切った理由は、ハマディが罪のない少女をひき殺したから。

どうやら、アラブでは子供は神聖なものと見なされており、ハマディがおこなった犯行は許しがたいことのようです。

マカレナの父・レオポルドはスレマの提案を飲み、スレマの弁護士にお金を渡しました。

代わりにハマディの身柄を拘束したレオポルドは「このまま警察に引き渡す」とロマンに言いますが、ロマンは納得しません。

ロマンからしてみれば、娘のルキアをひき殺したハマディを許せるわけがなく、自らの手で始末したいのです。

土に穴を彫り、ハマディを生き埋めにしようとするロマン。

レオポルドは何度も止めようとしましたが、ロマンは聞き入れず……。

結局、レオポルドがロマンに代わって自らの手でハマディを殺害するのでした。

スレマとマカレナが脱獄!?

マカレナが流産した胎児のDNAと、シモン(マカレナを騙した男)のDNAが一致しました。

マカレナが「これで釈放されると思う」とリソスに話すと、リソスは「おめでとう」と言いながらもどこか切なげな表情を見せます。

そして「マカレナが釈放されるのは嬉しいし幸せになってほしい。でもつらい。この関係が終わってしまうから」と言葉を続けるリソス。

その後マカレナは、審理のためにスーツに着替えます。

すると口紅をつけたリソスが待っていて、マカレナを抱きしめました。

ブラウスに口紅がついてしまったため、急いで洗濯室に行くよう促されるマカレナ。

そしてマカレナが洗濯室に着くと、そこにはちょうど脱獄しようとしているスレマがいて……!?

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『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1最終話(16話)の感想

シーズン1の最終話は、とても気になるところで終わってしまいました!

マカレナは、釈放のための審理直前に、スレマの脱獄計画に無理やり参加させられることに……。

実はスレマは、密かに洗濯室の壁に穴をあけていたのです。

シーズン1のラストでしっかりと伏線が回収されたのが素晴らしいですね。

①スレマの仲間たちはみんな洗濯係だったこと。

②以前にスレマが「プランAとプランBが~」と言っていたこと。

それらが全部伏線だったとは気づきませんでした。お見事。

無理やり脱獄に参加させられたマカレナですが、おそらくリソスが仕向けたのだと思われます。

と言うのも、審理直前にマカレナの前に現れ、マカレナのブラウスに口紅をつけたからです。

リソスは、これまで一度も口紅をつけたことはありません。

それなのに口紅をつけたまま抱きしめ、ブラウスを汚し、そしてマカレナを洗濯室に向かわせました。

このことから、リソスが仕向けたことは間違いなさそうです。

仕向けた理由はおそらく、マカレナが普通に釈放されてしまったら恋人関係が終わってしまうから。

けれど脱獄をした場合、失敗してまた刑務所に戻ってくる可能性がある。だから脱獄するよう仕向けたのではないでしょうか。

リソスと言えば、マカレナが「釈放されるかも」と話した時の反応が印象的でした。

「良かった。本当に良かったね」と言いながらも、どこか切なそうなリソス。

きっとリソスは悟っていたのでしょう。マカレナとの恋人関係は、あくまでも刑務所内だけのものだと。

もともとマカレナはノーマルで、「絶対に女性とは付き合わない」と言っていましたし。

だから釈放されれば2人の関係が終わってしまうと悟り、「良かったね」と言いながらも切ない表情を浮かべていたのでしょう。

リソスの複雑な感情は、これまでのストーリーの中で、一番人間らしい感情に見えました。

さて。脱獄したスレマ、マカレナ、サライ、スレマの手下2人は果たして逃げ切れるのか。

また、レオポルドがハマディを殺してしまった件も気になります。

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まとめ~それぞれの行く末~

ソレ → 7年待ち続け、やっと心臓移植を受けられることに。成功率は30%……手術の結果が気になります。

ファビオ → ファビオは、スレマの脱獄計画を察したためにスレマに殺されかけました。瀕死の様子ですが、無事に助かるのか!?

脱獄組 → スレマ・マカレナ・サライ・スレマの手下2人。脱獄経路をたどり、外の光が見えたところでシーズン1は幕が下りました。

Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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