海外ドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1第3話。
今回は、ソレが倒れてしまったり、マカレナの妊娠が発覚したりと物語が大きく動きます。
しかも、ボス的存在のスレマと対立関係になってしまい、マカレナの服役生活は前途多難!
そんな『スペイン女子刑務所』のネタバレ感想です。
海外ドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』
『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1第3話のネタバレ
ソレが倒れる
受刑者たちは”ヨランダを送る会”の準備のために、礼拝堂で作業をしていました。見張りの看守が場を離れた途端、受刑者たちはやりたい放題。
そんな中、ソレはお供えの酒を一気飲みし、数秒後に倒れてしまいます。心停止の状態で医務室に運ばれたソレでしたが、医師の迅速な対応により命はとりとめました。
どうやらソレはもともと心臓病を患っていたらしく、今回のことで移植が必要になってしまったとのこと。移植がすむまで酸素が必要な体になってしまいました。
パロマ看守長の死亡
ヨランダの死亡事件について、再び話し合う職員たち。警察が監視映像を調べた結果、やはり改ざんされており、職員の中に共犯者がいるのだろうと思われました。
ヨランダが死亡した日に当直だったのは【パロマ看守長、ファビオ看守、パラシオス】の3名。後日3名は、警察の尋問を受けることになりました。
ファビオ看守は、裏切ったのはパロマ看守長だろうと当たりをつけていました。パロマ看守長には双子のベビーがいるので、子供を盾に脅されているのだろうと予測したのです。
ファビオの予測はビンゴ!パロマは、受刑者のスレマに脅されていました。
パロマ看守長は、ファビオ看守に改ざんしたことを打ち明けますが、ファビオは「警察には黙っていろ。子供と自分の人生を守るべきだ」と助言。
助言を受けたパロマは黙っていることを決意し、その旨をスレマにも伝えました。これで、パロマの子供もパロマ自身の人生も安全……と思いきや。
パロマは銃殺されてしまいます。スレマが、外にいる恋人に頼んでパロマを始末させたのです。
マカレナの父が命の危機!?
マカレナは、ヨランダが死亡した日にスレマが連れ出したことを所長に話しました。しかも、話したことをわざわざスレマ本人に報告するマカレナ。
スレマはマカレナの両親の名前を出し、黙らないと2人の命が危ないと脅します。
スレマは椅子の足に携帯電話を隠し持っており、ことあるごとに、外にいる恋人に頼みごとをしているのです。スレマの恋人は、スレマに頼まれたことなら殺人でも何でもする模様。
マカレナはスレマを怒らせてしまったため、父親の命が危なくなってしまいました。
マカレナは”所内では頼みごとはしてはいけない”と学んだはずですが、今は緊急事態。父親の命を助けるためなら頼みごともやむなしです。
同房のアナベルに「携帯電話が欲しい」と頼みごとをするマカレナ。しかしアナベルは「2600ユーロ(麻薬の件で損をした額)をすべて返済してからだよ」と言い、携帯電話をくれません。
そこでマカレナは、看守に抱きついてスマホを略奪。何とか父親と連絡を取ることができました。
父親はどうやら、マカレナを騙したシモンから100万ユーロを奪う計画を立てているようです。マカレナの保釈金が100万ユーロなので、父親はマカレナが刑務所から出られるように外で奔走しているのでしょう。
マカレナが妊娠!? 相手の男は誰?
前回の2話でマカレナが“ある物(麻薬)“を受け取ったことで、受刑者たちは尿検査を受けることになりました。
受刑者のテレは、尿検査で”陽性”の結果が出ることを恐れて、マカレナに「代わりに尿を入れてくれ」と頼みます。テレの頼みをきくマカレナ。
後日、尿検査の結果がでました。なんと、テレの尿から“妊娠”していることが発覚!
テレの尿と言っても、マカレナが代わりに入れた尿。つまり、”マカレナが妊娠している”ということです。
相手の男性は誰なのでしょう?元カレのシモンという線もありますが……。
ですがマカレナは、服役初日に「生理なの」と言っていました。その言葉が本当であれば、妊娠したのは服役中なので、相手は元カレではないということになります。
とすると、サンドバル医師が濃厚です。マカレナが注射をして医務室で眠っていたとき、サンドバル医師はマカレナに触れていました。ですので、もしかしたらその時にマカレナの貞操を奪ったのかもしれません。
受刑者たちの話では、サンドバル医師は若い女性に目がないとのこと。マカレナは若くてキレイな女性なので、サンドバル医師に狙われているのかもしれませんね。
『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1第3話の感想
1話と2話はスレマの登場シーンが少なかったのですが、今回の3話になってようやく出番が増えてきました。今のところ、スレマからはあまり”怖さ”を感じませんが、ボス的存在なので本当はもっと怖いはず。
これから徐々にスレマの本性が見えてくるのだろうと思うと、楽しみでもあり怖くもあります。
ヨランダが残したSIMカード(900万ユーロの手がかり)についても、徐々にストーリーに絡んできています。
「900万ユーロがあればソレの心臓を買える」といったセリフや、「100万ユーロがあれば刑務所から出られる」というセリフ。
マカレナは、初めは「拾ったもの(SIMカード)は持ち主に返す」と考えていたようですが、今は自分の命も父親の命も危ない状況。なので、一刻も早く刑務所から出るために、SIMカードに手をつけることになりそうです。
今回の見どころは、マカレナの父の機転。マカレナの機転は父親譲りだったのですね。
マカレナの父親は、最初にマカレナと面会をしたときにも機転を利かせていました。テーブルの下に丸めたお金を隠し「髪を結ぶフリをして、髪の中にお金を隠せ」とマカレナに指示したのです。
父親はもともと警察官なので、刑務所内では”お金”がどれだけ大切か知っていたのでしょう。マカレナのために色々と計画を立てているようですし、今後は父親が頼もしい存在になっていきそうです。