『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1第5話。
900万ユーロ(11億円)の手がかりが隠されているSIMカードをついに取り戻したマカレナ。
ようやくお金の隠し場所が判明しました。
しかし同時に、スレマにSIMカードのことを知られてしまい……!?
まだまだ気が抜けない5話のネタバレ感想をお届けします。
『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1第5話のネタバレ
リソスが同房に!?
マカレナは、同房のソレに「あなたの言うとおりだった。私はSIMカードに魂を奪われてる」と言います。
そんな話をしていると、看守がリソスを連れてきて「医師の指示で、今日からリソスが同房になる」と言いました。
医師というのはもちろんサンドバル医師のことでしょう。前回の4話で、リソスは医師に何かを頼んでいるようでした。今思えば”マカレナと同部屋にしてほしい”と頼んでいたのでしょう。
とは言え、所内での頼みごとは“タダ”ではありません。必ず代価を払わなければならず、リソスが払ったものは何なのか……。
マカレナは、「もしかして体と引き換えたなら、自分をおとしめる最低な行為よ」とリソスに言います。リソスはマカレナの言葉を肯定もせず否定もせず、「でも一緒がいいって言ってたでしょ」と答えました。
サライとの取引
以前、テレの代わりに尿を提出したマカレナ。再びテレに尿を頼まれました。テレの話では「尿検査の結果、妊娠してると分かった」とのこと。
自身の妊娠を知ったマカレナは、父との面会でも上の空。ただ唯一「SIMカードを諦めるな」という父の言葉が胸に残りました。
諦めないことを決意したマカレナは、SIMカードの現在の持ち主であるサライのもとへ。マカレナの顔を見るなり、頭突きをおみまいするサライ。続けて暴行するサライに、マカレナは“取り引き”を持ちかけました。
自分の証言でスレマが殺人犯に問われないようにできる、と。そしてその代価として、SIMカードを返して欲しいと頼むのでした。
スレマの側近であるサライは、マカレナの条件を飲みました。しかし他にもまだ条件があるようで……!?
リソスの激怒
マカレナが食堂で食事をしていると、リソスがやって来ました。
マカレナは神妙な面持ちで、(パラシオス看守から盗んだ)携帯電話をリソスに差し出し「これあげる。お別れの印よ」と言います。
ワケがわからず呆然とするリソスに、マカレナはひどい言葉を浴びせて追い討ちをかけました。
おそらく、サライの“もうひとつの条件”がリソスと離れることだったのでしょう。
マカレナの心無い言葉を聞いたリソスは激怒!なんと、食事のトレイでマカレナの顔面を思い切り叩きつけました。
さらに、「この女は、ヨランダのSIMカードを持ってる!」と大声で暴露するのでした。
11億円の行方が発覚!
所長自らスレマに尋問。証言を頼まれるマカレナ。
しかしマカレナは、サライとの取り引き条件を守るため、「ヨランダが死亡した日、スレマの姿は見ていない」とウソの証言をします。
そうしてどうにか取り戻したSIMカード。パラシオス看守から盗んだ携帯電話にSIMカードを差し込むと、風景画像が数枚入っていました。
画像を拡大すると、“SG112号線”の道路沿いであることが判明。すぐに父親に連絡し、画像を転送しました。
画像を受け取った父親は、900万ユーロ(11億円)を掘りに行くため、息子にシャベルを取りに行かせます。
シャベルを取りに行った息子(マカレナの兄)は、何者かに襲われて、車のトランクに閉じ込められてしまいました。
マカレナの兄を襲ったのは、スレマの恋人。
トランク内で騒ぎまくる兄を黙らせようと、スレマの恋人はトランクを開けます。
その瞬間、兄がシャベルでスレマの恋人を殴り、無事に逃走。ことなきを得たのでした。
マカレナの妊娠相手が判明!
マカレナは妊娠7週目。時期から推測して、相手の男性は元カレのシモンのようです。
中絶をしたいマカレナは、サンドバル医師に中絶の薬を頼みました。
しかし所内での頼みごとは”タダ”ではありません。
薬の代価として”奉仕”を求めるサンドバル医師は、スボンを脱ごうとします。
しかしマカレナは拒否。今から所長に訴えると言い放ちました。
サンドバル医師は、「女囚たちにとって私は”頼めば何でもしてくれる”便利な存在。そんな便利な私がいなくなれば、女囚たちが怒ってマカレナを殺すだろう」とニヤリ顔。
何も言い返せないマカレナは、怒って医務室から出て行くのでした。
一方のテレは、所長から「妊娠してるけど相手の男(職員)は誰だ」と問い詰められていました。
提出したのはマカレナの尿なので、テレはもちろん妊娠していません。
しかし、本当のことを言えば再び尿検査を受けさせられ、結果、薬物反応が”陽性”と出てしまう。
困ったテレは、パッと思いついた名前を答えてしまいました。
「相手の男は、パラシオス看守」だと。もちろんデタラメなのですが、パラシオス看守は懲戒免職になってしまう……!?
『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1第5話の感想
刑務所内のストーリー、刑務所外での話、職員の悩み。
いろいろなことが描かれている作品なのですが、ストーリーの配分が見事!おかげで楽しく視聴できています。
今回の5話で印象的だったのは、豹変したリソス。キュートで優しい女性なのですが、マカレナにひどいことを言われ、ブチ切れてしまいました。
その豹変っぷりに驚きです。まさか食事のトレイでマカレナの顔面を殴るとは……。
しかも、「この女はSIMカードを持ってる」って、一番言ってはいけない話を暴露してしまうリソス……。
好きなキャラだっただけに少し残念です。
マカレナがひどいことを言ったのはサライとの取り引きのためなので、そのうち誤解が解けるといいのですが。
11億円の行方が分かってもまだまだ前途多難。今後の展開も楽しみです!