「Lonely Planet」（Netflix）は、アカデミー賞受賞者のローラ・ダーンと、リアム・ヘムズワースが主演を務め、スザンナ・グラントが監督と脚本を手がけた作品。スランプを抱えた独身の小説家と、ずっと年下の若い男の人生を変えるほどの恋を描く大人ロマンス。2024年10月11日からNetflixで配信予定。
あらすじ
作家のキャサリン（ローラ・ダーン）は、スランプを脱するため日常の生活や仕事から離れ、モロッコの静かな環境で心身ともにリフレッシュ（リトリート）することにしました。そこで、若いオーウェン（リアム・ヘムズワース）という男性と出会い親しくなり、いつしか2人の間に恋が芽生えます。物語は、オーウェンとキャサリンの関係が複雑に発展していく様子が描かれていきます。
登場人物/キャスト
キャサリン役/ローラ・ダーン
スランプから脱するため、モロッコの人里離れた隠れ家でリフレッシュしている独身の小説家。そこで出会った若い男性（リアム・ヘムズワース）と人生を変えるほどの恋に落ちてしまう。小説家のキャサリン役は1967年生まれのアメリカ出身のローラ・ダーン（Laura Dern）。1984年公開の映画「マスク」（1994年の「マスク」とは異なる）でブレイクし、2019年映画「マリッジ・ストーリー」のノーラ役でアカデミー賞助演女優賞、英国アカデミー賞助演女優賞、ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞を受賞しています。
オーウェン役/リアム・ヘムズワース
キャサリン（ローラ・ダーン）と出会い、接していくうちに気になる存在から大恋愛へと発展する若い男性。オーウェン役を演じるリアム・ヘムズワースは、クリス・ヘムズワースの弟として知られていますが、俳優として活動している兄がもう一人います（ルーク・ヘムズワース）。映画「ハンガーゲーム」シリーズのゲイル役で知られており、「ウィッチャー」シーズン4からヘンリー・カヴィルの代役としてゲラルト役を演じます。
パトリシア役/ベリナ・ローガン
ベリナ・ローガンは、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス出身の女優。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「ツイン・ピークス」に出演し、「サンズ・オブ・アナーキー」ではフィオナ役を演じたことで知られています。
ハミド役/サミ・フェッカク
ハミド役のサミ・フェッカクはモロッコ系フランス人の俳優。「The Departure」「Colosseum」に出演しました。アンソニー・ホプキンス主演の映画「Mary」にアレクサンダー役として出演予定です。
ボブ役/ディロン・レイン
ディロン・レインは「クラウド9」「チャーリー・セズ/マンソンの女たち」「カウントダウン」の出演で知られるアメリカ出身の俳優。2019年公開のジェイク・ギレンホール主演の映画「THE GUILTY／ギルティ」にも出演しました。
その他のキャスト
ヤシン役/ベン・ユーセフ
グンナー役/グスタフ・ディエカール
テイラー役/アーサー・クラーク
ルカ役/フランチェスコ・マルティーノ
セバスチャン役/クインティン・ミムズ
ダイアナ・シルバーズ
スザンナ・グラント監督の思う「ロンリー・プラネット」
私は「ロンリー・プラネット」で、旅が持つ力についての映画を作りたかったのです。つまり、時には自分の知っている生活から何千マイルも離れることで、自分自身や自分の生活を新たに、そして明らかに見えるようになることがあるというテーマです。
リトリートは、都市の喧騒から離れた自然の中や、特定のテーマに沿った歴史的な場所で開催されることが多く、個人で参加するものから、グループで行われるものまで様々です。作家同士の交流やワークショップ、専門家の指導を受ける機会も提供されることがあり、創作活動の進展を助ける重要な場として認識されています。
例えば、映画「ロンリー・プラネット」では、主人公がモロッコでリトリートし、創作活動を通じて新たなつながりを得るという設定です。このようなリトリートは、スランプを解消したり、特に自然豊かな場所で行われることでリフレッシュ効果が期待できます。
また、ローラ・ダーンとリアム・ヘムズワースの間には自然に築かれる心地よい関係があり、特にモロッコでの撮影中に互いに深く信頼し合っていたそう。ローラ・ダーンは、リアム・ヘムズワースとの共演を「魔法のようだった」と述べ、ヘムズワースも彼女との共演を「特権」と感じていたと語っています。
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