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【ロスト・イン・スペース】シーズン2第2話ネタバレと解説。
大海原のど真ん中にある断崖絶壁に取り残されたロビンソン一家。
そこは巨大な金属の海溝で一家に緊張感が走る。
トラブルからのまたトラブル。この惑星は一体どこなのか……。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第2話あらすじ
ジュピターを船に改造し大海原に出たロビンソン一家でしたが、航海中はトラブル続き。
ようやく切り抜けたと思えば、今度は巨大な金属の海溝に落下寸前という危機に見舞われました。
巨大な金属の海溝は偶然に出来たものではありません。
しかし、それは一旦さておき、まずはジュピターを飛ばすための処置に注力します。
船体のあちらこちらには粘着力の強い海藻が絡みつき、バールでも剥がすことが出来ません。
さらに、ドンは足に絡みついた海藻に刺されマヒし、助けようとしたペニーと海に落ちてしまったのです。
モーリーンが駆け付けてドンは救助出来たものの、ペニーは流されてしまいます。
モーリーンは咄嗟に海に飛び込んだものの流れが激しく、ジョンの助けも間に合わないままペニーと巨大な金属の海溝に落ちてしまったのです。
以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第2話ネタバレ(前編)
海溝の中
海溝の中は、不思議な空間になっていました。
巨大な金属柱のようなものが数本立っており、それが雷を呼んでいるのだとモーリーンは推測します。
また、金属で出来ている地面には、見たこともない模様のようなものが掘られていたのです。
モーリーンは、ジョンに凧を自分の所に下ろすよう頼み脱出を試みました。
雷が落ちるまで残り67分。
しかし、止めていたビスが外れ凧は空しく飛んで行ってしまったのです。
そこでモーリーンはペニーと、ジョンはウィルやジュディとそれぞれ解決策を考えることにしました。
一方で、ドンは痺れが全身に回り始め、早急に対処しなければ毒が全身に回ってしまいます。
そこでジュディは、ドンの体に巻き付いた海藻を焼き切りましたが、ドンの容態は輸血が必要なほどに悪化し、もはや動くことも出来なくなっていました。
検査の結果、ドンと同じ血液型はドクター・スミスのみ。
ドンはスミスの血液を輸血するのを拒みましたが、このままでは昏睡状態になると言われ仕方なく輸血を受けることにしたのです。
救出作戦
ウィルは、モーリーンが言っていた「船内は落雷でも安全」という言葉を思い出し、チャリオットで船内と同じ状況を作り出すことに気づきます。
さらにモーリーンは、車のケーブルは導電性だからチャリオットを下ろせれば凧は必要がないと分かったのです。
エンジン側の導線を熱線にしてそこに雷が落ちればいい。
ジョンとウィルは倉庫に行き、チャリオットを下ろす準備を始めましたが、ウィルは倉庫から”金属音”が聞こえていることに気づきました。
金属音を辿って行くと、船内のシステムを覆っている未知の物体から発せられていました。
*謎の物体は、シーズン1のラストでジュピターのシステムにリンクしていましたが、この件に関しては誰も気づいていません。
ウィルが近づこうとすると、ジョンから水門を開ける準備完了の合図があり駆け付けます。
ところが、スイッチを入れると変な音がするだけで水門は開きません。
ジョンとウィルはジュディを呼び外に確認しに行くと、水門部分に海藻が張り付いていました。
落雷まで残り29分。
3人は急ピッチで海藻を焼き切り、チャリオットを下ろすことに成功したかのように思えましたが、ロープが足りずに下までたどり着きません。
雷がすぐ近くまで迫っており時間がありません。
そこで、凧が飛んでいく際に落下してきた帆柱を使ってチャリオットまで登ることにしたのです。
残り90秒、雷は海溝に立っている鉄の柱に次々と落ちて行きました。
そしてついに、ジュピターも雷を捕え電力をチャージすることに成功してエンジン始動。
チャリオットをぶら下げた状態で飛び立ちました。
その後、倉庫に回収し焼き焦げたチャリオットの中からペニーとモーリーンを救出したのです。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第2話ネタバレ(後編)
倉庫に水が入ったおかげで、ウィルに聞こえていた金属音の正体がシーズン1ラストでウィルたちに襲い掛かったSAR(第2異星ロボット)の片腕であることが判明しました。
さらに、海溝の地面に模様が彫ってあったことから、ウィルは海溝とロボットの生みの親は同じであることに気づいたのです。
ウィルは、模様にヒントがあるから下に降りて調べようと提案しますがモーリンが却下。
もしそうだとすると、他にもSARがいるかもしれないと推測したのです。
そして、ジュピターは無事に宇宙空間を飛び続け、ついにレゾルートを発見しました。
まだ近くはないものの、たどり着けることが出来ると一安心する中、ドクター・スミスが再び動き出します。
彼女はレゾルートに着けば地球に送り還され刑務所暮らしを免れません。
そこで、ゴミ箱から海藻を取り出してペニーの本の中に仕込んだのです。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第2話の感想
ドクター・スミスはロボットという護衛を失ったため、何としてもレゾルートには戻りたくないようです。
レゾルートへ行くための鍵はモーリーンなので、おそらく彼女をターゲットに海藻を仕込んだものと思われます。
でも、本当にそれはレゾルートなのか?1話冒頭で、ロボット2体がレゾルートに突っ込んだので、もしかしたらレゾルートはもう無いのかも……。
さらに、ドンが動けないのをいいことに脅迫じみたことをしていたので、スミスがジュピターに乗っている以上、波乱続きかもしれませんね。
1話でスミスが、機械のようなものをこっそり修理(?)しているようなシーンがありましたが、今回も操縦席にあるモニターを内緒で見ていました。
SARの手といい、スミスの不可解な行動といい、ジュピターが災難続きなのはスミスが何か操作しているような気もしますが……。
悪知恵に長けているのに、なぜ解放してしまったのか、なぜスミスの言葉を信じてしまうのか……。
今後の展開も、すべてスミスに振り回される形になるのかもしれませんね。