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【ロスト・イン・スペース】シーズン2第9話ネタバレ。
自我が芽生えたロボットは、ウィルの命令を聞かずに捕えられていた仲間を救いたいと願う。
しかし、本当の友達は一方通行ではないと悟ったウィルとペニーはジュディに助けを求める。
さらに、両親はヘイスティングの罠にはまり宇宙に放り出されてしまう……。
9話は胸がキュンとする涙の展開!
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第9話あらすじ
ロボットは、仲間のスケアクロウを助けるためウィルから離れようとしましたが、本当の友達なら一方通行ではいけないことに気づいたウィルは、ロボットを助けることを決意します。
ウィルとペニーは、スケアクロウを持ち出したとして”指名手配”され、ジュディに協力を求めるとサマンサも協力を申し出てくれました。
ロボットは、スケアクロウを助けるためには琥珀の惑星に行くことが必要だと訴えますが、惑星に行くにはジュピターが必要。
そこで、ジュディとペニーが囮になり、その間にウィルはロボットたちをジュピターで惑星に向かうことにしたのです。
そんな中、ドクター・スミスは再びロビンソン一家を裏切り、ヘイスティングとベンに協力してウィルやロボットたちを探し出そうとしていました。
その一方で、ジョンは燃料が少なくなったモーリーンのポッドを回収しようと、別のポッドに乗り込んで宇宙へ。
しかし、2人の会話を盗み聞きしていたヘイスティングは、彼らとレゾルートとの通信を断ち切り、彼らを宇宙の藻屑とすべき手を打っていたのです。
アルファ・セントリーに、彼らが行方不明になったという偽のメッセージを送り、司令室に水の浄化速度を上げるためにレゾルートを加速するよう命令しました。
そんなこととも知らない司令室ではレゾルートの速度を上げ、ジョンとモーリーンのポッドは跳ね飛ばされてしまったのです。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第9話ネタバレ
*ここからネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
スミスの裏切りで……
スミスは、ロビンソン一家はヒーローになりたがるという理由で、再び裏切りヘイスティング側に着きました。
囮になったジュディとペニーを探し出したのも彼女ですが、今回は2人が囮になっているとは気づかなかった様子。
それもそのはず。
スミスが関わっていると気づいたジュディは、自分たちが取らない行動でウィルたちを逃がしたのです。
ロビンソン一家の特徴は、いつも家族が一緒で立ち向かうことですが、今回のように2手に分かれて行動することはほとんどありませんでした。
スミス、今回も子供たち全員で動くと予想していたので、まんまと裏をかかれたということになります。
しかし、ベンはすぐにこの計画に気づきました。
ジュディとペニーは、スケアクロウの腕の部分だけを持ち出してチャリオットに積み、いかにもスケアクロウを逃がす途中だと見せかけたのです。
ところが、たとえレゾルートの中を走り回っても、宇宙に逃げることはできません。
ベンは、それで2人が囮になっていると気づき”自分ならどうするか?”を考え、ジュピターに先回りしてウィルとロボットを待ち伏せたのです。
ジョンとモーリーン生還か!?
ジョンとモーリーンは、通信も使えないまま宇宙空間を彷徨っていました。
レゾルートは先を行き、追いつくまでには時間が掛かります。
そんな中、巨大な生き物を見かけたのです。
まるでクジラのような大きさで、七色に輝きながらも透明な生き物でした。
思わず見とれていたその時、尻尾で煽られて物凄いスピードで落ちて行きます。
ジョンは、残り僅かな燃料でモーリーンのポッドを掴み、無事に危機を乗り越えました。
すると目の前にレゾルートを発見。
アンモニアの吸気口が閉じる前に、残りの燃料を使い果たして滑り込んだのです。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第9話は感動の結末
ジュピターの乗り口では、ベンがロボットの電磁装置を構えて待ち伏せしていました。
ウィルはベンを説得しようとしましたが、ベンは聞く耳を持たずにウィルとロボット発見を無線で知らせてしまいます。
ヘイスティングと兵士2名が到着するとベンはウィルを捕まえ、兵士は電磁装置でロボットを背後から攻撃しました。
すると、ロボットは「助けて、ベン・アドラー」と叫んだのです。
この瞬間、ベンは驚きロボットに”心”があることを実感。
その後もロボットはずっと訴えました。
「助けて、ベン」「助けて、ベン……」と。
「お前の電磁装置を使え」という、ヘイスティングの声も聞こえないほど衝撃を受けたベンは、スケアクロウをジュピターに乗せます。
ウィルはロボットに「行こう!」と叫びますが、ロボットは「行け、ウィル。助けて、友達」と、自分を犠牲にしてまでも友達を助けてほしいと訴えたのです。
ロボットの思いが分かったウィルは、涙を堪えながらドアを閉めました。
それと同時に、ロボットは力尽きて倒れてしまったのです。
ウィルとベンはロボットの友達を助けるために琥珀の惑星に向かい、ロボットはレゾルートを動かすための道具として拘束されてしまいました。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第9話の感想
今回は今までで一番泣ける回となりました。
ロボットはウィルから友達や家族という存在を学んだようで、スケアクロウを助けたいという一心だったのでしょう。
ロボットが変わったのは、ウィルを守るためのロボットではなく、れっきとしたウィルの友達になったということで、彼自身はいい方向に変わっていました。
友達は一方通行ではないというセリフが何度か出てきますが、まさにロボットがそのお手本となっています。
ロボットが「助けて」と何度も言うシーンは、胸がキュンとなるひとコマで、衝撃を受けたときのベンの表情も涙を加速させました。
また、ベンも以前はスケアクロウと繋がっていたとも話していましたが、なぜ彼はその繋がりを切ってしまったのかが気になります。
次回シーズン最終話。
スケアクロウが復活したら、レゾルートは再び危機に陥るような気もしますが、その前にまずはモーリーンとジョンがヘイスティングを引きずり下ろす瞬間が楽しみです。