前回に引き続き、今回の6話もラブストーリーが色濃い展開でした。
華がピンチになってしまい、逮捕するか助けるかを苦悶する和馬の姿が見どころです。
ますます2人の恋模様から目が離せない『ルパンの娘』6話のネタバレ感想です。
『ルパンの娘』5話と6話のあらすじ
5話のあらすじ
華(深田恭子)は、泥棒姿を恋人の和馬に見られてしまいました。
カーテン越しとは言え、泥棒だとバレてしまった可能性が高い!?
翌日和馬は、真剣な面持ちで「愛する人を裏切るのは最低だ」と話を切り出します。
てっきり泥棒姿を見たことを言っているのかと思いきや。「お見合いしてごめん」と頭を下げる和馬。
バレていないようでホッとする華。しかし和馬は、前日の18時にどこにいたかと尋ねてきました。
華は「両親の結婚日祝いをしていた」と言い、証拠の動画を和馬に見せます。
その場では華を信じた和馬ですが、後に疑念が膨らんでいき、動画の鑑識を行うことに。
すると、華の動画が偽造されていると判明し……!?
6話のあらすじ
華が泥棒一族であることを、恋人の和馬に知られてしまいました。
警察官の和馬に知られてしまった以上、別れる道しかない2人。
しかし和馬は、別れたあとも華のことを気にかけずにはいられません。
一方の華も、和馬が気にかけてくれていることを感づいていました。
もしも和馬が他の警察官に“華が泥棒”だと話しているなら、すでに自分は捕まっているはずだから。
それでも、もう2度と和馬と復縁できないと思った華は、泥棒一家として生きていくことを決意するのでした。
『ルパンの娘』5話6話のネタバレ
和馬に華の正体がバレてしまった!?
ついに、華が泥棒だということが、和馬にバレてしまいました。
苦悶する和馬は、仕事中も感情的になってしまいます。
一方の華は、和馬と別れてしまったことで“Lの一族”を継ぐことを決意しました。
今回Lの一族が狙うのは、100億円の絵画『追憶』。
しかしこの絵画は、ブラックマンバという極悪窃盗団も狙っているとのことで、大変な盗みになりそうです。
『追憶』が飾られている美術館に下見に行く華たちですが、華はどこかうわの空。
仕事(泥棒)中にミスまでしてしまい、父親に「この仕事から降りろ」と言われます。
その後華は、和馬と別れたことを父親に打ち明けました。
すると父は「今まで“Lの一族を継げ”とプレッシャーをかけすぎたかもしれんな」と申し訳なさそうに話すのでした。
警察の思惑
和馬は、上司の巻に「どんな手段を使ってでもLの一族を捕まえろ」と命を下されました。
巻の話によると、『追憶』という100億円する絵画を、Lの一族は狙うはずだと言います。
さっそく『追憶』のある美術館へ向かう和馬。
そこには、華たち一家も下見に来ていました。
和馬たち警察が来たと分かり、すぐさま逃げる華たち。
しかし和馬は、後に見た防犯カメラに華が映っていることを気づいてしまいます。
後日。警察はLの一族を捕まえるために、ブラックマンバを囮にするという計画を立てました。
極悪窃盗団のブラックマンバにあえて『追憶』を盗ませ、Lの一族と対決させようという魂胆。
仮にブラックマンバがLの一族を殺したとしても、そのままブラックマンバに罪を着せればいい。
どうせ美術館からは出られないようになっているから、ブラックマンバはその後で捕まえればいい。
警察はそう考えたのです。
そして決行日。警察の目論見どおり、ブラックマンバは華を捕らえてしまい……!?
『ルパンの娘』5話6話の感想
4話あたりまではコメディ色が強い印象でしたが、5話以降は恋愛色が濃くなってきました。
泥棒×警察官という、決して結ばれない2人。
せつなさも増してきて、純粋なラブストーリーとしても目が離せなくなっています。
もちろんコメディ要素も健在。中でも、和馬の先輩刑事を演じている加藤諒さんが毎回おもしろいです。
ご本人は真面目に演じていると思うのですが、真面目なシーンであればあるほど笑いがこみあげてきます。
深田恭子さんや瀬戸康史さんも、いつも加藤諒さんがツボだとインタビューで語っていました。
また、いつもは後半に泥棒シーンがあるのですが、今回の6話では前半から泥棒全開!
Lの一族を継ぐと決めた華ですが、仕事(泥棒)中もうわの空で、和馬のことを忘れられない様子でした。
一方の和馬も、上司から「どんな手を使ってでもLの一族を捕まえろ」と命令され、苦悩が見え隠れしていました。
最後は、ピンチに陥った華を助けた和馬。
大勢の敵を相手に、和馬がアクションを繰り広げる姿がかっこ良かったです。
思えば、これまではずっと華が和馬を助けていました。
でも今回、初めて和馬が華を救ったんですよね。華のために必死に戦う姿は胸を打ちました。
しかも、泥棒だと知った上で助けたということは、きっと和馬も気持ちを固めたのでしょう。
泥棒の華をまるごと受け入れると。
泥棒だとバレてどうなることかと思いましたが、2人とも愛を再確認したようで本当に良かったです。
それから、円城寺も相変わらずキレッキレですね。動きが。
前回の5話では、空中を舞う姿に見とれましたが、今回も美しいバク転が炸裂!
しかも「弱っている隙に女性を口説くのは好きじゃない」だなんて、紳士なところも素敵ですね。
円城寺にも素敵な相手が見つかって欲しいものです。