「マッドマックス」シリーズ待望の最新作「マッドマックス:フュリオサ」で主人公フュリオサを演じたアニャ・テイラー=ジョイが、アクションシーンの撮影秘話を明かしました。これは英誌トータルフィルムによるインタビューにて明かされたもので、15分間のアクションシーンの撮影に78日間と約200人のスタントマンを要したとのこと。また、本作の日本公開日やポスター画像などの最新情報もあわせてご紹介していきます。
「マッドマックス:フュリオサ」15分間のアクションシーンの撮影は想像を絶する過酷なものだった
「マッドマックス:フュリオサ」は、「マッドマックス」シリーズ第5作目となるスピンオフ映画です。前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した、シタデル大隊長の女戦士フュリオサの若き日が描かれます。
物語は、クリス・ヘムズワース演じるディメンタス将軍と彼のバイカー集団により、幼いフュリオサが誘拐されるところから始まります。
「マッドマックス」シリーズのジョージ・ミラーが監督を務め、アメリカ出身の女優アニャ・テイラー=ジョイがフュリオサを演じます。
米各誌によれば、「マッドマックス:フュリオサ」には撮影に78日もかかった15分のアクションシーンがあるとのこと。これは、約200人ものスタントマンが毎日撮影に臨んだこだわりのアクションシーンとなっています。
製作中のコードネームは、”Stairway to Nowhere”(どこにも行けない階段)だったようで、いかに過酷な撮影だったかが窺えます。主演のアニャ・テイラー=ジョイは、英誌トータルフィルムのインタビューにて、ジョージ・ミラー監督と15分間のアクションシーンについて話し合ったことを明かしました。
ジョージ・ミラー監督曰く、この15分間のアクションシーンこそがフュリオサの聡明さや気概を表現するのにとても重要だったようです。苦労しただけに出来上がった時の喜びもひと塩で、作品が完成した日には皆に”Stairway to Nowhere”ワインがプレゼントされたという逸話も。
「マッドマックス:フュリオサ」の新ポスターと場面写真
「マッドマックス:フュリオサ」の新ポスターとシーン画像も公開されました。これは、主人公フュリオサを演じるアニャ・テイラー=ジョイの誕生日を記念してお披露目されたもので、広大な砂漠と燃え盛る炎の中で決意の表情を見せるフュリオサが捉えられています。
その背後には、クリス・ヘムズワース演じる”暴君”ディメンタス将軍が存在感を放っており、彼の胸元に収められたクマの人形を何を意味するのか。土埃を上げながら爆走する無数のバイカー集団と、雄叫びを上げる白塗りの兵隊ウォーボーイズの姿も確認でき、前作を超えるカー&バイクアクションに期待が高まります。
公開されたシーン画像は全3枚で、1枚目の画像にはバズカット前のロングヘアのフュリオサと共に、車のハンドルが山のように積まれた祭壇や、恐怖と暴力で支配するイモータル・ジョーのシンボルでもあるドクロがついたハンドルが写されています。
2枚目の画像は、先端にマネキンをあしらったディメンタス将軍の改造バイクが写っており、狂気全開の物騒なアイテムに囲まれたディメンタス将軍はどこかへ視線を向けています。
3枚目の画像には、個性的なディメンタス将軍の一味の姿もありました。その中には、前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」にも登場した、イモータン・ジョーの元で医者を務めていたオーガニック・メカニックらしき者の姿もあります。
「マッドマックス:フュリオサ」の日本公開日は、2024年5月31日です。2D上映に加え、IMAX、4D、Dolby Cinema、ScreenXのラージフォーマットでも上映されます。
ムビチケ(一般:税込1600円)は、4月26日より一部劇場を除く全国の上映劇場とオンラインサイトで発売されます。