相関図
登場人物／キャスト
ラッタガモン・ピンロインキーラティ
ティティナン・ラッタナティティナン
ヌッタヌン・クンパット
タナワン・セネウォン
キティサック・パトムブーラナー
ナタクロン・トライキツャウェート
野心と欲望に取り憑かれた人々をスリリングに描く！
「マスター・オブ・ザ・ハウス」は、これまでに数多くの賞を受賞してきたタイのシワロート・コンサクン監督が手掛けたヒューマンミステリードラマです。全7話で構成され、タイの人気俳優から新星までが名を連ねました。
「マスター・オブ・ザ・ハウス」では、野心と欲望を満たすために手段を選ばない人々の姿をスリリングに描いてます。このシリーズは、タイのソープオペラの特徴である”ラコーン”と呼ばれるスタイルでドラマを鮮やかに描き、高級感溢れる演出と、ベテラン俳優と新星スターらの激しい対決がその魅力を高めています。
ラコーン（lakorn）とは、タイの演劇の一種。
ラコーンは舞踊から始まったものであり、遊歴劇（ラコーン・チャートリー）、内劇（ラコーン・ナイ）、外劇（ラコーン・ノーク）に分けられます。遊歴劇は内劇と外劇の原型で、インドからマラヤを経て入りました。
なお、タイの演劇には他にコーン（仮面黙劇）、ナン（影絵劇）、フン（人形劇）があります。
コンサクン監督は、映画やドラマ、ラコーン・ドラマの境界線を曖昧にし、観客に大胆で消化しやすいシーンを提供する”プレミアム・ドラマ”を作り上げました。「マスター・オブ・ザ・ハウス」は視聴者を楽しませるだけでなく、視聴者に自分自身の人生における権力と欲の使い方について考えさせる作品となっています。
コンサクン監督によると、本シリーズの核となるテーマは、人間が権力と欲を管理する能力、人間の追求が不注意に他人を傷つけるかどうかを中心に展開するとのこと。人間は放っておくと、人間関係や家族、社会あるいは国家全体を破壊しかねないのだと、コンサクン監督は説明します。
このような衝動をコントロールするにはどうすべきか、成功を追求するために与える可能性のある痛みに気づいているのかといった、人々が抱える問題について今一度考えさせられる作品です。
さらに、コンサクン監督は、「手に汗握るキャラクターの葛藤から豊かなストーリー展開に加え、キャラクターと演技、音楽の相乗効果が最後まで視聴者を魅了することをお約束します。」とコメントしており、本シリーズへの自信が窺えます。
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