マイケル・ジャクソンの伝記映画の最新映像が公開

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アメリカの映画製作配給会社ライオンズゲートが、マイケル・ジャクソンの伝記映画「Michael(原題)」の最新映像をシネマコンにて公開したと米メディアが報じています。マイケルの子供時代を彼の甥ジャーファルが演じ、マイケルの楽曲30曲をフィーチャーします。

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マイケル・ジャクソン伝記映画「Michael(原題)」の最新映像が公開

「Michael」でマイケル・ジャクソンを演じるジャーファル・ジャクソン
Photo by Kevin Mazur

アメリカの映画製作配給会社ライオンズゲートがシネマコンにて、マイケル・ジャクソンの伝記映画「Michael(原題)」の最新映像を公開したと米メディアが報じています。

監督は「トレーニングデイ」を手掛けたアントワーン・フークアが務め、「ボヘミアン・ラプソディ」のグレアム・キングが製作を務めました。

公開された映像には、マイケルの兄弟との子供時代のクリップが含まれており、ジャクソン5が雪の降る朝にショーに向かう様子が映し出されています。幼少期のマイケルを演じるのは、ジャーファル・ジャクソンです。

ジャーファルの父はジャクソン5として一緒に活動していたマイケルの兄ジャーメインであり、ジャーファルはマイケルの甥に当たります。

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ジャーファルの80年代後半から90年代にかけてのマイケルを彷彿とさせるビジュアルに、ファンはもちろんのこと関係者からも驚きの声が上がりました。

監督のアントワーン・フークアやプロデューサーのグラハム・キング、かつてマイケルのツアーに帯同していた写真家のケヴィン・マズールは、ジャーファルの表情や声は”マイケルそのもの”だと語っています。

ジャーファルの演技は身体的な類似を超え、マイケルの精神が魔法のように伝わってくるとフークアはジャーファルを絶賛しました。

ジャーファルはすでに歌手兼ダンサーとして活動しているものの演技を披露したことはなく、本作がジャーファルの俳優デビュー作となります。

マイケルの父ジョーは、「ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男」でオスカーにノミネートされたコールマン・ドミンゴが、母キャサリンをニア・ロングが演じます。

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マイケルの楽曲30曲をフィーチャー、マイケルの公私を描く

「Michael(原題)」ではプレゼンテーションの一環として、マイケル・ジャクソンの楽曲30曲をフィーチャーするとのこと。まだ30曲の詳細は明かされていませんが、公開された最新映像からはジャクソン5の”ABC”や、マイケルの大ヒット曲”スリラー”を確認することができます。

また、本作はステージ上とプライベートの両方のマイケルに焦点を当てており、メディアと世間を賑わせたマイケル・ジャクソン裁判などを含むマイケルの複雑な人生を再現しています。

「Michael(原題)」は、2025年4月18日(現地時間)から公開予定です。ライオンズゲートがアメリカ国内配給を、ユニバーサル・ピクチャーズが国際配給を担うとのことなので、日本での公開日の発表が待たれます。