25話あらすじ-教え子たち
顧千帆は崔指揮に毒剣で刺され意識を失ってしまいます。偶然通りかかった趙盼児は応急処置だけを施し、後のことは皇城司に託しました。顧千帆のことが心配で仕方のない趙盼児は、屋敷に帰ってからも涙が止まらず宋引章にも辛く当たってしまいます。
翌朝、宋引章は体調不良を理由に茶坊の演奏を休みました。宋引章の演奏が聴けないだけでなく、涼むための氷もないことを知った客たちは皆帰ってしまいます。
実は、趙盼児を逆恨みする池蟠が、半遮面には氷を売らないよう裏で商人たちに命じていたのです。孫三娘と葛招娣は氷を手に入れるため対応に向かうと、途中で杜長風の教え子たちにイタズラされます。
教え子たちは日頃から、近視の杜長風を軽視しておりイタズラばかりしていました。孫三娘は教え子たちをこっぴどく叱り、教え子たちも反省します。
杜長風が礼を言うと、孫三娘は豚の肝臓を食べると近視に効果があること、実際に豚の肝臓を食べて近視が治った人もいることを教えました。
そんな中、意識を取り戻した顧千帆は趙盼児に会いに行きました。趙盼児は涙を流して顧千帆に抱きつくと、その現場を宋引章が目撃します。
ひそかに顧千帆に想いを寄せていた宋引章はショックを受けて屋敷を飛び出し、沈如琢に会いに行くのでした。