28話あらすじ
夜宴図の中の名前
望月楼の代金1200貫のうち500貫を顧千帆に頼ることにした趙盼児ですが、陳廉を通じて200貫を受け取ったものの 残りの代金はまだ届いていません。
公務で忙しい顧千帆からは何の連絡もなく、趙盼児は寂しい思いをしていました。会いたい想いは顧千帆も同じでしたが、趙盼児に合わせる顔がないと思い悩みます。
葛藤の末、深夜に会いに行った顧千帆でしたが、すでに趙盼児は寝ていたため3000貫の手形を寝台脇に置いて立ち去ります。ところが、手形は強風で飛ばされ趙盼児の目にとまることはありませんでした。
趙盼児は致し方なく茶坊の権利書や絵画を質入れし、どうにかお金を用意します。
その頃、顧千帆は君命を受け、遼の王族と共に狩りへ行っていました。顧千帆は崖から落ちた王族を助けた際、大けがを負ってしまいます。
顧千帆が目覚めると簫欽言がいて、全てを手配しておいたからから休養するよう言いました。しかし、顧千帆は傷が癒えていないにもかかわらず趙盼児に会いに戻ります。
西京では欧陽旭が酒に溺れていました。侍従の子明は斉牧に頼ってみてはどうか、そのために贈り物を献上してみてはどうかと提案し、柯政から返された品物を物色します。するとその中に「夜宴図」があったのです!
丹念に夜宴図を観察した欧陽旭は、絵の中の人物ひとりひとりに名前が書かれていることに気づきます。その中のひとつは「劉婉」という皇后と同じ名前でした。
28話の感想
顧千帆が「趙盼児に合わせる顔がない」と言っていたのはどういうことでしょう。もしかして、趙盼児の父親の罪状と関係がある??
ついに「夜宴図」が見つかりました!絵の中の妓女が皇后だと証明されれば反皇后派が優勢になりますが、確か、斉牧は反皇后派でしたよね。今後は斉牧と欧陽旭が手を組んで顧千帆の敵に回る展開になるのかな?