夢華録(むかろく)27・28・29・30話のネタバレあらすじ│帰ってこない顧千帆

歴史 / 時代劇
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29話あらすじ

帰ってこない顧千帆

趙盼児、孫三娘、葛招娣の3人は杜長風の仲介のもと望月楼を買い取るための契約を交わし手付金600貫を支払いました。

その頃、顧千帆は重傷の身で都へ戻ろうとしていましたが、出くわした蕭謂から衝撃の事実を聞かされます。かつて、趙盼児の父親を糾弾したのが蕭欽言だというのです。

顧千帆は失意のまま皇城司にたどり着くと、昏睡状態に陥ってしまいました。

一方の宋引章は沈如琢に結婚の話を切り出しますが、正妻として迎えるためには脱籍が必要であり、そのためにはまず高官を接待するようにと言われます。

欧陽旭は夜宴図を持って斉牧に会いに行き、斉牧に忠誠を尽くす代わりに東京に戻らせてほしいとお願いします。斉牧は蕭欽言と皇后を倒すための手伝いをすることを条件に出すのでした。

いまだに顧千帆から音沙汰がない趙盼児は、望月楼の買い取りに猶予をもらおうとしたものの契約は破断になってしまいました。しかも、手付金は返さないと言われ、困った趙盼児は池蟠を頼ります。

ところが、「顧千帆に捨てられたなら、私の愛人にならないか」と池蟠に侮辱された趙盼児は、池蟠をぶん殴って立ち去りました。

29話の感想

ちょ(笑)斉牧に土を食えと言われて、本当に食べてしまう欧陽旭に驚きました。欧陽旭はもとは科挙に3位で合格するほどの才人なのだから、正規ルートで高官に登りつめる人生もあったはず。それなのに、一歩踏み間違えて宮観官になったことで周囲からこんなにも蔑まれて。土まで食べて。

一歩踏み間違え、それを軌道修正するためにまた一歩踏み間違えて、気づけばこんなにも屈辱的でみじめな毎日を送るハメになった欧陽旭の生き様に哀愁を感じずにはいられません。こうなったら、欧陽旭には行きつくところまで行ってほしいです(笑)

ところで、顧千帆はいつ目覚めるのでしょうか(笑)早く帰ってきて趙盼児の誤解を解いて欲しいです。でも父親の件があるから、顧千帆はたとえ目覚めても “合わせる顔がない” とか言って趙盼児に会わない可能性もありますね。

池蟠は相変わらずお子ちゃまですが、可愛いのでつい許したくなります。