【ナイトシフト】シーズン1ネタバレと感想。舞台はテキサス州にあるサンアントニオ記念病院のER(救命病棟)で、ナイトシフト(夜間勤務)を担当する医師たちの活躍を描く医療ドラマです。
勤務するスタッフは元軍医や従軍関係者が多く、戦地での経験から究明のためならちょっと手荒い治療も行うため、トラブルも多発!そんな激しいドクター達にもロマンスが……。
登場するレギュラーキャスト
- ケニー・フォーネット/JR・レモン
- マイケル・ラゴーサ/フレディ・ロドリゲス
- スコット・クレメンス/スコット・ウルフ
- ランドリー・デ・ラ・クルス/ダニエラ・アロンソ
『ナイトシフト』シーズン1の見どころ
海外ドラマでおなじみの俳優
海外ドラマをたくさん見ていくと、「この俳優さん、〇〇に出てた人だ!」ということが増えていきますね(当たり前ですが)。
『ナイトシフト』でも、ジョーダン役のジル・フリントは『ロイヤル・ペインズ』や『グッド・ワイフ』に出演していたり、トファー役のケン・レオンは『LOST』の印象が強かったりします。
こういったドラマでお馴染みの俳優陣が出演しているというのも、本作の魅力のひとつです。
医療ドラマでは、『ER』や『グレイズ・アナトミー』その他、数々ありますが、この『ナイトシフト』の特徴は、”半分が元軍医や従軍関係者”で、軍との関わりが強いという点です。
ナイトシフト(夜勤)で起こる医療ドラマというところも、他のドラマと違うポイントです。
シーズン1では、戦地での出来事でPTSDになっているTCの回復というのが一つの柱となっています。TCの過去をよく知っている元カノジョーダンは、TCと別れた後も、TCのことを優しくサポートしています。
現在の彼女としては、そんな2人の状態を良く思う訳はありません。ということで、ジョーダンと現恋人のクレメンスとの三角関係?で、恋愛模様も複雑な感じになっていきます。
事務長のラゴーサの存在も、このドラマの中でのポイントとなっています。命を救うことが一番大切なんだよ!!という熱いドクター達に対し、経営面が一番の心配であるラゴーサはTCとも度々衝突します。
ラゴーサが悪者みたいになっていますが、現実のいくらドクター達が患者の命を救いたくても、病院が潰れてしまったら元も子もないので、そういう経営面をしっかり支えていく人は必要です。
そんなドクター達からウザがられている彼ですが、TC達が患者のオペで行き詰っていた時にアドバイスするという思わぬ力を見せます。
実は、ラゴーサは医者になることを目指していたのですが、目の病気が原因で医師になることを諦めざるをえなかったという過去があったのです。VSドクターで、どうしても悪役っぽい位置ですが、今後の彼の動向にも注目です。
アメリカの医療事情
アメリカの医療ドラマには、「どうして早く受診しなかったんだ!」とか、「医療保険がないの、だから……。」という場面が多いですね。
このドラマでも、医療保険に入っていないため、ラゴーサの許可が下りずに受けつけてもらえないとか、レントゲンが取れないといったシーンが出てきます。
そんな時は、ドクターがレントゲン技師に直接お願いして、内緒で撮ってもらうなどしています。(実際には、そんなこと頻繁に起ってはいないと思いますが)
海外旅行へ行くときに「保険に入ってないと万が一の時大変だよ!」と言われますが、お国が変われば医療事情も全然違うということも、ドラマで学べるミニ知識ですね。
『ナイトシフト』シーズン1の感想
エピソードが8話と短いということもあり、テンポよく進んでいきました。7話8話の前後編で綴られているストーリーが今シーズンの山場だったかなという印象です。
トファーが撃たれてしまい、早々に死んでしまうのか!? と心配になりましたが、無事に復活して一安心といったところでしょう。
TCのPTSDの原因も、兄の死が大きく関係していたことが分かりました。自分のせいで兄が亡くなることになってしまったという心の傷は大きいはずです。
重症患者のケアに大忙しなドクターですが、やっぱり恋愛を怠ることはなく、次のシーズンでも引き続きドクター達の恋愛模様にも注目したいです。