【ノクドゥ伝~花に降る月明り~】5話・6話のネタバレ。男だとバレそうになったノクドゥは、難を逃れるために「ユルム様が好きです」と告白をし熱いキスをかましました。それによりピンチを脱したものの、再びバレそうになり……。この記事ではネタバレ感想のほか、キスシーンのメイキング動画もご紹介します。
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【ノクドゥ伝】5話のネタバレ
エンドゥたちの到着
女装に着替えて輿から出てきたノクドゥは、スクに「任務のためにわざと捕まった」と耳打ちしこの場から逃がします。
その時、屋敷からキムの舅が出てきました。
舅は駆け落ちしたキムを連れ戻すよう下の者に命じていたのですが、そのキムの姿がないため「嫁はどこだ!」と怒り、ドンジュとノクドゥを捕らえようとします。
そこへ、ユルムの手回しで役人が駆けつけたため、ノクドゥたちは事なきを得ました。
宿に戻ったドンジュは、なぜ恋人と一緒に逃げなかったのかとノクドゥに問います。
ノクドゥはノクドゥで、「ユルムと屋敷で何を話していたのか」と口調を荒らげました。
その頃。
ノクドゥの師匠と娘のエンドゥが、ノクドゥを探すために漢陽に到着しました。
衝撃のキス
翌日、ユルムが2匹の馬を引いてドンジュとノクドゥを迎えに来ました。
ユルムとノクドゥがそれぞれの馬にまたがり、自分の後ろにドンジュを乗せようと取り合います。
ドンジュが選んだのはユルムでした。
それが気に入らないノクドゥは、妓楼に帰る道中でわざと落馬をして自分がユルムの後ろに乗ります。
妓楼に到着すると、ノクドゥのための宴が整っており妓生も集まっていました。
この宴は役人のヨン・グンが用意し ノクドゥに告白する準備もばっちりでしたが、ノクドゥがユルムと2人乗りをして帰ってきたため大ショックを受けます。
また妓生たちも、ユルムとの2人乗りが許せず「ユルム様が好きなの?」とノクドゥを問い詰めました。
すると、酒を飲むと何でも思ったことを口にしてしまうドンジュが、「ノクドゥには思い人がいる!」と言い出します。
このまま口を開かせれば、そのうちノクドゥが男であることもバラしかねません。
ノクドゥが焦ってドンジュを連れ帰ろうとしたところに、「旦那様!」と呼ぶ幼女の声が聞こえてきました。
ノクドゥを探しに来たエンドゥでした。
いよいよ本当に男だとバレてしまうと思ったノクドゥは、この場をどうにかするため「ユルム様が好きです」と告白します。
そして、「失礼します」と言うなりユルムに熱いキスをかましました。
周囲が騒然とする中、ドンジュはまだキスをしている2人を引き剥がし、思ったままのことを口にします。
「好き!好きだってば!」
*
翌朝、目が覚めたドンジュは「好き」と言ってしまったのは夢だと思い込もうとしますが、隣でエンドゥが寝ているのを見て現実だと悟ります。
一方のノクドゥは、旦那様と呼ぶエンドゥに「お姉さま」と呼ぶよう調教しました。
その後、逃げ回るユルムを捕まえて話があると告げると、ユルムが先に「私が好きなのはドンジュなんだ」と話を切り出してきます。
好きとは、恋心とは一体どんなものなのか。
よく分からないノクドゥが聞いてみると、ユルムが教えてくれます。
「会うと幸せを感じ、ささいなことでも気になり、咳のように隠せないのが恋心だ」
ノクドゥはその気持ちに心当たりがある様子です。
その夜、ノクドゥはドンジュに「お前が好きなのはどっちなんだ」と聞いてみます。
ドンジュは本心を隠し、ノクドゥではないと答えました。
20年前の秘密
信女一行が寡婦村に現れました。
ノクドゥが隠れて見張っていると、建物の中から1人の男(ホ・ユン)が出てきて従者に言います。
「王様は島の件以降、私を疑っておられる」
それを聞いたノクドゥは、島で家族が襲われた一件には王様も関わっているようだと察します。
即位前の光海君は、「なぜ11月19日というこの日に生まれてきてしまったのだ」と言いながら、生まれたばかりの赤子を手にかけました。
それを見ていたユンジョ(現在はノクドゥの父親)は、その赤子を抱えて埋めに行きますが、赤子は死んでおらず息を吹き返します。
一方のホ・ユンは、ユンジョと赤子を始末するよう光海君に命じられたものの、2人を生かして逃がしました。
端午の夜に
端午の日。
端午は若い男女が広場で愛を語らうものだと聞いたノクドゥは、ドンジュを広場に誘いますが拒まれました。
「拒むのは、ユルムが好きだからか?」
ドンジュは頷き、足早に去っていきました。
しかしノクドゥは、どうにも腑に落ちていませんでした。
その夜、ノクドゥは風呂から出て部屋に入るなり本当は恋人なんていないとドンジュに告げます。
「なんで今さら白状するの?」
「お前が好きだから」
「言ったでしょ、私が好きなのはユルム様だって……」
「ウソなんだろ?奴がお前を見ても、お前は見てない。俺を見てる」
答えたくないというドンジュに、ノクドゥはキスをしました。
その時、部屋の扉が開かれ、ユルムに目撃されてしまいます。
彼はエンドゥを送り届けにきたのです。
風呂上がりだったため上裸になっていたノクドゥは、完全なる男の姿を見られたことに焦り……。
キスシーンのメイキング動画と5話の感想
メイキング動画 →★ (外部に移動します)
まさかのまさか、作中でノクドゥとユルムのキスシーンがあるとは驚きの展開でした!
上のメイキング動画では、ノクドゥ役のチャン・ドンユンはリハの段階からノリノリ。
それに対して、ユルム役のカン・テオがかなり青ざめているのがクスッときます。
彼は二枚目ポジションのはずなのに、男性にキスをされたり、盛大に池に落ちるというような体を張ったシーンも惜しみなく演じてくれています。
毎回、視聴者の予想の上をいってくれるエンタメ性抜群の本作。
次はどんな胸躍るシーンを見せてくれるのかと期待が高まります。
そして、今回のもう1つの見どころと言えば、ノクドゥとドンジュのキスシーンです。
この時のノクドゥは、お風呂上りで半裸+濡れた前髪という反則級のオスみを醸し出しており、完璧なまでの絵になるキスシーンでした。
【ノクドゥ伝】6話のネタバレ
ノクドゥの猛アプローチ
ユルムにノクドゥが男だとバレてしまいました。
ドンジュは事情を説明し、かくまった自分も罰せられるから黙っていてほしいと頼みます。
惚れた弱みでドンジュに強く出れないユルムは、ノクドゥのことは黙っていることにしましたが、2人が同じ部屋で寝ることだけは阻止しました。
その夜、妓楼で寝ることにしたドンジュのもとにノクドゥが会いにきて、恋人のことやキスのことを釈明しようとします。
しかし、ドンジュは「あなたに興味はない。つきまとわないで」と突き放しました。
*
ドンジュは妓楼の台所で働くことになりました。
そこにはユルムもいるため行かせたくないノクドゥは、阻止しようとしますが「つきまとわないで」と言われてしまいます。
それでも諦めずに「ずっと付きまとう。 アイツのところへ行くな ! 」と追い回していると、パンチで追い払われました。
その後も、師匠から聞いた“女心をつかむコツ”を実践してみたりと、ドンジュへのアプローチを続けましたが、彼女が受け入れることはありませんでした。
勅旨の秘密
王の光海君は、かつてホ・ユンが先王の勅旨を処分してくれたおかげで王になれました。
ホ・ユンは当時のことを回想します。
あの日ホ・ユンは、勅旨を隠し持っていたユ・ヨンギョン(ドンジュの祖父)から勅旨を奪い、一家を皆殺しにしました。
その足で帰宅すると、ユンジョが現れて言います。
「王子(ノクドゥ)は順調に成長している。光海君様が王になったことだし、王子として戻したらどうだ?」
しかしホ・ユンは先王が遺した勅旨を見せ、王になったからといって解決するような問題ではないと言い、2度と姿を現さないよう釘をさしました。
そして現在。
再びホ・ユンの前に現れたユンジョは、「家族はどこだ!」と詰め寄ります。
そこへ、光海君が来訪してきたためユンジョは急いで逃げました。
ムウォル団の頭
光海君は勅旨の内容を気にしているのか、まだ幼い永昌大君を目の敵にし、ついには王宮から追い出して島流しにしました。
一方で、島流しの件を知ったムウォル団のスクたちは、永昌大君を救うべく彼のいる江華島へ向かうことにします。
ノクドゥも同行を申し出ますが、残るように言われてしまいました。
その後 妓楼に、江華島に行くという役人が客としてやってきます。
ノクドゥは、厠にいこうと席を立ったその役人を尾行し人気のない場所まで行くと、刀で脅して情報を聞き出そうとしました。
そこにチョン行首が現れます。
行首はノクドゥに代わって役人を脅し、永昌大君を殺すために雇われたことを自白させるとその場で殺しました。
それを見たノクドゥは、チョン行首こそがムウォル団の頭だと気づいて確かめようとしますが「その話はあとで。スクたちに罠だと伝えてちょうだい」と言われます。
ノクドゥはすぐにスクたちのいる江華島へ向かい、戦闘の助太刀をしたあと、今回のターゲットの捕捉に成功。
この一件に大きく貢献したノクドゥは、ムウォル団の正式な一員として迎えられました。
ユルムの本当の顔
ホ・ユンは仲間たちに、永昌大君を助け出したことを伝え「明日 決起する」と宣言します。
そこに乗り込んできたユルムは、血まみれの永昌大君の衣を見せながら、狂気じみた表情で「永昌大君は殺した」と言います。
そしてホ・ユンに刀を向け、永昌大君ではなく自分を擁立しろと脅しました。
ユルムは自分が王になるつもりなのです。
しかしホ・ユンは脅しに動じず、「あなたが王に?その資格がおありか?」と言葉を返しました。
【ノクドゥ伝】6話の感想
今回は怒涛の展開すぎて、頭も気持ちも追いつかないという視聴者も多いのではないでしょうか。
まず衝撃なのは、どうやらユルムが悪役らしいということ。
今までの優しくて誠実な彼は何だったのか?すべて偽りだったのか??と混乱してしまうほどの変わりようで、ユルムを好きになりかけていた視聴者にとってはショックな展開と言えましょう。
もはや別人すぎて、双子か多重人格なのでは?と思いたくなるほどでした。
ユルムの二面性が明かされたことでストーリーはより盛り上がったとは思うのですが、もう少し、彼の本性を匂わす伏線が欲しかったところ。
一方、ノクドゥは王の息子でほぼ間違いなさそうです。
だとすれば、敵討ちのために王の暗殺を狙っているドンジュとは、ロミオとジュリエットのような関係性ということに……。
けれど2人には、悲恋でなくハッピーエンドを迎えてほしいというのが全視聴者の願いでしょう。
また、王位を狙っているユルムからしてみれば、王の息子であるノクドゥは排除したい存在のはず。
つまり、2人は単純な恋敵というのではなく、王位も絡んでより複雑な“敵同士”になっていくものと思われます。
・ノクドゥは光海君の息子。
・先王の勅旨には「光海君を廃し 永昌大君を王位に就かせる」と書かれていた。
・ドンジュの家族を惨殺したのはホ・ユンだった。
・ホ・ユンは光海君の即位を助けた側近でありながら、なぜか今は永昌大君を擁立しようとしている。
・ムウォル団の頭目はチョン行首で、その上に立つのがホ・ユン。
・ユルムの正体は綾陽君で王位を狙っている。
*次回7話と8話のネタバレ感想は(こちら)から。