『ノーサイド・ゲーム』5話のネタバレあらすじと感想。
優勝を狙える位置にこぎつけるほど順調にリーグ戦を勝ち進んでいくアストロズは、ついに因縁の相手サイクロンズとの直接対決を迎えます。
社内では、カザマ商事買収へ向けて勢いづく滝川でしたが、君島はあることに気づいたのです。
『ノーサイド・ゲーム』5話のあらすじ
ゼネラルマネージャー(GM)君島と、新規監督・柴門率いるアストロズは、順調に勝ち星を重ねていました。
優勝の可能性も見えてきたことで、選手たちもより一層気合を入れて試合に臨んでいます。
そんな中、カザマ商事買収を着々を進めていく滝川が府中工場の視察に訪れます。
工場の合理化を進めたい滝川は、社員をリストラすることでコストの削減を狙っている様子。
それを知り、自分たちが1番に切られるのではないかと不安になる部員たち。
さらに、サイクロンズの監督・津田は、柴門とは因縁との関係です。
自分のやり方を熟知されている津田を相手に、柴門はどう戦うか悩みます。
行き詰っている柴門に対し、アストロズの強みはスピードだと語る君島。
その言葉に柴門はある突破口を見出します。
悲願の優勝へ向けて頂上決戦へ気持ちをひとつにして臨むアストロズ。
一方、トップシークレットである買収計画をリークした滝川を不思議に思う君島は、カザマ商事の風間と滝川のある共通点に気づくのでした。
『ノーサイド・ゲーム』5話の見どころ
相撲の次はレスリング
3話で、まわし姿を披露した君島(大泉洋)。今度は、レスリングに挑戦しました。
技術習得のために、レスリング道場へ出稽古に行ったアストロズ。
レスリング選手相手に次々とタックルの練習をするアストロズの部員たちに交じって、君島もレスリング姿となりタックルに参戦します。
その相手が、”霊長類最強女子”として何度も世界の頂点にたった吉田沙織さんです。
今回、本人役でゲスト出演された吉田さん。
リオ五輪以来のユニフォーム姿を披露してくれました。
シリアスなストーリーの中にも、笑いを交えれるのが大泉さんならではですね。
#ノーサイドゲーム 大泉洋と吉田沙保里のレスリング。ここだけ見たら、何のバラエティかと思った笑#大泉洋 #吉田沙保里
— しんしん(ドラマニア) (@ssinsinmaru) August 12, 2019
ノーサイドゲーム、吉田沙保里にワロタ(笑)
— 虎ものがかり🐯 (@toramonogakari) August 12, 2019
吉田沙保里VS大泉洋ww #ノーサイドゲーム
— しや⛅ (@xshiyax) August 11, 2019
迫力あるラグビーシーン
リーグ戦負けなしで勝ち進んでいるアストロズ。
その試合シーンは本当の試合を見ているような感覚になるほどの手に汗握る迫力です。
ラグビー経験者である福澤監督に加え、ほとんどがラグビー経験者という俳優陣だからこそ、試合のシーンでは選手たちの気迫がビンビンと伝わってきました。
リーグ戦13連勝という昨年とは全く違う快進撃を続けるアストロズ。
柴門監督の戦略は、現役プレーヤーにも参考になるのではと思ってしまいました。
久々に再会した城南大学OBでサイクロンズ監督の津田からは、「相変わらず小手先で相手を惑わす逃げのラグビーだな。」と言われてしまいます。
柴門は、サイクロンズの試合の映像を何度も見返して戦略を立てますが、圧倒的なサイクロンズとの選手層の差を痛感し頭を悩ませます。
そんな中、君島が「ボロボロに疲れているはずなのに、なんでここまで早く動けるんだっていつも驚くんだ。あのスピードはお前が鍛えた成果だ。」という言葉に活路を見出す柴門。
「俺も腹をくくるしかないか……。」と新しい戦略に出る決意を固めます。
その戦略とはリロードに磨きをかけるということでした。
アストロズの攻撃がサイクロンズに通用することはないと判断した柴門は、攻めてつぶされた後のリロードが勝敗を握るカギだと選手に伝えます。
そして、レスリングジムへ出稽古に連れて行き、選手たちのタックスの磨きをかけることにしました。
この戦略が当たり、アストロズは無敵のサイクロンズ相手に互角の試合を繰り広げることとなります。
滝川と風間の共通点
カザマ商事買収計画が世間にリークされたことで、トキワ自動車の株価は上昇、滝川の発言力も大きくなってきていました。
しかし、君島は「通常なら企業間の合併はトップシークレットのはず。買収が成功するかどうかの瀬戸際の時にこんな情報が先に出たらご破算になることだって考えられる。カザマ商事がこの買収話を取りやめることはないという確信が滝川にはあったということだ。」と、この話には何か裏があるのではと考えます。
そして、その予想は的中。
滝川と風間は大学の同期で、この話は大学の同期2人が計画した買収案件だったのです。
風間と会食の席につく滝川は、「企業精査をはじめとする事務的な手続きはおおむね順調だ。」と風間に伝えます。
それを聞いた風間は「持つべきものは、優秀な同期だ。これからもどうぞよろしくお願いいたします。滝川社長。」とにこやかに笑うのでした。
この2人の買収計画は順調に進むのでしょうか?
2人の関係を知った君島は、なんらかのアクションを起こしてきそうな予感がします。
アストロズ復活に大きく貢献している君島ですが、予告では本社に戻るよう誘われていました。
愛着が湧いてきているアストロズをとるのか、出世街道への道へ戻るのか、君島の動向にも注目です。
『ノーサイド・ゲーム』5話の感想
試合のシーンが、本番さながらの迫力でした。
前回、退部の危機になっていた佐々が今回は大活躍。
佐々はパスの精度では日本代表にも引けをとらないほどの腕を持っていたのですね!
佐々と同じ背番号をつけている君島の息子・博人が一生懸命応援する姿がとっても可愛かったです。
結果的にサイクロンズにはあと一歩及ばずに負けてしまいましたが、昨年度と比べると格段に強くなったアストロズですが、滝川相手に部存続問題はまだまだ続きそうです。