【狼殿下-Fate of Love-】7話・8話・9話・10話のあらすじとネタバレ感想。炀国皇帝は馬摘星を渤王に嫁がせようとしました。馬摘星は狼仔のことを断ち切れていませんでしたが、皇帝と馬軍の関係修復のために縁談を承諾します。
7話のあらすじネタバレ
全54話で紹介します(BSは全49話)
炀国皇帝の楚馗は、皇族や大臣が集まった宴の席で、馬摘星を渤王(狼仔)に嫁がせたいと言いました。
「この婚姻は、朕の恩寵を示すとともに、馬軍の忠心を示す婚姻でもある」
馬摘星はいまだに狼仔への想いを断ち切れませんでしたが、皇帝と馬軍の関係修復のために縁談を承諾します。
ただし、婚儀は溍国を滅ぼし一族の仇を討ってからにしてほしいとお願いし、皇帝はそれを快諾しました。
宴の途中。
酔って中座した馬摘星のところへ、渤王がやって来ます。
馬摘星は狼仔の面影を感じ、つい彼の頬に触れてしまいました。
渤王はその手を振りほどき、馬摘星にとって狼仔はそんなに大切な存在なのかと尋ねます。
酔っている馬摘星は目の前の渤王を狼仔だと錯覚し、彼をこの婚姻に巻き込みたくないと思い、かつてのようにひどい言葉で突き放しました。
激怒した渤王は、馬摘星を池に突き飛ばして立ち去ります。
その様子を目にした馬婧は、馬摘星のところに駆けつけ助けました。
第4皇子の従兄である楊厚は、第2皇子允王が皇帝の実子ではないかもしれないと疑っていました。
それというのも、妓女だった允王の生母は、皇帝と床入りする半月前までとある炊事兵と深い仲だったのです。
しかも、允王は半月の早産でした。
楊厚は確かな証拠をつかむべく、炊事兵の捜索を配下に命じました。
その頃、炊事兵こと林広は、官奴婢として都に連行される途中で脱走します。
目覚めた馬摘星は昨夜のことを何も覚えていませんでしたが、馬婧から「郡主は昨日、渤王を狼仔のように扱い 怒らせていました」と教えられます。
この結婚は馬軍にとって重要なのに、早々に失礼なことをしてしまったと悔いる馬摘星。
そこに、渤王府からの迎えが来たとの知らせが入ります。
馬摘星は新たな侍女となった馬婧とともに、渤王府行きの馬車に乗り込みました。
その道中、ボロボロになって弱っている林広の姿を見かけた馬摘星は、林広を馬車に乗せ渤王府に連れて行きました。
7話の感想
このドラマは展開が早くて良いですね!
まさかこんなにも早く、馬摘星と渤王(狼仔)が結婚することになるとは。
馬摘星は渤王=狼仔に気づいていないとはいえ、面影は感じているようなので彼に惹かれるのも時間の問題でしょう。
そしてどうやら、第2皇子の允王は皇帝の実子ではないっぽい!?
たとえ実子ではないとしても、皇帝本人は気にしないと予想します。(狼仔という赤の他人を養子にしたぐらいですから、血筋にはこだわってなさそう)
今のところ允王は人当たりの良い好青年という感じで、柔らかな表情が素敵でした。
8話のあらすじネタバレ
幸いなことに、林広の命に別状はありませんでした。
しかし、素性の分からない人間を連れてくるのは渤王府の掟に反するとして、馬摘星は渤王に咎められてしまいます。
ますます渤王との関係がこじれてしまった馬摘星は、少しでも関係を良好にするため、渤王と彼の配下3人に贈り物を渡しました。
すると、渤王は贈り物をわざとその場で落として割ってしまいます。
一方、第2皇子の実父だと思われる奴婢(林広)が脱走したと報告を受けた丞相の敬祥は、すぐにその男を捕らえるよう配下に命じました。
第2皇子の允王は、正妻の敬楚楚を連れて渤王府を訪問しました。
敬楚楚が馬摘星に挨拶をしに行くと、ちょうど同じ部屋に林広がいました。
敬楚楚を見た林広は感極まった様子で跪き、第2皇子と同じ故郷である自分が料理を振る舞いたいと申し出ます。
その料理を口にした允王は「母の味だ」と感動し、允王府の料理人にしたいと希望しました。
ところがその時、兵を連れた敬祥が押し入り林広を捕縛します。
允王は敬祥に、どういうことかと尋ねました。
敬祥は「あの男は、あなたの実父を名乗る者です」と耳打ちします。
8話の感想
*BS版とは話数のズレがあります
狼仔はいまだに、馬摘星を薄情な裏切り者だと誤解しているようですね。
馬俊に吹き込まれた嘘を信じているんだろうけど、奴をそんなに全面的に信じないで~~と思ってしまいます。
ただ思い返してみると、馬摘星は狼仔を突き放すためにかなりひどい言葉を浴びせていたので、狼仔からすると どうしても馬摘星がひどい女に見えてしまうのかも。
しかも前回、酔った彼女にまたひどい言葉を言われましたし。
とはいえ、贈り物を落として割るのは馬摘星が少し可哀想でした。早く2人の誤解がとけると良いのですが。
一方、侍女の馬婧は文衍を気に入ったようですね。文衍にロックオンする様子がコミカルで面白かったです。
9話のあらすじネタバレ
渤王と馬摘星は、林広の件で皇帝楚馗から呼び出されます。
宮中に到着すると、楊厚、敬祥(丞相)、允王も集まっていました。
楊厚は、自分が牢に駆けつけたときには林広は自害していたと皇帝に報告し、何か裏があるのではないかと匂わせます。
対して敬祥と允王は、林広が允王を暗殺しようとしたと主張しその証拠を提出しました。
皇帝は表向きは敬祥たちの言い分を信じ、林広を招き入れた馬摘星には3日3晩 跪く罰を、渤王には減給の罰を与えます。
しかしその裏で、皇帝はひそかに林広の死の真相を調べるよう渤王に命じました。
その命令を受け、渤王は配下たちに丞相府を見張らせました。
その結果、林広が允王の実父を名乗ったために口封じで殺されたことが判明します。
3日3晩 跪く罰を与えられた馬摘星は、太廟の前で跪き続けました。
このまま続ければ命が危ないと思った侍女の馬婧は、渤王に助けを求めます。
「郡主はかつて、狼仔という友人を救おうとして義兄に足を折られたんです。狼仔をひどい言葉で突き放したのも狼仔を守るため。このまま跪き続ければ二度と歩けなくなってしまいます」
それを聞いた渤王は、すぐに馬摘星のもとへ駆けつけ渤王府に連れ帰ります。
しかし翌日、勅命に背いて連れ帰ったことを皇帝に咎められてしまいました。
渤王は釈明して許された後、林広の死の真相を皇帝に報告します。
「つまり、允王は朕の血を引いておらず、口封じのために林広を殺したのか」
するとちょうど、允王と敬祥が皇帝に謁見しにきました。
自供しにきたかと思いきや なおも欺こうとする2人に皇帝は激怒し、丞相の職務を楊厚に任せると言い放ちます。
9話の感想
ようやく渤王の誤解が解けました!本当に良かった!
これでやっと、馬摘星と渤王の仲睦まじいやり取りが見られるかと思うと今から楽しみです。
ところで、允王は林広を殺したのでしょうか?殺していないにしても、口封じに加担した可能性は高いですね。
そして、特に罪悪感を抱いている様子もないことから、允王は悪役ポジションなのかもしれません。
第一印象が良かっただけに、少し残念。
10話のあらすじネタバレ
馬摘星に対する誤解が解けた渤王は、立ち入り禁止の特別な部屋に彼女を招いて酒を振る舞いました。
酔った馬摘星は、狼仔への罪悪感と慕情を涙ながらに告白します。
渤王はそんな彼女を抱きしめ額にキスをしました。
後日、皇宮の太医に馬摘星の足の古傷を診てもらいましたが、どんな名医でも治すのは困難で、再び負傷すれば根治は望めないと言われます。
直後、皇帝から呼び出された渤王は馬摘星を先に帰して皇帝のところへ。
すると、第2皇子の允王も来ていました。
皇帝は允王に、5日後に迄貚国の公主を迎えることになっているから、渤王の補佐役として公主を接待しろと命じます。
10話の感想
渤王の誤解が解けたことで、ようやく2人の間に流れる空気感が柔らかくなりました!
心なしか、渤王の表情も優しくなった気がします。
かつて、彼がまだ狼仔だった頃は、まるで子どものようだったからか 2人の間にドキドキ感はあまりありませんでした。
それが今や大人の男女となり、お互いにドキドキしている姿が新鮮です。
このまま穏やかな日々が続いてくれれば良いのですが、きっとそうはならないのでしょうね。
渤王はまだ狼仔だと明かしていませんし、馬府襲撃の件も馬摘星をだましたままですから……。
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