【俺の話は長い】3話ネタバレ。
屁理屈男を囲む家族の絆を描いたホームコメディドラマ!
父親の墓参りで、家族の本音がぶつかり合い?
この記事では、【俺の話は長い】3話のネタバレと、ミニ情報をご紹介します。
前回までのあらすじ
“屁理屈×言い訳×自分勝手”で実家に寄生する無職でニートの岸辺満(生田斗真)。
6年前に珈琲屋を立ち上げるも失敗し、今は母・房枝(原田美枝子)と実家でほのぼのと暮らしていました。
そんな中、綾子(小池栄子)たち家族が家の改装の為、半年間岸辺家に仮住まいすることに!
兄妹喧嘩は絶えないものの、満のおかげ(?)で不登校だった春海(清原果耶)は学校へ行くようになり、仲良く暮らしています。
2話では、ついに満が大事にしていた珈琲店の道具を一式手放しました。
珈琲店の再企業に未練がありそうなものの1歩前進できた満は、今度はちゃんと定職に就くのか?
【俺の話は長い】3話ネタバレ
其の五 カボチャと喫茶店
光司(安田顕)から相談があると言われいつものバーに連れ出された満。
光司はなんと、春海が片思いをしていた陸とメル友になったというのです。
呆れる満ですが、何か面白いことを送りたい光司は、バーにあるカボチャの被り物を被った写真を送ってしまいました。
その頃房枝は、喫茶店の常連・薗田(本多力)から貰ったカボチャを使ってハロウィン特別メニューをサービスすることにします。
古本屋の牧本(西村まさ彦)たちに手伝ってもらいながらハロウィン用に店の装飾をしていると、ものすごい見幕で満が店に乗り込んで来ました。
「ハロウィンに手を出すことを軽く考えすぎてない?」
ハロウィンに恨みでもあるかのように猛反対する満ですが、実はこれには魂胆が……。
房枝がもらったカボチャは1玉2500円ほどする高級カボチャであり、そのことを知った満は転売して稼ごうとしていたのです。
満の魂胆を知らない房枝は、そんなに言うならハロウィンという名目にしないでカボチャ料理だけ出すことを提案します。
ただ真の目的はカボチャを手に入れることである満は、「W杯の時に日本代表のユニフォームを着てるのに、『一切便乗してません。』って言って通用する?」と必死で訴えます。
しかし、満の様子があまりにおかしいと思った牧村と薗田は、満の魂胆を見破りました。
自分がしようとしていることを言い当てられた満は動揺しますが、親父のポリシーに反するとまだハロウィンに反対します。
そこで、ハロウィンの1週間後にサービスでカボチャの煮付けを提供することで、双方合意することができました。
後日、牧本にカボチャの煮付けを届けに来た房枝。
満は本当にカボチャを転売するためにハロウィンを阻止したのか牧村が聞きました。
房枝はそれもあるかもしれないが、父親のポリシーを守ろうとしたのも本当だと思うと答えます。
というのも満は過去に父親と大喧嘩をした時、二度と喫茶店の洗い場に立つなと言われていたのです。
家の台所と喫茶店の洗い場がつながっているにも関わらず、父が亡くなった今でも外を回って喫茶店に来ている満は、その日の父との約束を守っているのでした。
父親とは違うやり方で珈琲店を成功させたかった満は、自分の店を持つことで父親に認めてもらいたかったのです。
また、なかなか子離れできない房枝に満がいて助かることは何か聞くと、房枝は強いていうなら車を出してくれることと答えました。
房枝に気がある牧本は、その後房枝のために運転免許を取りに行ったのでした。
其の六 酢豚と墓参り
三者面談と買い物の約束を綾子にすっぽかされた春海はご立腹。
綾子がいない夕飯の席で、満・春海・光司は綾子の悪口を言い合いました。
日曜日、昨日の埋め合わせをするため綾子・光司・春海はデパートに買い物に行き、満と房枝は父親の墓参りへ行きます。
すると、たまたまガソリンスタンドで給油している満の姿を見かけ、そのまま花屋まで尾行し、綾子は満が捨てたレシートをこっそり持ち出しました。
同じ頃、満は房枝にガソリン代+花代として5千円を房枝に請求していました。
月命日にも関わらず、墓参りに来ない綾子に苛立つ満はご機嫌斜め。
綾子から父が生前好きだった中華料理屋でみんなで夕食に行くことを提案しますが、満はどうも気に入らない様子で、一口も手をつけません。
話題は満が処分した段ボールについて。
満の進歩に房枝や光司は讃え、満はドヤ顔するも、それで満足してないよね?と綾子は突っかかります。
「じゃあ仕事探し始めたら褒めて、履歴書の写真撮ったら祝杯あげて、面接行ったら赤飯でも炊けっていうの?」
続けて綾子が話題に出したのは、今日の墓参りの費用について。
房枝に5千円を請求したものの、本当はガソリン代+花代で3500円未満だったことを綾子は明るみにします。
しかし、満は開き直り「姉ちゃんのなのが最低か教えてやろうか?ガソリンスタンドと花屋まで尾行してきたくせに、墓参りには尾行してこなかったことだよ。どうせなら墓参りまで尾行して欲しかったよ。親父が可哀想だね。」と反論。
ただ、“親父が可哀想”という言葉に綾子はカチンと来ます。
綾子は父親が入院していた当時、女の人のヒモでありながら見舞いに1度しか来なかった満を非難します。
そして、30歳を過ぎても母親に小遣いをせびっている現状をどうにかしろと涙を流しながら訴えます。
そんな綾子に房枝は、春海を産んでくれた綾子に感謝していたことを伝えました。
少しの沈黙の後、「言っとくけど、この店で親父が好きだったのは酢豚じゃないから。酢豚のタレをかけたチャーハンですから〜。」と言って、酢豚のタレに手を出します。
満に続くように、家族みんなでチャーハンに酢豚のタレをかけて食べるのでした。
帰りの車の中、満は父親の入院中に満が飼っている亀の名前で盛り上がったことを思い出して、懐かしい気持ちになりました。
【俺の話は長い】3話感想
前回までとは少し違い、ちょっぴり切なく、ちょっぴりしんみりするようなエピソードでした。
綾子は会社では、弟がニートであることを隠しているようでしたね。
満の父親は満にきつく当たったことを死ぬ間際まで後悔しており、その言葉を聞いた綾子はずっと気にしていました。
だからこそ、綾子は必死で満を定職に就かせたいのではないでしょうか?
満も綾子の言葉に少しグッときている様子でしたし、このままいい流れに進んでくれればいいなと思います!
“長い”ケーキで誕生日サプライズ!
クランクインから1ヵ月後、主演・生田斗真さんの誕生日サプライズが現場で敢行されました!
生田斗真さんの前に現れたのは、3mもの“長い”誕生日ケーキです。
25本ものろうそくを消した生田斗真さんはスタッフに感謝し、引き続き撮影を頑張るよう現場を鼓舞しました。