【アウトランダー】シーズン1のまとめ。
夫との2度目のハネムーンの最中、ストーンサークルの石に触れた途端200年前にタイムスリップした主人公。
壮大な景色と歴史の背景で渦巻く愛の物語【アウトランダー】シーズン1全話をまとめてみました。
【アウトランダー】シーズン1あらすじ
戦争が終結し、従軍看護婦だったクレア(カトリーナ・バルフ)は歴史学者の夫フランク(トビアス・メンジーズ)と、2度目のハネムーンでスコットランドのインヴァネスを訪れます。
夫が、ウェイクフィールド牧師の元で自分の祖先ジャック・ランダルについて調べを進めている間、クレアはひとりでストーンサークルの遺跡で花を摘んでいました。
すると突然、ゴーという音とともに風が吹き始めます。
クレアは異様な雰囲気を感じ、風の音を出す石に触れてみました。
気が付くと草むらの上に倒れていたクレア。
怖くなってフランクの元に戻ろうとしましたが、乗ってきたはずの車が見当たりません。
仕方なく、歩いて戻ろうとしたところでジャコバイトの反乱に巻き込まれます。
初めは映画の撮影現場に紛れ込んだと勘違いしましたが、その後クレアはこれは現実だと知ることになるのです。
【アウトランダー】シーズン1のまとめ
ジェイミーとクレアの結婚
クレアは、フランクにそっくりなイングランド軍将校のジョナサン・ランダル(トビアス・メンジーズ)に乱暴されそうになったところ、ジャコバイトのマータフ(ダンカン・ラクロワ)に助けられ、隠れ家に連れて行かれます。
その時、ジェイミー(サム・ヒューアン)という青年の脱臼した方を直したものの、イングランド軍のスパイではないかと疑われ、リアフ城へと連れて行かれました。
リアフ城主のコラム・マッケンジー(ゲイリー・ルイス)から”客人”としてもてなすと言われたものの、素性がハッキリわかるまでは帰らせることは出来ないと、リアフ城の治療師という名目で事実上囚われの身となったのです。
周りから白い目で見られる中、ジェイミーは何の疑いもなくクレアに接してくれました。
その一方で、ゲイリス・ダンカン(ロッテ・ファービーク)と名乗る女性と出会い仲良くなります。
そんな中、クレアはジョナサン・ランダルと再会。
ランダルは執拗にクレアを狙ってきました。
そこでコラムの弟ドゥーガル(グレアム・マクタヴィッシュ)は、クレアの逮捕を避けるためにクレアとジェイミーを結婚させてはどうかと提案します。
ジェイミーは結婚を承諾しましたが、クレアは夫がある身でありながらの結婚に迷いました。
しかし身を守るには、自分がスコットランド人になるしか方法はないと決断し、ジェイミーの妻となったのです。
魔女裁判
ジェイミーと結婚したものの、クレアには困難が待ち受けていました。
リアフ城の家政婦長フィッツの孫リアリーは、ジェイミーに憧れていましたが結婚したことで怒りの矛先がクレアに向いてしまいます。
クレアに冷たく当たったり呪いを掛けようとしたりしましたが、最終的にはクレアとゲイリスを魔女だと訴えたのです。
2人は捕えられ魔女裁判にかけられます。
その頃ゲイリスはドゥーガルの子供を身ごもっていましたが、クレアを庇って自分だけ火あぶりになることに……。
裁判でゲイリスは、20世紀で注射した天然痘の予防接種の痕を”悪魔の印”と言い、自分は魔王の妻となったとひとりで罪を被ります。
この印を見たクレアは、ゲイリスが未来から来たのだと初めて知りました。
クレアはジェイミーに助け出され、その後自分が未来からタイムスリップしてきたとを話し、ジェイミーはクレアを”彼女の時代”に戻そうとストーンサークルに連れて行きますが、クレアは18世紀に残ることを決めたのです。
ラリー・ブロッホからフランスへ
魔女裁判のこともあり、ジェイミーはクレアを故郷ラリー・ブロッホに連れて行くことにしました。
ラリー・ブロッホでは、ジェイミーの誤解で姉ジェニーといきなり喧嘩になり、ジェニーがクレアを娼婦呼ばわりするなど、しょっぱなから揉めてしまいます。
ジェニーはクレアがイングランド人であることや、お尋ね者のジェイミーがラリー・ブロッホに腰を据えるのが気に入らない様子でしたが、村人たちは領主の帰還を喜びました。
しかし、ジェイミーはタランというウィッチのリーダーと知り合い、地代徴収泥棒に加担したのが原因でイングランド軍に捕えられてしまいます。
そこでクレアは、マータフと一緒に旅をしながら彼の行方を探すことに。
何日も何日も、行く先々で芸を披露して日銭を稼ぎながらジェイミーの情報を集めました。
するとその途中、アクナシーンの近くで伝言を預かったという男から「急いでグレン・ロワンへ行け」と言われます。
アクナシーンはジェイミーもマータフも知っている場所、伝言をよこしたのはジェイミーだと気づいた2人は、その足でグレン・ロワンへと急ぎました。
ところが、伝言をよこしたのはドゥーガルで、ジェイミーがウェントワース刑務所に収監され3日後に絞首刑の判決が下ったことを知らされます。
そこでクレアとマータフは、ルパートやアンガスなどハイランダーたちに協力を求めジェイミー救出を計画しました。
ジェイミーはまだ処刑されてはいませんでしたが、この時点で彼はジョナサン・ランダルの慰み者にされていたのです。
助け出したジェイミーは、以前のような自信はなくなり、ただ死だけを考えるほど人が変わっていましたが、クレアによってその自信を取り戻しマータフとクレアの3人でフランスに行くことにしました。
【アウトランダー】シーズン1の感想と見どころ
過去にジェニーがランダルに襲われたことがありましたが、彼はジェニーに手を出しませんでした。
それは彼が同〇愛者であり、女性に興味が無かったからでランダルが愛していたのはジェイミーだったことが分かります。
ランダルはジェイミーに鞭うちをした時に、何とも言えない感情を抱いたようです。
だからジェイミーの妻であるクレアに敵対心をむき出しにしているのだと納得します。
また、ジェイミー脱出の際、ランダルは牛の下敷きになって死んだとなっています。
20世紀のクレアが18世紀で生きることは苦難ばかりでしょう。
医療も18世紀のものを使用して20世紀の治療を行う訳ですし、やり過ぎれば魔女と呼ばれてしまいます。
ただ、暴走したり気の強さが災いして、ジェイミーの足を引っ張る原因になることもあります。
さらにクレアはフランス行きの船の中で、”妊娠”していることを告げました。
シーズン2の舞台はフランスで波乱万丈はまだまだ続きます。