【アウトランダー】シーズン2のまとめ。
ジェイミーとクレア、マータフの3人は新天地フランスへと到着しました。
シーズン2冒頭は、クレアが20世紀に戻って来た場面が描かれ、彼女がいつの日か”本来生きるべき時代”へと戻ってきます。
ただ、これはまだ先の話。
フランスでは早々に、ジェイミーとクレアは新たな問題に直面します。
【アウトランダー】シーズン2あらすじ
クレアは、18世紀のドレスのまま20世紀に戻ってきていました。
呆然としながら歩いているところ、通りがかった車の男性に声を掛けられ「今は何年か、カローデンではどちらが勝ったのか」と詰め寄ります。
「イングランドだ」という答えに、クレアはジェイミーの死を確信したのか、その場で泣き崩れました。
そして、クレアが戻ったという知らせを貰ったフランクは、彼女が診察を受けている病院で再会します。
フランクがクレアに近づこうとしますが、クレアはジョナサン・ランダルの記憶から咄嗟にフランクを避けてしまいました。
クレアが戻ってから1週間。
どこにいたのか、何をしていたのかも話さず、ただ歴史本を読みあさってジェイミーのことを調べていました。
さらにフランクは、クレアが着用していた服を友人に鑑定してもらいます。
友人からは、18世紀のスコットランドで女性が来ていた本物の服で、こんな貴重なものをどこで手に入れたのかと聞かれました。
フランクもウェークフィールド牧師も、クレアが過去にタイムスリップしたとは信じていませんでしたが、唯一グレアムさんだけは信じてくれたのです。
クレアはフランクに、お腹にジェイミーの子を妊娠していると話すと、フランクは苦悩しながらも父親になることを選択し、すべてを受け入れアメリカ・ボストンで新しいスタートを始めることにしました。
【アウトランダー】シーズン2まとめ(前編)
新天地フランス
新天地フランスに降り立ったジェイミーとクレア、マータフの3人。
まずは宿でくつろぎ、今後のことを考えました。
「もし本当にイングランドとスコットランドが戦争になるなら、ジャコバイトを勝たせる方法を探す」というジェイミーにクレアは、知っていることだけを話します。
・チャーリー殿下がスコットランドでジャコバイト軍を立ち上げる。
・はじめは勝ち進む
・どんな戦術を取ったのかは知らない
・イギリス軍がどこにいたのか、どうして勝ったのかもわからない
・分かっているのは1746年4月にカローデンムーアで決着がつく
・ジャコバイトは全滅し、イングランドはハイランドの文化を滅ぼす。
手がかりが少ないものの、チャールズはフランスに滞在しているからすでに歴史は始まっている。
そこで2人は、チャールズがスコットランドに向かう前にジャコバイトの動きを探ることにしたのです。
3週間後、ジェイミーはフランスの友人ジャレドに、ジャコバイトの指導者を紹介してもらうことになり、さらに彼がいない長期間の間ワインの商いを任せられます。
その間、ジャレドの屋敷に住まわせてもらうどころか、利益の35%を報酬としてもらえることになりました。
ここからカローデンの戦いを勝利へ導く計画を進めることになります。
後日、サン・ジェルマン伯爵の船の船員が天然痘を発症。
伯爵は内密に処理しようとしていたものの、クレアが事を荒立て港中に噂が広まり結果として伯爵は船を失ってしまうことに……。
これにより伯爵はクレアを恨み、2人は敵対することになります。
ジャコバイトの反乱を止めろ
ジェイミーは、ランダルに受けた戒めの地獄から抜け出せずに、悪夢にうなされる日々を送っていました。
そして1745年パリ。
クレアは薬草店を営むマスター・レモンを訪ねます。
マスター・レモンはサン・ジェルマン伯爵とは敵同士で、クレアとはすぐに打ち解け合いました。
その後ジャレドから、ジャコバイトの指導者ではなく直接チャールズ殿下に会える手筈を整えたとの手紙が届きます。
面会場所はマダム・エリースの館(娼館)。
ジェイミーとマータフは殿下と謁見し、ジャコバイトの反乱を留まるよう説得しましたが殿下は”スコットランドに光を与えるのは神が自分に与えた使命”だと、考えを変えるつもりはありませんでした。
チャールズ殿下の父は、名誉革命によってスコットランドを逐われたため、彼は幼少時代イタリアで過ごしていたのでスコットランドに行ったことはないようです。彼がフランスにいるのは、ジャコバイトの反乱を起こすための資金を獲得するためでした。
フランスの大蔵大臣・デュヴェルネ伯爵からの支持を得られれば資金が手に入ってしまう、ならば資金が入るのを阻止すればいいとジェイミーたちは考えます。
するとクレアは、反乱が娼館で計画できるなら宮殿で止められるはずだと、ヴェルサイユ宮殿に招かれる策を取るのです。
豪華絢爛、ヴェルサイユ宮殿
宮殿に招かれることになったジェイミーとクレア。
ジェイミーはマータフと、フランス国王の”便秘”の秘訣にパリッチを紹介し、クレアはデュヴェルネの勘違いから2人に近づくことができました。
しかし、クレアが宮殿でサン・ジェルマン伯爵と偶然再会し、伯爵から紹介されたランダル大尉の弟アレックスから、大尉が生きていると聞かされます。
さらに、クレアはメアリーという若い女性と知り合い、彼女がフランクの祖先であることに気づきました。
もし、ウェントワース刑務所でランダルが死んでいたなら、フランクは存在しないはずだとクレアは薄々感じていましたが、現実から目をそらしていたようです。
一方で、ジェイミーはデュヴェルネ伯爵とチャールズを合わせ、資金提供しないようにする作戦が失敗。
デュヴェルネは、ブリテン王朝復活の暁にはフランスと同盟を結ぶというチャールズの提案に乗ってしまいます。
【アウトランダー】シーズン2まとめ(後半)
・ジェイミーは、マダム・エリースの館で盗みを働いていたファーガスを引き取る
・クレアはランダルが生きていることをジェイミーに打ち明ける
・ジェイミーとクレアは、マータフにクレアが未来から来たと打ち明ける
・ランダルと再会したジェイミーは決闘を申し込み、止めに行ったクレアは流産する
・アレックスは病に掛かり、ランダルは弟を助けてほしいと恥をさらしてクレアに申しでる
・メアリーはアレックスの子を身ごもっており、アレックス亡き後ランダルは弟の最後の願いを聞き入れ、メアリーと結婚する
・チャールズは資金を集めることに成功し、結果としてジャコバイトの反乱が起きてしまう
・カローデンの戦いの備え、ジェイミーとクレア、マータフたちはスコットランドに戻る
・戦いは避けられないと決意したジェイミーはクランを集め、戦いに備える。
・クレアが再び妊娠していることが分かり、ジェイミーは妻と子を助けるためにクレアを20世紀に戻す
・クレアが20世紀に戻ってから十数年後、ロジャーとブリアナの調べで、ジェイミーがカローデンの戦いで生き延びていたことを知る。
【アウトランダー】シーズン2の感想
シーズン1とは違い、豪華絢爛なシーンが堪能できました。
特に、真っ赤なドレスに身を包んだなクレアはとても美しく、ヴェルサイユ宮殿のパーティでもひときわ目を惹いたりと、スコットランドでは見られないシーンはシーズン2最大の見どころと言えます。
ジェイミーはフランスに”旧友”も多くいるようで、アナリスという女性を取り合ったこともあるような……。
まさかここでランダル?という驚きの展開だったり、アレックスという弟がいたりランダルの違う一面も垣間見ることが出来ました。
彼がどれほど弟を愛していたのか、クレアに「頼む」と頭を下げたこと自体が奇跡でしょうね。
結果として、カローデンの戦いを阻止することは出来ず”歴史は変えられない”と痛感した2人。
シーズン3では、クレアの20世紀での暮らし、フランクとの距離感や苦悩などが中心に描かれていきます。