『アウトランダー』シーズン4第7話ネタバレ。ダイアナ・ガバルドン原作の小説をドラマ化した『アウトランダー』シーズン4第7話では、クレアとジェイミーの娘ブリアナが両親に大切なことを伝えるため1700年代にやってきました。真冬の大草原を何日も歩き続け、ついには倒れこんでしまう……。
シーズン4第7話あらすじ
ブリアナとロジャーの危険な旅
ブリアナのタイムイトラベルを知ったロジャーは、彼女を追ってストーンサークルを通り抜ける決断をしました。
一方で、すでにストーンサークルを通り抜け、雪が残る大草原を何日も歩き続けていたブリアナは、疲労と空腹が重なり途中で倒れて気を失ってしまいます。
数時間後、ブリアナは暖かい部屋のベッドの上で目を覚ました。森で横たわって冷たくなっていたから、家に連れて帰ってきたという女性はなんとリアリー。
リアリーは、ブリアナの素性を知らないまま人助けをしていたのです。リアリーは、暖かい食事を提供し、好きなだけ居ても構わないとブリアナに優しく接します。
ブリアナは数日間リアリーの家で世話になり、その間に前の夫の話を聞かされたりしましたが、ジェイミーやクレアという名前は一切出ません。
その頃、ブリアナを追ってきたロジャーは、カロライナに渡るための船を探していました。停泊している船の船長を探して交渉しますが、船員はいらないと断られてしまいます。
それでもロジャーは諦めず、なまば強引に船員として乗せてもらうことに……。ところが、ロジャーが頼んだ船長とは、ジェイミーやクレアを裏切ったあのスティーブン・ボネットだったのです。
ブリアナの素性を知ったリアリーは?
ブリアナは泊めてくれたお礼に、前の旦那がいた時から壊れていた戸棚を修理していました。その時に、リアリーの口から”ラリー・ブロッホ”という名を聞き、ブリアナは「母の親戚がそこにいる」と嬉しそうに話します。
しかし、ブリアナの母の名がクレア・フレイザーだと知ったリアリーは、手のひらを返したように冷たい態度に……。さらにリアリーは、ブリアナがジェイミーやクレアに言われてリアリーの家にやってきたのだと言い出す始末。
逆上したリアリーに恐怖を感じたブリアナは、すぐに荷造りをして逃げ出そうとしましたが、リアリーはブリアナも魔女だといい部屋の鍵をかけて閉じ込めてしまったのです。
そんなブリアナを助けてくれたのが、リアリーの次女ジョーニーでした。ジョーニーはブリアナを馬車でラリー・ブロッホまで送り届けてくれたのです。
ラリー・ブロッホではイアンが優しく出迎えてくれ、港まで送り届けてくれます。ブリアナが船に乗る手配をしようとしている時、ジョゼフをいう男性に声を掛けられ、娘を使用人として一緒に連れて行ってほしいと言うのです。
娘に二度と会えなくなっても、娘が辱められなければ本望だと……。こうしてブリアナはリジー(エリザベス)という共を連れ2人で乗船したのです。
シーズン4第7話を観た感想
ブリアナが最初に出会った人がリアリーとは、かなり衝撃的な展開でした。ジェイミーやクレアの事が絡まなければ優しい女性なのかもしれませんが、秘めたる情熱が彼女を凶暴にしているようですね。
この時代では、少し変わった人は”魔女”と言われることも多く、クレアやゲイリスも魔女裁判に掛けられたことがありました。リアリーはクレアの時も魔女として通報していたので、今回ブリアナを通報していれば二の舞を繰り返すことになります。クレアに対するリアリーの怒りは、この先もずっと収まることはないでしょう。
また、ロジャーが乗ったのがまさかボネットの船だとは……。きっと船はクレアたちから奪った宝石で購入したのでしょうね。ボネット自身が”悪”なので、今後も絡んでくるのは間違いないでしょう。
この時点では、早くブリアナをクレアたちに会わせたい!っとイラつくところですが、原作ではその後が長いので、再会するのもそう遠くはありません。今のところ、一番気になるのはロジャーの行く末。ボネットの船に乗ってただで済むのか……というところでしょう。
ブリアナがリアリーの家に数日間滞在していいたので、港でロジャーと再会……という展開を期待していたら、なんとすれ違いだったという……。
これもまさにタイトル通り”「運命のいたずら」ですね。しかも、世話になった家がリアリーという、いきなり波乱!?という展開。
クレアだけだったものが、ブリアナやロジャーまで来たとなると、今後はさらに波乱の予感がします。親子の対面も愛する人との再会ももうすぐ。ブリアナと会った時のジェイミーの顔が楽しみです。