【アウトランダー】シーズン5第1話ネタバレ。
シーズン4では、トライオン総督からジェイミーに、世直し団を退治するための兵の収集、そしてマータフを処刑するよう要請があったところで最終回を迎えました。
そしてシーズン5予告では、赤軍服姿のジェイミーが立っている!?
彼は総督側につき、マータフを敵に回すのか!? それとも……。
【アウトランダー】シーズン4までの流れ
再び過去に戻ったクレアは、フランスで20年ぶりにジェイミーと再会。
しかし、ジェイミーが営んでいた印刷屋が火事になったのをきっかけに、スコットランドに戻ることにしました。
ところが、嵐に巻き込まれて船はアメリカ大陸へと漂着。
2ヶ月が過ぎた頃、ジェイミーとクレアは、アメリカへの移住を決意しました。
その日の夜、2人は失った仲間の弔いだと考え処刑寸前で逃亡したスティーブン・ボネットという男を助けます。
翌日、ジェイミーとクレアたちはリバーランで暮らす叔母ジョカスタを訪ねるため船で川を下っていましたが、その途中で盗賊に襲われクレアの結婚指輪を含むすべての金品を奪われてしまったのです。
犯人は、2人が助けたスティーブン・ボネットでした。
その後、ジェイミーとクレアはリバーランに到着。
一方、現代では両親の死亡記事を見つけたブリアナが、2人に知らせようとロジャーに黙ってひとり過去にタイムスリップしていました。
しかし、ブリアナにとって過去への旅は想像以上に過酷だったのです。
さらにロジャーもブリアナを追って過去に向かったものの、2人が再会できるまで厳しい試練に見舞われることに……。
【アウトランダー】シーズン5第1話序章
マータフは、ジェイミーが産まれてすぐエレンに跪いて誓いました。
どんな時もジェイミーの側にいて命令に従い、戦うことがあれば全力で守ると……。
そして、ジェイミーがまだ子供だった頃、エレンは亡くなりました。
マータフは、エレンに誓った時と同じようにジェイミーに跪き、再び誓ったのです。
必ずお前の側にいて守ると……。
【アウトランダー】シーズン5第1話ネタバレ
結婚式
フレイザーズリッジには入植者が増え、スコットランド人の男女が集まって季節ごとに数を増やしていました。
ジェイミーとクレアは、自分たちの家をブリアナとロジャーに譲り、自分たちは別の場所に家を建てている最中。
そう、その日はブリアナとロジャーの結婚式。
沢山のスコットランド人が祝いに来てくれていましたが、そこにはマータフの姿はありませんでした。
*トライオン総督が結婚式に参加していたため。
ジェイミーは、ブリアナとロジャーが誓いの言葉を述べている時、自分たちの結婚式のことを思い出し、クレアと見つめ合います。
式が終わり宴が始まった頃、ジェイミーはトライオン総督に呼び出されノックス中尉と小隊を連れてきていると知らされました。
彼らが来ているのは任務のためで、総督はジェイミーに「悪党が報いを受けるのが見たい」と言い立ち去ったのです。
宴は夜まで続く中、ジェイミーはジョン・グレイ卿から「植民地でボネットが目撃されている」と伝えられました。
ところが、ちょうどその話をブリアナが聞いてしまったのです。
”ボネット”
彼は爆発に巻き込まれたと思っていましたが、ジェイミー曰く「死をすり抜けた」。
その名前を聞いたブリアナは青ざめながらもクレアの元へとたどり着き何ごともなかったかのように振る舞うと、ジェレマイヤ(息子)を抱きかかえました。
一方で、こっそりと納屋に向かっていたジョカスタ。
納屋にはマータフが隠れており、遠目でブリアナの花嫁姿をみていたようです。
そして、夜遅くになっても入植者たちは宴を楽しみ、マータフとジョカスタは納屋で、ジェイミーとクレアは寝ているジェレマイヤを起こさないように、ブリアナとロジャーは初夜を、それぞれが愛を確かめ合っていました。
また、マーサリとファーガスも新しい命を授かったようで、誰もがみな幸せをかみしめていたのです。
国王に対しての誓い
トライオン総督は、結婚式が終わるまではとジェイミーに伝えていないことがありました。
「そろそろ誓いを果たしてくれ」
兵を集めてマータフとその仲間を捕ま、世直し団を根絶させろと言うのです。
出発は1週間以内。
もし断れば、反逆者となってしまう……。
ジェイミーは覚悟を決めた。
スコットランドの戦士の衣装を纏い、入植者たちの元へと向かいました。
枝で組まれた十字架に火を放つと、みんなにこう話します。
ハイランドでは、クランの長は戦いに出向くとき、火をつけた十字架でクランの領土全土にそのことを知らせた。そしてクランの者たちは武器を持って集まった。そうして戦いに備えた。我々は友人で隣人で同郷人だ。クランではないし、俺は長ではない。だが俺は時が来ればここにいるみんなに俺の傍らに立ってほしい。
出典:hulu【アウトランダー】シーズン5第1話「燃ゆる十字架」より引用
皆がそろっている今、ジェイミーは未来に備えて伝えていたのです。
ひとりが誓いを立てると、ジェイミーはロジャーを指名。
ロジャーもジェイミーに誓いを立てました。
ジェイミーはこの儀式で、今いる同郷人たちとの絆を作ろうとしていたのです。
同じ一族としての……。
そして、次に十字架を燃やした時は戦いに出向く時だと告げると、次に息子ファーガスを指名。
その誓いは全員が終わるまで続けられました。
残された十字架はひとつ。
それは戦いの火蓋が切られた時、火を放つことでしょう。
【アウトランダー】シーズン5第1話の感想
シーズン初回と言うことで、結婚式のシーンが半分を占めていました。
幸せな空気が流れる中で、ボネットの目撃情報という不吉な予感。
ブリアナが知っていることは誰も気づいていませんが、この状況の中でトライオン総督との約束も進行するとは、いきなり過酷な状態に陥りました。
さらに、戦いが起こればロジャーも参戦する雰囲気。
ジェイミーが同郷人に誓いを立てさせたのは、まずトライオン総督との約束を守りつつ、その後は反逆に出る構えのようです。
根っからのハイランダー。
そして、いくらフレイザーズリッジを守るためとはいえ、親代わりのマータフを差し出すわけがありません。
どこで、どんでん返しをするのか。
それとも最初から誓いを破るのか……。