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【アウトランダー】シーズン5第3話ネタバレ。
戦いには怪我人が出る。
その時は自分が必要だと、クレアは危険を承知でジェイミーたちの戦いに同行することにしました。
さらにロジャーも大尉として戦いに向かうことに。
ところが、その途中ある問題が起こり……。
【アウトランダー】シーズン5第3話ネタバレ
トライオン総督との誓いを果たすため、ジェイミーは世直し団との戦いに向けて10代から20代までの民兵を収集しました。
怪我人が出た場合のことを考え、クレアも同行することにします。
数十人の民兵を引き連れて移動し、野営を張った翌日の朝。
ジョサイアにそっくりな青年が、食べ物を盗もうとして民兵に捕えられてきます。
ジェミーはジョサイアを連れてきて説明するよういうと、彼らは兄弟でビアズリーという男に買われて奉公していたと言うのです。
ところが、ビアズリーはロクに食事も与えず殴ってばかりだったため、最初にジョサイアが逃げ出して、弟のケザイアを迎えに行くと計画していたと話しました。
状況を聞いたジェイミーとクレアは、ジョサイアとケザイアの契約を”買い取る”ため、ビアズリーの自宅まで向かいましたが家にいたのは妻フランシスのみ。
彼女は夫は死んだと話し、兄弟を好きにしていいといいましたが、後から気が変わられた時のことを考え、ジェイミーは契約書を渡してほしいと頼みます。
するとフランシスは渋々ジェイミーとクレアを家に招き入れましたが、家の中で4匹のヤギを飼っていたため異臭が広がっていました。
しかし、異臭の原因が八木ではないと気づいたクレアは、フランシスが契約書を探している間、無断で2階に上がって行きます。
するとそこには、体に蛆が湧き横たわっているビアズリーがいたのです。
彼はまだ生きていました。
フランシスによると、暴力から逃れようと2階に行くと夫が追いかけてきて、そのまま倒れてしまい放置していたとのこと。
クレアはジェイミーとビアズリーを1階まで運び処置しましたが、彼は助かる見込みはありませんでした。
フランシスは常に暴力を受けていたため、その復讐として動けない夫の足を何度も焼いたり、体を刃物で傷つけたりしていたのです。
助けられたら困る。
彼女はそう言ってビアズリーの首を絞めようとしましたが、ジェイミーが阻止して突き飛ばされてしまいます。
すると、彼女は破水、なんとフランシスは妊娠していたのです。
しかし、産まれた子供は肌の黒い女の子でした。
フランシスは、夫の子供ではないことに喜んでいましたが、その翌日。
彼女は、ジョサイアとケサイアの契約書と、家の権利書、生まれたばかりの赤ん坊を残して姿を消してしまいました。
クレアは、フランシスが子供を自分たちに託したのだと、赤ん坊を連れていくことに。
そしてビアズリー。
彼は自分の最期をジェイミーに託して命を終わらせたのです。
【アウトランダー】シーズン5第3話の解説
当初フランシスは、ジェイミーとクレアに嫌悪感を抱いていましたが、出産を機に心を開き、すべてを話しました。
ビアズリーには4人の妻がいましたが、彼に殺されています。
フランシスは時々、殺された妻の幽霊を見るとのことで、特に4人目の妻メアリーアンは色々なことを教えてくれたそうな。
フランシスはビアズリーにひどく殴られており、ジョサイアとケサイアも同じように殴られていたとのこと。
彼女は彼らに暴力を振るうことはなく、逆に「彼らも幸せになる権利がある」契約書があればすぐに渡したいと話していました。
彼女は、なぜ子供を置いて行ったのか。
それは、愛だけでは子供は生きていけない、子供を産んだからと言って母親にはなれない、馬屋で暮らしていても馬になれないのと同じという理由でした。
その時代、子供を抱えてひとりで生きていくことは大変なことだったのかもしれません。
特にフランシスの場合、生きていく術が分からなかったのでしょう。
【アウトランダー】シーズン5第3話の感想
今回は、フランシスの家でのことが中心に描かれていました。
さらに、ジョサイアの手には”泥棒の烙印”がありましたが、これは弟のケサイアを庇った時のもののようです。
腹を空かせたケサイアが、町でチーズを盗んで見つかったと話していました。
では、なぜ彼らは売られたのか。
かつて、両親と4人の姉妹と船に乗っていましたが、みんな病気で死んでしまい自分たちだけが残ったとのこと。
彼らは病気にかからなかったようですが、これってもしかしたら免疫があるという流れも期待できますね。
クレアは、この時代に存在しないペニシリンを作ろうとしていますが、冒頭ではカビが上手く繁殖せず……なので、ジョサイアとケサイアの状態がヒントになるとも考えられます。
もしペニシリンが出来たとしたら、歴史は大きく変わってしまうのでしょうか。