【アウトランダー】シーズン5第5話ネタバレ。トライオン総督との誓いで、民兵を集めていたジェイミーに世直し団に恩赦が与えられるという情報が入ります。しかし、それはマータフ以外のメンバーのみに与えられるものでした。そんな中、ノックス中尉が取り寄せた手紙が原因でジェイミーは大佐から一転、反逆者の道を進むことになったのです。
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【アウトランダー】シーズン5第5話ネタバレ
歴史を塗り替えたペニシリン
フレイザーズ・リッジに戻ったクレアは、複数のカビからついにペニシリンを見つけました。
しかし、彼女にとってペニシリンは過去の後悔のひとつでもあったのです。
かつて、現代に戻っていたクレアは医師として働いていた際、胆嚢を切除する手術で患者にペニシリンを投与して行いました。
ところが、その後患者はアナフィラキーショックで亡くなってしまったのです。
ペニシリンには5%以下に副作用も起こることは分かっていましたが、助けられなかった命に公開の念が残っていました。
使用前に検査したとしても例外はある。
ましてや、この時代はさらに検査が難しいものでした。
それでもクレアは、少しでも多くの命を救うためにペニシリンを作ることにしたのです。
ジョサイアとケザイアの扁桃腺が膿んでいるため切除が必要だと、クレアは出来上がったばかりのペニシリンを使うことにします。
ケザイアを検査した結果、使用できると判断。
クレアは、ケザイアにペニシリンを注射して扁桃腺を切除しました。
ボネットの影
ロジャーは、ジェミーをあやしている時に宝石箱の中から”珍しい宝石”を見つけてしまいます。
昔の記憶から、その宝石がボネットの持っていたものだと気づきブリアナに尋ねました。
ブリアナは、ボネットが刑務所に入っていた時に一度会いに行ったこと、その時にボネットの子供かもしれないと言ったとロジャーに話しました。
彼女はロジャーが死んでしまったと思い込んで、ボネットに話してしまったと後悔している様子でしたが、ロジャーは納得が行きませんでした。
家を出たロジャーは、狩りという名目で一晩森で考えていましたが、そこに薬草を取りに来たクレアと遭遇。
ブリアナと何かあったと察したクレアは、「真実は時に人を傷つける」と伝え、ロジャーはブリアナの元へ戻って謝りました。
ところが、そこで「ボネットが生きている」ことを聞かされます。
ロジャーは愕然としながらも、ブリアナとジェミーを守るため、親子3人で未来へ戻ることを決心したのです。
大佐から反逆者へ
トライオン総督との誓いにより、意に反して世直し団と戦う民兵を集めていたジェイミー。
それでもジェイミーは、捕えられた世直し団を逃がすなど裏で細工をして助けていましたが、今回、確実にマータフを捕えようとノックス中尉が動き出しました。
マータフの移動の痕跡がないとのことで、同胞が彼を匿っていると睨んだノックス中尉は”アーツミュア刑務所”での囚人の名簿を取り寄せ、マータフの仲間を炙り出そうと考えていたのです。
そんな中、トライオン総督から世直し団に恩赦を与えると言う手紙がノックス中尉に届きます。
ノックス中尉は落胆しましたが、唯一彼を救ったのはマータフが恩赦の対象ではないことでした。
その内容にジェイミーは顔をしかめます。
これからさらに厳しくなると……。
恩赦によりジェイミーに仕事は終わりになりリッジに戻ることになりましたが、その前にノックス中尉からチェスに誘われて1度だけ相手をすることに。
しかし、2人が酒を交わしながらチェスを進めていた最中、ノックス中尉が待ち望んでいた手紙が届きます。
それは、スコットランドから取り寄せたアーツミュア刑務所の囚人名簿でした。
ジェイミーは、最初に「その中にはジェイミー・フレイザーという名前がある」と伝えると、ノックス中尉は「ジェイミー・フレイザーという名前はスコットランドにはたくさんある」と答えます。
それに対しジェイミーは「同郷(ラリーブロッホ)のフレイザーはひとりだ」と言ったのです。
その瞬間ノックス中尉の顔色が変わり、手紙を開くとマータフの姓が”フレイザー”であることに気づいたのです。
ジェイミーは、マータフが自分の名付け親であること、フィッツギボンズがミドルネームであることを伝えました。
ノックス中尉は、ジェイミーが偽の忠誠を誓っていたこと、ヒルズバラの脱獄もすべてマータフのためにやっていたことにやっと気づいたのです。
【アウトランダー】シーズン5第5話の結末
ジェイミーは、マータフは善人だと訴えましたが、もはやノックス中尉の耳には届きません。
それどころかノックス中尉は、「神に誓って使命を果たす・反逆者とは結託しない」と宣言したのです。
このままノックス中尉を生かしておけば、すべてが水の泡になってしまう。
そこでジェイミーは、ノックス中尉を絞め殺してベッドに寝かせ、手紙を暖炉に放り込んで火を大きく細工したのです。
暖炉の火が大きくなると部屋には煙が充満し、ジェイミーは窓から脱出して逃れました。
すぐに赤軍服らが気づいてノックス中尉を部屋から出し、彼の死亡を確認したのです。
そしてジェイミーは、町で拾ったグレーの捨て猫をお土産にリッジに戻っていきました。
【アウトランダー】シーズン5第5話の感想
ジェイミーの化けの皮がニックスによって剥がされてしまいました。
チェスをし始めた頃はまだ、囚人名簿が届いていませんでしたが、チェスの相手をしていたことでトライオン総督に報告されずに済んだと言うことでしょう。
あのままジェイミーが帰ってしまっていれば、手紙はニックスからトライオンへと渡っていたはず。
しかし、この時はバレずに済んだという感じですが、いずれジェイミーとマータフが繋がっていることは知られてしまうような気がします。
ブリアナが、過去にタイムスリップすることになったのが、ジェイミーとクレアがリッジの火事で亡くなるという新聞記事でした。
リッジでは火事が起こることは変えられないとすれば、それはジェイミーの素性が知られることによるもの、もしくはジェイミーが世直し団としてトライオン総督に牙を向けた時ではないかと思います。
元々、トライオン総督への誓いで手に入れたフレイザーズリッジ。
今後、ジェイミーが反逆者としての汚名を着せられることになるのだとすれば、トライオン総督が命じてリッジに火を放つ可能性もあります。
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