逃げるジョンの背後から銃弾が迫る!
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ジョンは、退役しているのでイングランド軍に属してはいないと言っていましたが、ポケットに入っていた「復帰命令」の手紙が原因で現役軍人とみなされてしまいました。
手紙を見る前にジェイミーが帰ってきたので、ジョンは内容を知らなかったのです。これでジョンはスパイ擁護を掛けられ、さらに悪いことに「チャールズ・グレイ少将」の親戚であったことも大きな要因となりました。
グレイ少尉は、パオリで残虐行為を行ったため反乱派は「パオリの恨み」として、ジョンをスミス大佐に縛り首にしてもらうため野営地に連れてきました。
ジョンは野営地で、王立連隊の大尉で現在はアメリカ軍のスミス大佐と再会しました。スミス大佐が裏切っていたことにジョンは驚きを隠せません。絶対に裏切るとは思っていなかったと伝えると、スミス大佐は「心の中は違っていた」と答えます。
そこでジョンは、パオリの件についてスミス大佐に尋ねます。
グレイ少尉の隊は、パオリでウェイン准将の野営地に忍び込みました。その時、火打ち石の花火でバレることを恐れ、すべての銃から火打ち石を外して銃剣を使いました。100人ものアメリカ兵の寝首をかくという残虐な行為を行ったのです。パオリというのはその近くにあった酒場のことで、この件を「パオリの虐殺」と呼んでいるようです。
さらに、スミス大佐はジョンに縛り首はないようなことを話しましたが、野営地で治療していたハンター医師と出会い、スミスの言葉が嘘だったと知らされます。
ハンター医師は、食事を渡しスプーンにナイフを隠し逃げるよう忠告しました。チャンスはその日の夜のみ。ジョンはナイフでロープを切って逃げましたが、すぐにスミス大佐に気づかれ兵に追われてしまいます。そして、背後から銃弾が飛んできたのです。
また、ジェイミーはアメリカ軍の野営地でジョージ・ワシントン将軍に功績をたたえられ、大隊の指揮を任せたいtと言われ、准将に任命されました。
その途中で、ジェイミーは連行されるヤングイアン、そしてレイチェルと出くわします。ヤングイアンはジェイミーが生きていることを喜びながらも連行され、後ろからレイチェルもついていきました。
ジェイミーはウィリアムに「イアンを釈放しなければ野営地に行ってお前の素性をバラす」と脅し、ウィリアムはヤングイアンを釈放させたのです。息子と言えど容赦はしない、それがジェイミーです。
ジェイミーはクレアの元に戻り、一夜のことを聞きました。その時のクレアの思いがしっかり伝わったようで、ジェイミーは怒りの顔から悲しげな顔になります。
そのあとは、お決まりのロマンティックな時間を過ごしますが、この時のジョンは追手から逃げている最中であり、銃弾に倒れているかもしれないと言う状況でした。