ジョンとの再会
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野営地でジェイミーは隊の確認、クレアはテントで民兵の健康チェックをしていました。その時、列に並んでいるジョンを見つけジェイミーを呼びます。
ジョンは自宅に移され、クレアの診察を受けます。自宅はアメリカ軍に占拠されているため、ジョンは自宅で捕虜になっている状態です。
ジョンの目は眼窩の骨折で骨の割れ目に下直筋が挟まって目が動かない状態になっていました。そこにジェイミーもやってきます。
ジョンをワシントン将軍に引き渡せばスパイとして縛り首になるのになぜ来た?と責めるジェイミーに、ジョンは「一度は脱走したが別の民兵につかまって死を逃れるためにアメリカ軍に忠誠を誓ったんだ」と叫びます。
後日、パーシヴァル・ボーシャンがジョンを訪ねてきました。彼はジョンの義弟でした。パーシヴァルは急用を伝えに来たのです。
「リチャードソン大尉がウィリアムを大湿地に送り反乱派にとらえさせようとした。おそらくウィリアムが脱走したと吹聴してパードロー公爵の名を傷つけるのが狙いでしょう」と伝えたのです。
そして今回、「リチャードソン大尉はウィリアムをスポッツウッドのドイツ兵の元へ送る気でいる。ウィリアムが届ける手紙は暗号で”捕虜にしろ”と書かれているというのです。
リチャードソン大尉は危険な男で、拷問する可能性もあるし、ウィリアムの命と引き換えにジョンとハルを脅す気だと助言しました。
パーシヴァルが帰った後、ジョンはジェイミーとクレアに話をします。しかし、現状ではジェイミーは動きが取れません。そこで、いったんジョンを仮釈放にしてイアンと共にウィリアムの救出に向かうことにしたのです。
ブリアナのいる時代
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ブリアナは、子供たちを預けた後ひとりで自宅に戻ってきました。玄関ドアに鍵屋から「また来ます」とのメッセージが張られており、行き違いになったことを悔やみます。
車に戻り上を見え上げると、2階に明かりがついているのを見つけました。ブリアナは車を移動させ、トランクからライフルを取り出すと、木の間からそっと様子をうかがいます。
しかし、人影が見えないことから考えすぎだと思い立ち上がった直後、1階に覆面をした2人の男を見つけたのです。再びライフルを構えると、そこに子供たちを載せたフィオナとアーニーの車がやってきます。
ジェレマイアが車から降りた直後、男たちも家から出てきます。ブリアナは「車に戻って!」と叫びながら発砲し、車に乗り込もうとしますがエンジンがかかりません。
男たちが車のドアに手をかけてくるとブリアナは男の顔面をパンチ!ドアを閉めた瞬間にエンジンがかかり車を走らせました。すると、もう1台車がやってきました。
ロブです。
フィオナたちが戻ってきたのはロブが家で待ち伏せしていて、いろいろ聞かれて危険を感じ逃げ出し、ブリアナも危ないかと思って来たとのこと。
車を必死で走らせロブたちが来ないことを確認し、ブリアナはエンジンのかかりにくさを修理します。そして、子供たちを守るためにも、ロジャーのところへ行く決意をしたのです。
感想
うなぎを食べた時のクレアの表情が何とも言えませんでした。うぅ、、、飲み込めないと言っているような顔が印象的です。マジョラムとローズマリー香るシャンパン酢のゼリー寄せなんてどんな味なんでしょう(笑)
そしてアラベラはなんとハークネスを…。ハークネスがどんな男か知っているからこそ、それを妹にと思うとどうしても我慢できなかったんでしょうね。
頼る当てもない彼女にとって、ウィリアムが唯一の存在だったかもしれません。ウィリアム自身、アラベラに好意を持っているという感じではなく、ただ彼女を娼婦ではなくひとりの女性として見たいという気持ちだと思います。
これから2人がどんな進展を迎えるのかはわかりませんが、ウィリアムは彼女を放っておくことはできないかも。もしかしたらウィリアムの頑なのところをアラベラがほぐしていくのかな?なんて思ったりもしています。
ただ、リチャードソン大尉がウィリアムを狙っています。この男、かなり厄介な人物です。こうやって見ていると、本当に何考えているかわからない人物が上にいるって多いような気もしますね。
イアンとジョンが間に合ってくれればいいのですが……。
というか、ブリアナはまた時の旅人になる!?